滋賀で初詣!人気&穴場の神社・お寺をご紹介

滋賀 初詣 神社 お寺 初詣

神様に昨年の感謝と、新しい年の健康・祈願成就をお祈りする初詣。

滋賀県には比叡山延暦寺をはじめ、競技かるたの聖地として知られる近江神宮など、由緒ある神社・お寺が数多く点在し、他県からも多くの参拝者が訪れます。

本記事では、滋賀県内で初詣を検討している方に向けて、人気&穴場の初詣スポットを詳しくご紹介します。

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滋賀県内の初詣来場者数ランキング

1位 多賀大社 約50万人
2位 近江神宮
立木観音(立木山安養寺)
長浜八幡宮
約15万人
3位 日吉大社
太郎坊宮(阿賀神社)
約10万人
4位 日牟禮八幡宮 約8万人
5位 建部大社 約7.5万人

※参拝者数は、各神社仏閣の発表や情報誌などからの推移値となります

 

初詣で人気!滋賀の神社・お寺

多賀大社|犬上郡多賀町

多賀大社 滋賀 初詣

「お多賀さん」の名で親しまれる多賀大社は、初詣の参拝者数が滋賀県で最も多い神社です。
創建は明らかになっていませんが、『古事記』に記載があることから、創建はそれ以前と考えられています。

御祭神である伊耶那岐大神・伊邪那美大神は、日本最古の夫婦神で、日本の国土を生み出した「国生みの神様」、また天照大御神を始めとする八百万の神々をお生みになられた「いのちの神様」として崇拝されてきました。

境内には延命のご利益があるとされる「寿命石」や、豊臣秀吉の奉納により安土桃山時代に作庭された池泉観賞式の奥書院庭園(名勝)、入り口には石橋の太閤橋があります。

養老年間(717-724年)には、元正天皇が病の回復を願い、シデの木で作った杓子を神供の米に添えて献上したところ、たちまち回復したという故事があります。

その逸話にちなんだ授与品「お多賀杓子」は古くから無病息災の杓子として人気があり、「おたまじゃくし」の語源になったとも言われています。

毎年元旦・2日には、能舞台で初神楽として巫女舞、弓の舞の奉納が行われるほか、3日には神事芸能「翁始式」が開催され、大蔵流狂言師「茂山社中」と観世流能楽師「片山社中」が奉納されます。

また、1月1日~1月6日の期間には長寿甘酒、福うどんの販売があります。

初詣期間 1月1日 0:00~1月8日
参拝者数 約50万人(例年)
主な行事/イベント 歳旦祭(1月1日 0:00~)
正月初神楽奉納(1月1日~1月2日 8:00~16:00)
翁始式(1月3日 11:00~)
駐車場の有無 あり(300台無料)
*1月1日~5日まで有料
注意事項 参拝は24時間可能
交通規制 1月1〜8日の間、周辺で歩行者交通規制があります

多賀大社
住所:〒522-0341 滋賀県犬上郡多賀町多賀604
公式HP:https://www.tagataisya.or.jp/

 

近江神宮|大津市神宮町

近江神宮 滋賀 大津 初詣

近江神宮は、大化の改新で知られる天智天皇をお祀りする神社として、昭和天皇の御聴許により、1940年に大津京跡に創建された神社です。

文化・学術ともに大きな功績を残した天智天皇は、産業文化学問の神、開運への導きの神として崇拝され、学業成就・産業文化・学芸守護・開運・厄除けのご利益を授かることができます。

天智天皇は、日本で初めて水時計(漏刻)を設置したことから、時計の始祖としても知られています。
境内には日時計や日本最古の漏刻の模型、ロレックスにより奉納された龍の火時計などがあるほか、時計館宝物館も併設されています。

また、天智天皇は小倉百人一首の第1首目の歌人でもあることから、近江神宮は「競技かるたの聖地」にもなっています。

毎年1月5日以降の最初の土日に行われる「近江神宮かるた祭」では、袿袴や狩衣姿で「かるた開きの儀」が催され、競技かるた日本一の座を競い合う名人戦・クイーン戦、そして老若男女約1,000人が参加する全国競技かるた大会が開催されます。

近江神宮の楼門の両脇には新春を迎える約3メートルの門松が並び、元日の午前0時に、年男による新年初太鼓が打ち鳴らされ、初詣が始まります。
元旦の午前7時頃、近江神宮外拝殿より初日の出を遥拝する「初日の出遥拝式」が催されます。

