おみくじの運勢の正しい順番は?種類と意味・正しい引き方を詳しく解説

おみくじ 順番 運勢 コラム

神社やお寺を参拝した後、授与所でいただく「おみくじ」。

おみくじには運勢と順位が決められていますが、「小吉と末吉はどっちが運勢が良いの?」など、順番が分からなくなることも多いかと思います。

おみくじの種類・順位は寺社によっても異なり、それぞれの運勢に意味があります。

本記事では、おみくじの運勢の順番や種類、正しい引き方を詳しくご紹介します。

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おみくじの運勢の数・順番

おみくじ

おみくじには、「大吉」「凶」など運勢が順番に設定されていますが、おみくじの種類によっても運勢の数は異なり、6〜17種類ほど存在します。
17種類まであるなんて驚きですよね。

最も一般的なのは7種類で、大吉〜大凶までの順位が定められています。

吉・小吉・末吉などの順位は、寺社によって順位が上下することもあるため、おみくじの正確な順番を知りたい場合は、参拝した寺社に直接確認しましょう。

 

運勢の主な種類と意味

おみくじには、さまざまな種類の運勢が存在し、それぞれに意味があります。
代表的な7種類を例にみていきましょう。

大吉 最も良い運勢を示し、現状維持が求められる
安定した運勢を示し、安心して過ごせる時期を意味している
中吉 努力次第で運勢がさらに良くなる可能性があることを意味している
小吉 ささやかな幸せが続くことを意味している
末吉 現状は芳しくない状況を示すが、これから良い運勢に向かう可能性がある
現状の運勢は良くないものの、気を引き締めることで運が開けることを意味している
大凶 現状は最悪の運勢であるが、ここから改善の余地があることを示唆している

おみくじの結果は、単に運勢を把握するだけでなく、これからの生活の指針として受け止めることが大切です。
神様からの助言としてありがたく受け止め、これからの日々に役立てましょう。

「小吉」と「末吉」の違い

「小吉」と「末吉」は、おみくじの中で混同されがちですが、実際には異なる運勢を示します。

「小吉」は無難で平和な運勢を意味し、ささやかな幸せが続くことを示します。

一方、「末吉」は「吉」の中で最も弱い運勢で、現状はあまり良くないが、これから吉に向かっていく可能性を持っています。

小吉 無難で平和な運勢を意味し、ささやかな幸せが続くことを意味している
末吉 現状はあまり良くないが、これから吉に向かっていく可能性を示している

つまり、「小吉」は現状の平穏を表し、「末吉」は未来に向けた可能性を示唆しています。

どちらもポジティブな捉え方ができる運勢ですが、それぞれの意味を理解することで、今後の行動を考える際に役立つでしょう。

 

おみくじの順番

6種類の場合

おみくじ

おみくじが6種類の場合、最も一般的な順番は「大吉」「吉」「中吉」「小吉」「末吉」「凶」です。
多くのおみくじはこの順番ですが、例外も存在します。

例えば、「吉」と「中吉」「小吉」の順番は寺社によって異なる場合があり、「吉」を上位にする神社もあれば、「中吉」を上に位置付ける寺院もあります。

おみくじの意味を理解する上で重要なのは、順番だけでなく、それぞれの運勢の意味を正しく把握し、自分の状況に合わせた受け止め方をすることです。

たとえ「凶」が出たとしても、それは今後の行動次第で改善の余地があることを示唆しており、ネガティブに捉える必要はありません。

おみくじの順番と意味を理解し、日々の生活に活かすことが大切です。

7種類の場合

おみくじが7種類に分類される場合、一般的な順番は「大吉」「吉」「中吉」「小吉」「末吉」「凶」「大凶」とされています。
7種類のおみくじは、多くの神社や寺院で見られます。

ただし、6種類のおみくじと同様に、寺社によっては「吉」と「中吉」の位置が異なる場合もあり、「吉」が「中吉」より上位に位置することがあります。

また、「小吉」と「末吉」の位置づけも異なることがあるため、自分が引いたおみくじの順番に少し違和感を覚えることがあるかもしれません。
こうした違いは、各寺社の伝統や解釈によるものです。

