徳島で初詣!人気&穴場の神社・お寺をご紹介

徳島 初詣 神社 お寺 初詣

神様に昨年の感謝を伝え、新しい年の健康や祈願成就、平安をお祈りする初詣。

徳島県は「お遍路さん」でも有名な四国阿波の国です。
県内には八十八か所霊場のうち、一番札所霊山寺をはじめ24のお寺があります。

また、初詣の参拝者数が30万人を超える大麻比古神社や、初日の出スポットとしても有名な津峯神社など、歴史のある寺社が各地に存在します。

本記事では、徳島県内で初詣を検討している方に向けて、人気&穴場の初詣スポットを詳しくご紹介します。

神社のお焚き上げ_お焚き上げ

古いお守り・縁起物を処分したい。
でも、ゴミとして捨てるのは抵抗がある…

そんな方におすすめなのが、「神社のお焚き上げ」サービスです。

神社のお焚き上げなら、お守りを封筒に入れて神社に送るだけ。
日本三大稲荷の一つに数えられる祐徳稲荷神社で、最短1.5ヶ月で供養・お焚き上げしてもらうことができます。

神社のお焚き上げ の特徴・メリット
 送料無料
金属・陶器・プラスチックなど不燃物も受付可能
神棚・正月飾り・人形・遺品など、お守り以外の物もまとめて受付可能
✅ 
クレジットカード、オンライン決済可

処分にお困りの物がある方は、ぜひ活用してみてください。

徳島県内の初詣来場者数ランキング

1位 大麻比古神社 約30万人
2位 成田山徳島分院 光輪寺
薬王寺
約15万人
3位 津峯神社 約3万人
4位 竺和山霊山寺 約2.2万人
5位 箸蔵寺 約2万人

※参拝者数は、各神社仏閣の発表や情報誌などからの推移値となります

 

初詣で人気!徳島の神社・お寺

大麻比古神社|鳴門市大麻町

大麻比古神社 徳島 初詣

大麻比古神社は、三が日中の参拝者が例年約30万人にのぼる、徳島県有数の初詣スポットです。
阿波国・淡路国の総鎮守として古くから信仰を集めてきました。

御祭神として大麻比古神(おおあさひこのおおかみ)をお祀りしており、地域の人々からは「大麻さん」の愛称で親しまれています。

大麻山の山頂に奥宮「峯神社」があり、御祭神として猿田彦大神(さるたひこおおみかみ)をお祀りしています。

初詣は元日に「歳旦祭」、3日に「元始祭」が行われます。
境内には樹齢千年以上と言われる御神木の大楠があり、右手をかざすとマイナスのパワーを手放すことができ、左手をかざせばパワーをもらえると言われています。

初詣期間 1月1日~1月3日
参拝者数 約30万人(例年)
主な行事/イベント
  • 歳旦祭(1月1日)
  • 元始祭(1月3日)
駐車場の有無 あり

  • 無料駐車場(1000台)
注意事項
  • ご祈祷受付9時~16時
  • 神符守札授与時間7時半~16時半

大麻比古神社
住所:〒779-0230 徳島県鳴門市大麻町板東字広塚13
公式HP:https://www.ooasahikojinja.jp/

 

竺和山霊山寺|鳴門市大麻町

竺和山霊山寺 徳島 初詣

竺和山霊山寺は、四国八十八箇所一番札所として有名な高野山真言宗の寺院です。
景観が美しいことから、「とくしま88景」にも選定されています。

御本尊である秘仏の釈迦如来坐像は、左手に玉を持った坐像で空海の作と伝わっています。

境内には、山門を潜って左手の手水舎を見守るように「縁結び観音立像」があり、水かけ観音としてさまざまな縁を結ぶご利益があります。

正月三が日は「正月護摩祈祷」が行われ、例年2万2千人もの参拝者が訪れます。

本堂だけでなく、亡くなった人を見守り極楽まで案内してくれる13人の仏様を現す「十三仏」、厄除けのご利益がある不動明王にもお参りしましょう。

初詣期間 12月31日~1月3日
参拝者数 約2.2万人(例年)
主な行事/イベント
  • 正月護摩祈祷(1月1日~1月3日)
駐車場の有無 あり

  • 無料駐車場(普通100台・バス10台~20台)
注意事項
  • 山門(仁王門)で合掌、一礼して境内へ入り左手、右手の順で手を洗い、口をゆすぐのが作法です
  • 足が弱っている方は、本堂西側の入り口から本堂へ直接入れます