1月1〜4日の間は甘酒所が開設され、5日までにご祈祷を依頼すると神楽が奉納されます。

近江神宮独自の縁起物の斗鶏太鼓土鈴、彫金干支絵馬、破魔矢、鏑矢、熊手、福俵、開運扇など様々な縁起物が用意されます。

初詣期間 1月1日 0:00~
参拝者数 約15万人(例年)
主な行事/イベント 新年初太鼓・歳旦祭(1月1日 0:00~)
初日の出遙拝式(1月1日 7:00頃)
日供始祭 (1月2日 8:30~)
元始祭(1月3日 8:30~)
かるた名人位クイーン位決定戦(1月上中旬土曜日)
近江神宮かるた祭(1月上中旬日曜日)
高松宮記念杯全国競技かるた大会 (1月上中旬日曜・月曜日)
駐車場の有無 あり(200台無料)

  • 正月は追加で臨時駐車場300台有
  • 12月31日夜~1月5日は有料
注意事項 12月31日: 23:00 開門、1月1日~3日:終日参拝可

近江神宮
住所:〒520-0015 滋賀県大津市神宮町1-1
公式HP:https://oumijingu.org/

 

日吉大社|大津市

日吉大社 滋賀 大津 初詣

比叡山麓に鎮座する日吉大社は、全国に3,800余ある日吉・日枝・山王神社の総本宮です。
社名は『古事記』にも記されており、崇神天皇7年に比叡山の神・大山咋神を麓に迎え創祀されたと伝えられています。

平安京遷都の折には、京都御所の表鬼門の方角(北東)にあたることから方位除け祈願の社とされ、都の魔除・災難除を祈る社として崇敬を受けてきました。

神様のお使いとされる「神猿(まさる)」は魔除けのシンボルとして大切にされ、また「魔去る」「勝る」にかけて縁起がいいとされ、境内の色々なところに祀られています。

社殿は織田信長により焼き払われた後、桃山時代に再建されたもので、東西の本宮本殿は国宝に指定されています。

元旦の早朝5:00から行なわれる「大戸開神事」では、かがり火の明かりの中、片山能太夫社中による能「翁」、謡曲「四海波」が奉奏されます。伝統ある「近江猿楽」を今に伝える行事です。

初詣期間中は、神猿みくじ 、神猿一刀彫、神猿土鈴、熊手、招福俵、破魔矢、干支土鈴など様々な縁起物が用意されます。

初詣期間 1月1日 0:00~
参拝者数 約10万人(例年)
主な行事/イベント 歳旦祭・大戸開神事(1月1日 5:00 ~)
駐車場の有無 あり(50台無料)
注意事項
  • 1月1日のみ拝観料無料
  • 参拝時間:12月31日23:00~1月1日18:00、1月2日以降9:00~16:30

日吉大社
住所:〒520-0113 滋賀県大津市坂本5丁目1-1
公式HP:https://hiyoshitaisha.jp/

 

立木観音(立木山安養寺)|大津市石山南郷町

鹿跳渓谷に鎮座する立木観音は、平安時代初期(815年)に弘法大師によって開基された浄土宗のお寺です。

弘法大師が42歳の厄年に、白い鹿に導かれ見つけた光る霊木を、立木のまま背丈に合わせて観世音菩薩像を刻み、建立したと伝えられています。

厄除け、心願成就、病気平癒、無病息災、家内安全等あらゆる災いから救ってくれる観音様として、「立木観音」「立木さん」という愛称で親しまれています。

本堂までは石段が約800段続き、さらに石段を上ったところにある鐘楼「厄徐の鐘」は、1撞きすると煩悩や厄を払うと言われています。

大晦日の夜23時から参拝者も厄徐の鐘を撞くことができ、午前0時には観音様の御宝前で「大祈願会法要」が厳修されます。

立木観音では、より多くの御利益が戴ける17日の観音様の御縁日を中心に、1月8日から「初立木会法要」が開催され、連日多くの初詣客が訪れます。

初詣期間 1月1日 0:00~1月31日
参拝者数 約15万人(例年)
主な行事/イベント 元旦会(1月1日~7日)
初立木会(1月8日~31日)
駐車場の有無 あり(50台無料)
*12月31日~2月中臨時駐車場あり
注意事項 正月受付:12月31日~1月1日 22:00、1月2日 6:00~21:00、1月3日 6:00~20:00