それぞれの運勢の意味をしっかり理解し、その内容に沿って自分の行動や考え方を見直すことが重要です。

この7種類のおみくじは、基本的な指針を示してくれるため、日常生活での心構えとしても役立つことでしょう。

12種類の場合

12種類のおみくじは、「大吉」「中吉」「小吉」「吉」「半吉」「末吉」「末小吉」「凶」「小凶」「半凶」「末凶」「大凶」の順番で構成されることが多いです。

「半吉」や「末小吉」といった中間的な運勢が加わることで、運勢の解釈が難しくなりますが、その分、具体的な行動指針が得られる点が特徴です。

また、「凶」についても、「小凶」「半凶」「末凶」と細かく分類され、凶の程度を把握することで、どの程度の注意が必要かを知ることができます。

一般的なおみくじと比較して、より細かく分けられた運勢を示されるため、より詳細な運勢が知りたい人におすすめです。

これらの詳細な運勢を理解し、自分の状況に合った解釈を行うことで、より適切な行動を取る手助けとなるでしょう。

17種類の場合

おみくじが17種類に分類される場合、非常に細かく運勢が分かれています。

順番は「大大吉」「大吉」「向大吉」「末大吉」「吉凶末分末大吉」「吉」「中吉」「小吉」「後吉」「末吉」「吉凶不分末吉」「吉凶相交末吉」「吉凶相半」「吉凶相央」「小凶後吉」「凶後吉」「凶後大吉」となります。

このように、多様に運勢が細分化されているため、解釈には時間がかかるかもしれませんが、それだけに得られるアドバイスも具体的で豊富です。

特に「吉凶相交」「吉凶相半」など、複雑な運勢は、単に吉凶を判断するだけでなく、状況の変化や自分の行動次第で結果が左右されることを示しています。

また、「凶」の中にも後に吉が訪れる運勢が複数含まれており、困難を乗り越えた先に良い運勢が待っていることを教えてくれます。

この17種類のおみくじは、運勢を非常に詳細に分析できるため、自分の現状や未来を多角的に見つめる助けとなるでしょう。

 

おみくじの内容と意味

おみくじ

おみくじには運勢の結果だけでなく、さまざまな項目に関するメッセージが書かれています。

代表的な項目には、「願望」「恋愛」「待ち人」「商売」「学問」「健康」「住居」「旅立ち」などがあり、それぞれのテーマに応じたアドバイスや予言が記されています。

項目 内容
願望 自分が叶えたい願いごとに関する運勢を示す。大きな夢や将来の目標だけでなく、日常の小さな願いごとにも該当し、願いが叶う時期や方法についてのアドバイスが書かれていることも。
恋愛 恋愛に関する運勢やアドバイスが書かれる。片思いや両思い、結婚に関することまで、恋愛における進展や注意点を示す。パートナーとの関係を深めるためのアドバイスや、新たな出会いの時期についても記載される。
待ち人 自分が待ち望んでいる人物や、今後出会う可能性がある重要な人物に関する運勢。恋愛だけでなく、人生に大きな影響を与える人物との出会いや、待っている人が現れる時期を示唆する。
商売 仕事運や事業運、金運など、ビジネスに関する運勢。商売の成功や失敗、今後の方針についてのアドバイス、売買に関する時期や決断を促す内容が記されている。
学問 勉強や受験に関する運勢。受験等に関することや、学びの姿勢に関するアドバイスがあり、受験生や資格取得を目指す人にとっては、重要な指針となるでしょう。
健康 体調や病気に関する運勢。現在の健康状態や病気の治癒時期に関する予測、健康を保つための注意点などが示される。体調管理や予防に関するアドバイスが得られることも。
住居 転居や新築など、住まいに関する運勢。引っ越しの時期や方角、家を建てるタイミングなどに関する指針が含まれ、住居に関する大きな決断をする際の助けとなる内容。
旅立ち 旅行や外出に関する運勢。遠方への旅行だけでなく、日帰りの外出などにも該当し、どのような旅になるかどの時期に出発するのが良いかなど、具体的なアドバイスが得られる。