霊山寺
住所:〒779-0230 徳島県鳴門市大麻町板東塚鼻126
公式HP:https://88shikokuhenro.jp/

 

成田山徳島分院 光輪寺|鳴門市瀬戸町

成田山徳島分院光輪寺は、成田山(千葉県)の分院として、1916年に創建された真言宗智山派の寺院です。
「四国の成田山」「鳴門のお不動さん」などの愛称で古くから親しまれてきました。

不動明王を御本尊としてお祀りし、家内安全・商売繁盛のご利益のほか、瀬戸内海国立公園内に境内があることから、海全般のご利益もあります。

初詣には例年約15万人の参拝者が訪れ、元日の午前0時、2・3日は9時から「初詣護摩祈祷」と「御祈祷法楽」が行われます。

本堂からの景観は見事で、新年を迎えるにふさわしい場所といえるでしょう。

初詣期間 1月1日~1月31日
参拝者数 約15万人(例年)
主な行事/イベント
  • 初詣御護摩祈祷・御祈祷法楽(1月1日~1月31日)
駐車場の有無 あり

  • 無料駐車場(25台)
注意事項
  • 御護摩御祈祷5,000円~/特別大護摩30,000円以上
  • 家でお札を祀る場所がない場合は、御護摩札を預かり1年間お祀りしてくれます(願い置き料10,000円)

成田山徳島分院光輪寺
住所:〒771-0364鳴門市瀬戸町北泊字北泊528-43
公式HP:https://naritasankorinji.main.jp/

 

薬王寺|海部郡美波町

薬王寺 徳島 初詣

厄除けのお寺として知られる薬王寺は、高野山真言宗の寺院で、四国八十八箇所第二十三番札所です。
創建は726年と伝わり、815年に弘法大師・空海が薬師如来像を刻んで伽藍が建立されました。

本堂裏には「肺大師」と呼ばれる祠があり、大師石造の台座正面下部から、常に冷水が流れ出しています。
「瑠璃の水」と呼ばれるこの水は、肺病をはじめ様々な病に効くと言われています。

絵馬堂に据えられている「石臼」は、臼に入れてある香を、真言を唱えながら杵で自分の年齢の数だけつくと、三業の罪悪が破滅し、無病延命のご利益を授かることができると言われています。

初詣は多くの参拝者で賑わい、三が日中、厄除け・家内安全を祈願する「新春祈祷会」が催されます。

境内の眺望は美しく、「四国八十八景(19番)」「とくしま88景」にも選定されています。

初詣期間 1月1日~1月3日
参拝者数 約15万人(例年)
主な行事/イベント
  • 新春祈祷会(1月1日~1月3日)
駐車場の有無 あり

  • 無料駐車場(500台)
注意事項
  • 二十塔になっている拝殿と奥殿は申し込めば堂内参拝可能

薬王寺
住所:〒779-2305 徳島県海部郡美波町奥河内寺前285-1
公式HP:https://yakuouji.net/

 

徳島眉山天神社 |徳島市眉山町

徳島市のシンボルともいわれる眉山(びざん)の山麓に鎮座する徳島眉山天神社。

甲斐武田氏の菩提寺である恵林寺から携えてきた渡唐天神木造を祀ったのが始まりとされ、1809年に現在の場所に境内を移しました。

学問の神様である菅原道真公を御祭神としてお祀りし、県内外から受験生が参拝に訪れます。
境内に座している「知恵の牛」は、さすればさするほど知恵がつくというご利益です。