立木観音(立木山安養寺
住所:〒520-0865 滋賀県大津市石山南郷町奥山1231
公式HP:https://www.tachikikannon.or.jp/

 

建部大社|大津市

建部大社 滋賀 大津 初詣

建部大社は、御鎮座1900余年の歴史を有する古社で、近江国一之宮に列せられています。

日本武尊を御祭神としてお祀りし、武運出世のご利益があります。
また、同じ境内にある大野神社は縁結びのご利益で有名です。

平安時代末、源頼朝が平家に捕らえられて伊豆に流される途中、建部大社に立ち寄り源氏再興の祈願をし、その願が叶って以来、武運来運の神として信仰を集めてきました。

初詣は元日午前0時の初太鼓とともに始まり、7:30から伊勢大神楽の家元・山本勘太夫社中による、家内安全・豊作を祈願する「伊勢神楽(獅子舞)奉納」があります。

数量限定の1月1日限定朱印は9時から、そして正月限定の御朱印は8日まで授与していただけます。また、三が日中は甘酒が無料で配られます。

初詣期間 1月1日~1月8日
参拝者数 約7.5万人(例年)
主な行事/イベント 初太鼓・大かがり火(1月1日 0:00〜)
歳旦祭(1月1日 5:00~)
伊勢神楽(獅子舞)奉納(1月1日 7:30~)
元始祭(1月3日 9:00~)
駐車場の有無 あり(70台)
注意事項 開門時間:12月31日 23:30~1月1日18:00、2・3日 5:00~18:00

建部大社
住所:〒520-2132 滋賀県大津市神領1丁目16−1
公式HP:https://takebetaisha.jp/

 

三井寺(園城寺)|大津市園城寺町

三井寺 園城寺 滋賀 初詣

長等山に鎮座する三井寺は、天台寺門宗の総本山で、正式名は「長等山園城寺」と言います。
境内は「琵琶湖とその水辺景観」として、日本遺産の構成文化財に認定されています。

天智天皇の没後、皇位継承をめぐって672年に起きた「壬申の乱」で敗れた大友皇子の御霊を弔うため、息子の皇子大友与多王が大友氏の氏寺として創建したと伝えられています。

三井寺の境内には天智・天武・持統の三天皇の産湯に使われた「閼伽井」という霊泉があり、「御井の寺」の呼ばれたことが寺名の由来になったと伝えられています。

金堂を始めとする国宝10件、本尊である「如意輪観音坐像(秘仏)」を始めとする重要文化財52件と、全国屈指の文化財を所有しています。

大晦日には、「三井の晩鐘」として知られる名鐘を参拝者も撞くことができます。
目玉餅を始めとする記念品が授与されるほか、甘酒の配布行われます。また鐘の形をした「鐘みくじ」が人気です。

琵琶湖を望む初日の出スポットとしても人気のお寺です。

初詣期間 1月1日 0:00~1月8日
参拝者数
主な行事/イベント 除夜の鐘法要(12月31日 23:00 ~1月1日)
仁王会・寒中説法(1月8日 10:00~)
駐車場の有無 あり(350台)
注意事項 除夜の鐘撞きの受付は観音堂で22:30~希望者が終わるまで

三井寺(長等山園城寺)
住所:〒520-0036 滋賀県大津市園城寺町246
公式HP: https://miidera1200.jp/

 

石山寺|大津市

琵琶湖のほとりに鎮座する石山寺は、東寺真言宗の大本山です。
聖武天皇の勅願により、747年に良弁僧正が聖徳太子の念持仏・如意輪観音をお祀りしたのが始まりと伝えられています。

建部大社と同じく「琵琶湖とその水辺景観」として、日本遺産の構成文化財に認定されており、本堂は寺名の由来となった「石山寺硅灰石」という巨大な珪灰石の岩盤の上に建っています。

本尊の如意輪観世音菩薩(重要文化財)は、日本唯一の勅封の秘仏で、安産・福徳・縁結び・厄除けにご利益のある観音様として広く信仰されてきました。
平安時代には京都の清水寺、奈良の長谷寺と並び「三大観音」と称された観音霊場です。