おみくじは、自分が特に気になる項目に注目し、その内容を深く考えることで、より良い方向へと導いてくれるものです。

おみくじを引いた際は、これらの内容をしっかりと読み取り、自分の生活にどう活かすかを考えることが大切です。

 

おみくじの正しい引き方

おみくじ

おみくじにも「正しい引き方」が存在します。

おみくじは占いの一種ですが、神社・お寺でいただくものであることには変わりありません。
正しい作法でおみくじを引き、大切に頂きましょう。

  1. おみくじを引く前に参拝する
    神社に参拝し、神様へ感謝の気持ちと、おみくじを引かせていただくお願いを心から伝えましょう。
  2. 具体的な願いごとを思い浮かべる
    「恋愛はうまくいくか」「仕事は成功するか」など、知りたいことを具体的に思い浮かべながらおみくじを引きます。
  3. 左手でおみくじを引く
    左手は「受ける手」といわれ、神様からのメッセージを受け取りやすいとされています。また、
    おみくじを引く際、他のことを考えず、集中して引くようにしましょう。
  4. 内容を読み解く
    おみくじには、単なる結果だけでなく、記されている言葉のひとつひとつに意味が込められています。特に、和歌は神様からのメッセージとして、じっくりと読み解きましょう。
    おみくじの内容を、今の自分の状況や悩みに照らし合わせてみたり、具体的な行動に繋げることも大切です。

 

おみくじに関するQ&A

おみくじを引くのは参拝の前or後?

おみくじは、基本的に参拝をした後に引くようにしましょう。

参拝をする前におみくじを引くことは、神仏への挨拶をせずに占いをすることになり、マナー違反になります。

まずは、手水で清め、二礼二拍手一礼で神仏に挨拶をした後、自分の願いごとを念じながらおみくじを引きましょう。

参拝をして神様に挨拶をした後におみくじを引くことで、神仏への敬意を表し、より正確なお告げを受け取ることができると考えられています。

引いたおみくじは結ぶ?持ち帰る?

おみくじ

引いたおみくじは、神社や寺の指定された場所に結んでも、持ち帰っても問題ありません。

願い事が叶ったお礼として、神様や仏様に感謝の気持ちを込めて結ぶのが一般的です。
また、運勢が良くない場合や不安な気持ちや悪い気を払いたい場合も、おみくじを結ぶことで気持ちを切り替えられます。

おみくじの言葉に励まされたり、今後の指針にしたい場合、持ち帰って時々読み返すのも良いでしょう。
1年後など、節目で寺社へ持ち帰り、お焚き上げに出すこともできます。

どちらにするか迷った時は、自分の気持ちに正直になることが大切です。
おみくじの言葉に特に心惹かれたり、今後の参考にしたいと感じたら持ち帰るのも良いでしょう。

一方、悪いことが書いてあったり、気分転換したい場合は、結ぶのもおすすめです。

凶が出たら引き直しても良い?

おみくじを引いて「凶」が出ると、がっかりしてしまい、つい引き直したい気持ちになるかもしれません。
しかし、おみくじを引き直すことは避けるべきです。

一度引いたおみくじは、その時の自分にとって必要なメッセージが書かれていると信じられています。
また、凶が出たからといって、何度も引き直してしまうと、神様への冒涜と捉えられてしまう可能性もあります。

凶が出たとしても、それは気を引き締めるためのメッセージと捉え、行動に注意を払いましょう。

続けて何回も引くのはNG?

おみくじ

おみくじは、神様からのメッセージであり、その時の自分へのアドバイスや、未来への指針を示してくれるとされています。
そのため、続けて何度も引くことは、一般的に良いこととは考えられていません。

もし、どうしても納得できない場合は、別の寺社で引いたり、時間を置いてから再度引いたりするのも一つの方法です。

しかし、何度も繰り返すのではなく、一度引いたおみくじの言葉に耳を傾け、自分自身と対話する時間を大切にしましょう。

 

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