境内には「日本有数の奇巌として絶妙にして幽玄なる秘物」とされる巨大な陰石があり、それをお祀りする「姫宮神社」があります。
「姫宮さん」の愛称で親しまれ、県外からも多くの女性が訪れる縁結び・安産祈願の人気スポットです。

初詣期間 1月1日~1月3日
参拝者数 約1.6万人(例年)
主な行事/イベント
  • 元旦祭・初詣(1月1日~1月3日)
駐車場の有無 あり

  • 無料駐車場(4台)
  • 近隣コインパーキング
注意事項
  • 1月1日0時~19時/1月2日・3日8時~19時(4日以降通常通り9時半~17時)
  • 徳島駅前地下駐輪場でレンタサイクル利用可能(5時間270円)

徳島眉山天神社 
住所:〒770-0908 徳島県徳島市眉山町天神山1
公式HP:https://www.bizan-tenjinsha.org/

 

徳島城下総鎮守 春日神社|徳島市眉山町

徳島の象徴眉山の東麓、大滝山に鎮座する春日神社は、蜂須賀氏が徳島藩主となって以後、「春日大明神」と称され、歴代藩主の崇敬を受けてきました。

春日大社(奈良県)と同じく、武甕槌命(たけみかづちのみこと)、斎主神(いわぬしのかみ)、天児屋根命(あめのこやねのみこと)、比売神(ひめがみ)の四柱を御祭神としてお祀りしています。

戦勝祈願、安産、試験合格などのご利益があり、神前結婚式が行われることから、良縁成就のご利益もあるとされています。

大晦日は23時より初詣の参拝客を招き入れ、元日の22時半まで参拝することができます。
1月2・3日は7時~20時、1月4・5日は6時半~18時の間で参拝可能です。

初詣期間 12月31日~1月5日
参拝者数
主な行事/イベント
  • 初詣(1月1日~)
駐車場の有無 あり

  • 無料駐車場(20台)
注意事項
  • 御朱印の初穂料は500円
  • 授与品を受け取るのは春日会館1階
  • 御朱印帳は書置きのみの授与(12月31日~1月14日)
  • 時間帯、状況により神門内への入場を調整する場合があります。担当者の誘導に従ってください

徳島城下総鎮守 春日神社
住所:〒770-0908 徳島県徳島市眉山町大滝山1
全国春日連合会 公式HP:https://kasugarengou.jp/list/2016/03/post-354.html

 

忌部神社|徳島市二軒屋町

眉山南東中腹に鎮座する忌部神社は、天日鷲神(あめのひわしのかみ)を御祭神としてお祀りする神社です。

創建は明らかにされていませんが、古代の宮中祭祀を担当した忌部氏に仕えていた、阿波忌部氏の祖神を祀る神社として古くから信仰を集めてきました。

複数の神社が忌部神社の系譜を主張したため所在地論争が起こり、紆余曲折を経て1887年(明治20)に現在の地に遷宮、社殿が新設されました。

天日鷲神(あめのひわしのかみ)は、建築や織物の守護神であり、と伝えられています。ご利益は縁結び、開運が挙げられます。予約制で四柱推命による鑑定がしてもらえるので、占いが好きな方にはおすすめです。

初詣スポットしては穴場ともいえる神社で、街の喧騒から離れた眉山の麓で心を落ち着かせて参拝することができます。

初詣期間 1月1日~
参拝者数
主な行事/イベント
駐車場の有無 あり

  • 駐車場(20台)
注意事項 なし

忌部神社
住所:〒770-0928 徳島県徳島市二軒屋町2-53-1
徳島県神社庁 公式HP:http://awa-jinjacho.jp/shrine/detail.html?id=45

 