本尊を安置する本堂と、1194年に源頼朝が寄進した多宝塔は国宝に指定されており、他にも仏像、絵巻、経典など多くの国宝、重要文化財を所有しています。

石山寺は『源氏物語』の作者・紫式部が石山寺参籠の折、物語の着想を得た寺として知られ、本堂には紫式部が源氏物語を起筆したと伝わる源氏の間があります。

『蜻蛉日記』『更級日記』『枕草子』などの文学作品にも登場しており、平安王朝文学の開花の場所となった「文学の寺」として知られています。

元日は午前0時に開門し、初詣が始まります。2時からは、平安時代に造られた重要文化財の梵鐘で除夜の鐘をつくことができます(先着108名)。
4時には、境内の池で汲んだ初水を座主が拝みながら壺に注ぐ一年最初の法要(秘儀)が執り行われます。

初詣期間 1月1日 0:00~
参拝者数
主な行事/イベント 除夜の鐘(1月1日 2:00~)
香水加持作法(1月1日 4:00~)
修正会大祈祷厳修(1月1~3日 13:00~)
駐車場の有無 あり(120台)
注意事項 開門:1月1日 0:00~16:30、2日以降は8:00~16:30
1月1日のみ入山料無料

石光山石山寺
住所:〒520-0861滋賀県大津市石山寺1-1-1
公式HP:https://www.ishiyamadera.or.jp/

 

比叡山 延暦寺|大津市坂本本町

比叡山 延暦寺 滋賀 初詣

延暦寺は、平安初期の788年に最澄によって開かれた天台宗の総本山です。
比叡山全域を境内とし、約150余りの堂塔が点在している日本仏教の一大聖地です。

根本中堂や大講堂など10の国宝、50以上の重要文化財を有し、「ユネスコ世界文化遺産」にも登録されています。

仏教の総合学院として法然上人、親鸞聖人、良忍上人、一遍上人、真盛上人、栄西禅師、道元禅師、日蓮聖人など数多くの名僧を輩出したことから「日本仏教の母山」とも称されており、十二年籠山行や千日回峰行などの厳しい修行が現在も行われています。

延暦寺には無病息災を始め、学業成就・商売繁盛・金運隆盛などのご利益があるとされています。

京都と滋賀の県境にあり、琵琶湖と京都を一望できる景勝地で、元旦の7時ごろからご来光を拝むことができます。

比叡山の新年は、23時45分から東塔鐘楼で諸願成就・健康を祈願し行われる、除夜の鐘つきから始まります。

三が日中は根本中堂にて「初護摩祈願」が行われ、一年の除災と招福を祈願する牛王印を幸先矢の絵馬に授かることができます。

初詣期間 1月1日 0:00~
参拝者数 約3万人(例年)
主な行事/イベント 除夜の鐘(12月31日 23:45~)
大般若初祈願法要(1月1日 0:15~)
修正会(1月1日10:30~、1月2・3日 10:00~)
新年特別護摩祈願(1月1日1:30~2;30, 11:00~15:00,  1月2日・3日 9:30~15:00)
国祷会/護摩供(1月1日 9:30~)
駐車場の有無 あり(525台、無料)
注意事項
  • 巡拝料(拝観料:12月31日 21:00~1月1日8:00まで無料
  • 巡拝時間
    東塔地区:12月31日 9:00~1月1日16:00(終日開放)、2日以降9:00~16:00
    西塔・横川地区:9:30~16:00
  • 除夜の鐘の整理券配布は12月31日21時30分~、幸先矢を授与した人に万拝堂において先着順にて整理券が配布されます

比叡山延暦寺
住所:〒520-0116 滋賀県大津市坂本本町4220
公式HP:https://www.hieizan.or.jp/

 

太郎坊宮(阿賀神社)|東近江市小脇町

太郎坊宮 阿賀神社 滋賀 近江 初詣

神宿る霊山、赤神山の中腹に鎮座する太郎坊宮(正式名称は阿賀神社)は、「太郎坊さん」の愛称で古くから信仰を集めてきました。

600年頃に聖徳太子が箕作山に瓦屋寺を創建した時、箕作山の一峯である赤神山に正哉吾勝勝速日天忍穂耳命を祀る社を建立し、赤神山の名前から阿賀神社と称したと伝えられています。

御祭神の名前には「まさに勝った、私は勝った。朝日が昇るように鮮やかに、速やかに勝利を得た」という意味があり、「勝利と幸福を授ける神様」として信仰されてきました。

山全体が神域であり、799年に最澄が成願寺を阿賀神社の神宮寺として赤神山の麓に建立した際に、天狗・太郎坊が目の前に現れ、最澄の手助けをしたという逸話が残されています。

本殿前にある「夫婦岩」は、祈りを込めて通り抜けると願いが叶い、悪い心を持っていると挟まると言われています。

三が日中は甘酒や勝運うどんが配られるほか、熊手、破魔矢などの縁起物が用意されます。
また、初日の出が見られるスポットとしても人気があります。

初詣期間 1月1日  0:00~
参拝者数 約10万人(例年)
主な行事/イベント 歳旦祭(1月1日 5:00~)
駐車場の有無 あり(40台、無料)
注意事項 24時間参拝可

太郎坊宮(阿賀神社)
住所:〒527-0091 滋賀県東近江市小脇町2247
公式HP:http://www.tarobo.sakura.ne.jp/

 

野々宮神社|東近江市八日市

野々宮神社は、野々子荘13ヵ村の総社として、783年に坂本日吉大社の祭神を勧請し創祀された神社です。

野々宮神社では、毎年干支の大絵馬を神社前に設置し新年を迎えます。

元旦に行われる伊勢大神楽講社・加藤菊太夫組による「獅子舞奉納」が特に有名で、午前0時に「花魁道中」、午前7時に「神来舞」がそれぞれ奉納されます。

大晦日には年越しそば、元旦には甘酒が振る舞われるほか、好きな絵柄や願い事を描く「手描き絵馬」が人気です。

初詣期間 1月1日 0:00~
参拝者数
主な行事/イベント 獅子舞奉納:花魁道中(1月1日 0:00~)
元旦祭(1月1日 6:30~)
獅子舞奉納:神来舞(1月1日 7:00~)
駐車場の有無
注意事項

野々宮神社
住所:〒527-0028 滋賀県東近江市八日市金屋1丁目5-12
公式HP:https://www.shiga-jinjacho.jp/ycBBS/Board.cgi/02_jinja_db/db/ycDB_02jinja-pc-detail.html?mode:view=1&view:oid=390

 

日牟禮八幡宮 |近江八幡市宮内町

日牟禮八幡宮 滋賀 近江 初詣

八幡山の麓に鎮座する日牟禮(ひむれ)八幡宮は、131年に地主神・大嶋大神を祀り草創された古社です。

991年に一条天皇の勅願により、九州の宇佐八幡宮の神霊を勧請し、「近江八幡市」の地名の由来になったと言われています。

1590年に関白・豊臣秀次が八幡山に城を築き、琵琶湖の水を引き入れ八幡堀を開削し水運を高め、城下町を発展させたことで、商人の街へと発展しました。

八幡城廃城後は、近江商人は全国に商いに出かけ、日牟禮八幡宮は近江商人の守護神として崇敬を集めました。

滋賀を代表する2つの火祭り「左義長まつり」「八幡まつり」は、無形民族文化財に指定されています。

元日の午前0時より、年明けを告げる新年報鼓が打ち鳴らされ、午前6時から「歳旦祭」が執り行われます。

また、2日には一年の平安を祈る神事「初湯立神楽」が、3日には五穀豊穣を祈る「元始御田祭」が催されます。

初詣期間 1月1日 0:00~
参拝者数 約8万人(例年)
主な行事/イベント 太鼓を打ち報鼓初詣(1月1日 0:00~)
歳旦祭(1月1日 6:00~)
初湯立神楽 (1月2日10:00~)
元始御田祭 (1月3日 11:00~)
駐車場の有無 あり(70台)
*三が日は臨時駐車場有
注意事項

日牟禮八幡宮
住所:〒523-0828 滋賀県近江八幡市宮内町257
公式HP:https://himure.jp/

 

竹生島神社(都久夫須麻神社)|長浜市早崎町

竹生島神社 都久夫須麻神社 滋賀 長浜 初詣

琵琶湖八景の一つに数えられる竹生島神社は、竹生島そのものを御神体としてお祀りする神社で、正式名称は「都久夫須麻神社」と言います。

市杵島比売命(弁才天)、宇賀福神(五穀豊穣神)、浅井比売命(産土神)、龍神の4柱を御祭神とし、金運上昇・交通安全・開運・厄除けのご利益があります。

当時琵琶湖を支配していた浅井氏が、氏神・浅井姫命を祀る祠を459年に建てたのが始まりとされ、神仏分離時代には、この後紹介する宝厳寺と習合し、竹生島弁才天社と呼ばれていました。