王子神社|徳島市八万町

徳島県文化の森総合公園内に鎮座する王子神社は、「猫神さん」という愛称で親しまれ、境内には奉納された招き猫が数多く並んでいます。

王子神社にはお玉という猫が祀られており、その由来となったのが、「阿波の猫騒動」という有名な逸話です。

庄屋の娘・お松は、三左衛門という男に騙され、身に覚えのない罪で捕らえられてしまいます。

お松は処刑される際、自分に罪をかぶせた人達に報復するよう、愛猫のお玉に言い聞かせて亡くなり、以後、三左衛門と奉行のもとに化け猫が現れるようになります。

お松の怨霊を恐れた奉行はこの地にお松とお玉の霊を祀り、後に「願い事をかなえてくれる猫神さん」として信仰を集めるようになりました。

正式な御祭神は、天津日子根命(あまつひこねのみこと)で、開運・良縁などのご利益があります。

猫の絵が描かれた御朱印は月替わりでデザインが変わり、年始から猫好きの参拝者が多く訪れます。

初詣期間 12月31日~1月3日
参拝者数
主な行事/イベント
  • 初詣
駐車場の有無 あり

  • 文化の森総合公園共通駐車場(無料)
注意事項
  • 猫の手おみくじは300円
  • 12月31日23時~1月1日2時
  • 1月1日8時~21時
  • 1月2日は9時~19時、
  • 1月3日9時~18時まで初詣の参拝が可能です

王子神社
住所:〒770-8070 徳島県徳島市八万町向寺山55
公式HP:https://oujijinja.com/index.html

 

雲辺寺|三好市池田町

雲辺寺 徳島 初詣

雲辺寺は、四国八十八箇所霊場の第六十六番札所です。
創建は789年に遡り、弘法大師が建材を求めて山に登った際、心を打たれてお堂を建立したのが始まりとされています。
その後818年に本尊を彫造して仏舎利と毘廬遮那法印(仏法石)を山中に収め、霊場と定められました。

現住所は徳島県ですが、霊場としては讃岐の1番札所に位置付けられており、打ち始めの関所寺となっています。

四国霊場の中で最も高い、標高911mの四国山脈の山頂近くにあることから、「遍路ころがし」の異名でお遍路の難所としても知られています。

霊場は「四国坊」と呼ばれ、四国各地から集まる僧侶たちの学問、修行の道場として栄え、「四国高野」とも称されました。

ご本尊は千手観世音菩薩で、ご利益は長寿、夫婦円満、安産などのご利益があります。

境内には「おたのみなす」というナスの形をした腰掛があり、その前にある石でできた「ナスの輪」を潜ってから願いを込めるとご利益が倍増すると言われています。

初詣は、雲辺寺で初日の出を見ようと大晦日からから多くの参拝者で混み合います。
1月3日には「福もち投げ」というイベントがあり、元旦に次ぐ賑わいとなります。

お守りの種類も多く、4種類の中から自分で選ぶ「叶玉」や、「いぬいぬお守り」が人気です。

初詣期間 1月1日~1月3日
参拝者数 約1万人(例年)
主な行事/イベント
  • 初詣(1月1日~)
  • 福もち投げ(1月3日)
駐車場の有無 あり

  • 雲辺寺ロープウェイ山麓駅駐車場(無料400台)
  • 雲辺寺境内内駐車場(有料・普通車500円・バイク100円)
注意事項
  • 初詣の時期は雪や道路の凍結により危険なので、雲辺寺ロープウェイの利用を推奨しています

雲辺寺
住所:〒778-5251 徳島県三好市池田町白地ノロウチ763
四国八十八ヶ所霊場会 公式HP:https://88shikokuhenro.jp/66unpenji/

 

箸蔵寺|三好市池田町

箸蔵寺 徳島 初詣

箸蔵寺は、828年に弘法大師が開創したと伝わる真言宗御室派の古刹です。

弘法大師が箸蔵の不思議な瑞気(めでたい兆し)に導かれ登ったところ、金毘羅大権現が現れ「箸を挙(あ)ぐる者、我誓ってこれを救はん」というご神託を与えたといわれます。

この地には、讃岐の「こんぴらさんのお祭り」に使われた箸を、箸蔵山に住む天狗が運び納めたという「天狗の箸運び伝説」が語り継がれており、箸蔵寺は「こんぴら奥の院箸蔵山」とも呼ばれています。

弘法大師が刻んだ金毘羅大権現を御本尊としてお祀りし、火災消徐、医療、厄除けなどのご利益があります。

初詣の時期は足元が悪いため、箸蔵山ロープウェイの利用をおすすめします。

徒歩で行く場合は、仁王門から500段ほどの階段を昇る必要があります。
方丈より本殿までの278段には「般若心経」の文字が一文字ずつ刻まれており、「般若心経昇経段」と名付けられています。足腰に自信のある方はぜひ昇ってみてください。

初詣期間 1月1日~1月3日
参拝者数 約2万人(例年)
主な行事/イベント
  • 初護摩祈祷(1月1日~1月3日)
駐車場の有無 あり

  • 箸蔵山ロープウェイ駐車場
注意事項
  • 箸蔵山ロープウェイ(大人往復1,700円・中高生1,250円・小人850円)

箸蔵寺
住所: 〒778-0020 徳島県三好市池田町州津蔵谷1006
公式HP:http://www.hashikura.or.jp/

 

太龍寺|阿南市加茂町

太龍寺 徳島 初詣

太龍寺は、四国八十八箇所の第二十一番札所に当たる、高野山真言宗の寺院です。
標高約600mの太竜寺山弥山の山頂近くに位置する霊場で、八十八札所の中で6番目に高い場所にあるお寺です。

「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と称され、阿波では3番目の難所として「へんろころがし」とも呼ばれています。

大師堂は、御廟の橋、拝殿、御廟が並び高野山奥の院と同じ配列になっていることから、「西の高野」と称されています。

山門(仁王門)の金剛力士像は鎌倉時代の作品で、徳島県内最大最古のものと言われています。

御本尊は弘法大師作と伝わる虚空蔵菩薩像で、幸福・人徳・財力・学力向上などのご利益があるほか、丑年・寅年生まれの守り本尊でもあります。

本堂まではロープウェイで行くことができ、天気が良ければ四国山地の景色を楽しむことができます。

初詣期間 12月31日~1月2日
参拝者数
主な行事/イベント
  • 初詣
駐車場の有無 あり

  • 太龍寺ロープウェイ駐車場(無料・ 普通150台/マイクロバス・大型各10台)
  • 林道側駐車場(500円)
注意事項
  • 参道維持費として500円を納経所
  • 太龍寺ロープウェイ(12月31日8時~16時40分・1月1日6時~16時40分・1月2日8時~16時40分/往復大人2,600円・中高生1,950円・小学生1,300円)

太龍寺
住所:〒771-5173 徳島県阿南市加茂町龍山2
四国八十八ヶ所霊場会 公式HP:https://88shikokuhenro.jp/21tairyuji/

 

立江寺|小松島市立江町

立江寺 徳島 初詣

立江寺は、「四国の総関所」として四国八十八箇所の根本道場といわれた、高野山真言宗の別格本山です。
724-749年ごろに行基菩薩によって創建されたと伝わっています。

光明皇后の安産を祈るために念持仏として行基菩薩が彫造した黄金の「延命地蔵菩薩」をご本尊としてお祀りし、安産祈願のご利益があります。

「延命地蔵菩薩」はわずか5.5㎝と小さいものだったため、この地を訪れた弘法大師が1.9mの大像を彫り、その体内に御本尊を納めたと言われています。

その昔、不義をしたお京という女性が立江寺に懺悔をしに来たところ、お京の髪の毛が逆立ち鐘の緒に巻き上げられて残ったという言い伝えがあります。

境内の一画には「黒髪堂」というお堂があり、その中に「肉付鐘の緒」が納められています。

初詣期間中は多くの参拝者で賑わい、1月2日には「開運大餅投げ」が行われます。

安産祈願の参拝者も多く、授与品の中でも腹帯・腹守がセットになった「安産守り」や、小さなお子様用の「子供御守」などが特に人気です。

初詣期間 12月31日~1月10日
参拝者数
主な行事/イベント
  • 初詣修正会(1月1日~)
  • 開運大餅投げ(1月2日)
  • 黒面大師御開帳(1月1日~1月10日)
駐車場の有無 あり

  • 当山駐車場(普通30台・300円/大型車1,000円)
注意事項
  • 駐車場はあまり広くなく、また道幅も狭いため公共交通機関の利用をおすすめします

立江寺
住所:〒773-0017 徳島県小松島市立江町字若松13番地
公式HP:https://www.tatsueji.com/

 

日峰神社|小松島市

日峰神社は、阿波三峰の一つである日峰山に鎮座する神社です。
創建は750年に遡り、疫病の流行を抑えるため、領主・阿波守が日峰山で火焚き神事を行ったのが始まりと伝えられています。

徳島藩初代藩主・蜂須賀家政公が徳島城築城のための場所を探していた際、日峰山を勧めた家臣に対して「聖域である」という理由で断ったという言い伝えがあり、それ以来、日峰山一帯では樹木の伐採が禁じられています。

御祭神は大日孁貴神(おおひるめのむちのかみ)で、金運上昇のご利益があると言われており、四国有数のパワースポットとして有名です。

その昔、蟹に稲を食い荒らされ困っていた農民たちが、日峰神社に祈願したところ被害が治まったという言い伝えがあり、現在も蟹の絵が描かれた絵馬を奉納する風習が残っています。

初詣の人出はそこまで多くはなく、車でも境内近くまで行けることから穴場スポットといえるでしょう。

初詣期間 1月1日~1月3日
参拝数
主な行事/イベント
  • 新年祈願祭(1月1日~1月3日)
駐車場の有無 あり

  • 頂上広場駐車場
注意事項
  • ハイキングコースはありますが、足元が悪い場合は参拝のみにしておきましょう

日峰神社
住所:〒773-0015 徳島県小松島市中田町西山92
小松島ナビ 公式HP:https://www.city.komatsushima.lg.jp/komatsushima-navi/spots/5160.html

 

津峯神社|阿南市津乃峰町

津峯神社は、津乃峰山山頂にある神社で、古くから地元の漁師や船舶関係、交通にかかわる人々の信仰を集めてきました。
毎年11月に行われる例大祭は、大麻比古神社、二ノ宮八幡神社と並んで「阿波の三大祭り」に数えられています。

御祭神は長寿延命の守護神である賀志波比売大神(かしはひめのおおかみ)です。主祭神としてお祀りしているのは全国でも津峯神社のみとなっています。
1日1人の命を助ける神様といわれ、病気平癒などのご利益があります。

神社西側にある「陣ヶ丸遊歩道」には、神明の窟など5つの岩窟(がんくつ)や、「揺るぎ岩」と呼ばれる、揺すると音が出る不思議な岩があります。

初詣は、景勝地ということもあり初日の出を見に多くの参拝者が訪れます。

初詣期間 1月1日~1月7日
参拝数 約3万人(例年)
主な行事/イベント
  • 大祓式・延命長寿厄除開運星祭・除夜祭(12月31日17時~)
  • 歳旦祭(1月1日2時~)
  • 初祭・祈年祭(1月7日10時半~)
駐車場の有無 あり

  • 津峯スカイライン(250台/普通車600円・マイクロバス1,500円・大型バス2,400円)
注意事項
  • 御祈祷(20分~30分)の受付では要望と祈願料を納めてください。
  • 祈願料3,000円~

津峯神社
住所:〒774-0221 徳島県阿南市津乃峰町東分343
公式HP:https://www.tsunomine-jinjya.info/

 

お松大権現|阿南市加茂町

お松大権現 徳島 初詣

お松大権現は、先に王子神社(徳島市)でご紹介した「阿波の猫騒動」の舞台となった加茂町にある神社で、無実の罪で死んだお松さんを憐れんだ村の人々によって建立されました。

お松の死後、怨霊となった猫を鎮めるため、お松の埋葬にかかわった太龍寺の僧が「義理大権現」の神号を与え、境内に祠を供養したのがお松大権現の始まりとされています。

境内のいたるところで見られる招き猫は、お松の霊を慰めるために奉納されたもので、その数はおよそ1万体以上に上ります。

必勝祈願・合格祈願のご利益が有名で、例年多くの受験生が参拝に訪れます。

拝殿裏側にある「さすり猫」は、自分の体の悪いところをさすると病気を治してくれると言われています。

授与品の中でも特に人気なのが招き猫で、絵馬にも招き猫が描かれています。
御朱印にも猫の社紋が入っており、年始から猫好きの参拝者が多く詰めかけます。

初詣期間 1月1日~1月3日
参拝数
主な行事/イベント
  • お正月祭(1月1日~1月3日)
駐車場の有無 あり

  • 第一駐車場(7台)
  • 第二駐車場(10台)
注意事項
  • 招き猫は左手を挙げているのが人を招く、右手を挙げているのがお金を招くという意味です

お松大権現
住所:〒771-5173 徳島県阿南市加茂町不け63
公式HP:https://www.nekogami.jp/

 

お守り・御札の返納に「神社のお焚き上げ」サービス

神社のお焚き上げ

  • 古いお守り・御札を返納しそびれた
  • お正月飾り、しめ縄をお焚き上げしたい

という方におすすめなのが、祐徳稲荷神社が行っている「神社のお焚き上げ」サービスです。

「日本三大稲荷」の一つに数えられる祐徳稲荷神社(佐賀県鹿島市)では、郵送でのお焚き上げを通年で受け付けており、公式サイトから「お焚き上げキット」を購入し、お焚き上げしたい品物を送るだけ。
最短1.5ヶ月で供養・お焚き上げしていただけます。

お焚き上げの申込手順は以下の通り。

  • 公式サイトから「お焚き上げキット」を購入する
  • キットが自宅に届く
  • お品を封筒(または箱)に入れて送る
  • 神社で供養・お焚き上げが行われる
  • お焚き上げ完了後、「ご祈祷動画」と「お焚き上げ証明書」がメールで届く(郵送も可)

キットの購入にはクレジットカード、Amazon Payなどオンライン決済が利用できるほか、送料も全て神社負担となっており、自宅から簡単にお焚き上げを依頼できます。

「お焚き上げキット」は品物の種類・サイズに応じて様々なタイプがあり、A5サイズ以下の小さめの物であれば、「レタータイプ」のキットで1,980円税込〜依頼可能です。

御札やしめ縄、破魔矢など長いお品には、「ロングタイプ」のキット(3,980円税込〜)がおすすめ。

神棚・正月飾り・人形・ダルマなど、大きい品物をまとめてお焚き上げしたい場合には、「ボックスタイプ」のキット(7,480円税込〜)がおすすめです。

いずれのキットも個数制限は無く、規定サイズ内であれば何点でも引き受けてもらえるので、遺品など他にもお焚き上げしたいものがあればまとめて送りましょう。

多くの寺社では不燃物は受け付けておらず、事前に分別した上で持ち込む必要がありますが、「神社のお焚き上げ」サービスでは、プラスチック・金属・陶器など不燃物も受け付けているので、分別の手間がかからないのも嬉しいポイントです。

お焚き上げしたい物がある方は、ぜひ「神社のお焚き上げ」サービスの利用を検討してみてください。

神社のお焚き上げ_お焚き上げ

 

 

合わせて読みたい