豊臣秀吉が寄進した本殿は、伏見桃山城の束力使殿を移転したもので、国宝に指定されています。60枚の天井画は狩野永徳光信の作です。(現在内部は非公開)

『平家物語』にも登場する、琵琶湖に面した拝所「竜神拝所」では、土器(かわらけ)に願い事を書いて宮崎鳥居へ向かって投げ、鳥居をくぐれば願い事が叶うと言われています。

島には長浜港、今津港、彦根港から観光船で渡ることができ、初詣船も運行します。
早朝便で乗船すると、竹生島からご来光を拝むことができます。

初詣期間 1月1日~1月5日
参拝者数
主な行事/イベント
駐車場の有無 観光船の出航する長浜港、今津港、彦根港に駐車場有
注意事項 入島料有り

竹生島神社(都久夫須麻神社)
住所:〒526-0124 滋賀県長浜市早崎町1665
公式HP:https://www.chikubusima.or.jp/

 

宝厳寺|長浜市早崎町

宝厳寺 滋賀 長浜 初詣

宝厳寺は、竹生島神社と同じく竹生島に鎮座する真言宗豊山派の寺院です。

724年に聖武天皇の勅願により行基が開創したと伝えられています。
弁才天をご本尊としてお祀りし、江ノ島・宮島と並んで「日本三弁才天」の一つに数えられます。

平安時代以降、神仏習合が進み、一時期は都久夫須麻神社と合祀していましたが、明治政府の神仏分離令により、1874年に分祀しました。

その結果、宝厳寺の本堂は都久夫須麻神社の本殿となりましたが、豊臣秀頼によって豊国廟から移築された唐門(国宝)と観音堂(重要文化財)などは残り、現在でも都久夫須麻神社の本殿から舟廊下(重要文化財)で宝厳寺の観音堂に歩いて渡ることができます。

宝厳寺では元旦に鏡割りをしたご宝酒が振る舞われます。
また、願い事を書いた紙をダルマの中に収め、本堂に奉納する「幸せ願いダルマ」という願掛けが特に人気です。

初詣期間 1月1日~1月5日
参拝者数
主な行事/イベント 修正会(1月1日)
駐車場の有無 観光船の出航する長浜港、今津港、彦根港に駐車場有
注意事項 入島料有り

竹生島宝厳寺
住所:〒526-0124 滋賀県長浜市早崎町1664-1
公式HP:https://www.chikubushima.jp/

 

長浜八幡宮|長浜市宮前町

長浜八幡宮は、源義家が後三条天皇の勅願を受け、石清水八幡宮(京都)の分霊を迎え1069年に創建した神社です。

御祭神として応神天皇、仲哀天皇、神功皇后をお祀りし、厄除、開運、健康長寿のご利益があります。

毎年4月に開催される「長浜曳山祭」は、日本三大山車祭に数えられています。

大晦日の23:30時頃から「干支氷大彫刻」が披露され、落語家による新年のカウントダウンが行われます。

元日の午前0時・0時半には、「新春縁起札入りちくわ撒き」が行われます。
ちくわは真ん中に穴が空いていることから「見通しが良い」と言われる縁起物です。

その他にも、元旦に生田流正派による琴の奉納演奏、神歌奉納、一心無双流による居合道奉納、光粋流舞道による剣舞歌謡舞の奉納が行われます。

初詣期間 1月1日 0:00 ~
参拝者数 約15万人(例年)
主な行事/イベント 歳旦祭、新春初琴奉納(1月1日 0:00~)
新春ちくわ撒き(1月1日 0:00、0:30)
神歌奉納(1月1日 7:00 ~)
居合道奉納、剣舞歌謡舞の奉納(1月1日 9:00~)
日供始祭(1月2日 9:00~)
元始祭(1月3日 9:00~)
新春特別祈願祭(1月11日頃)
駐車場の有無 あり(50台無料)
注意事項 終日参拝可能

長浜八幡宮
住所:〒526-0053 滋賀県長浜市宮前町13-55
公式HP: http://www.biwa.ne.jp/~hatimang/

 

白鬚神社|高島市

白鬚神社 滋賀 高島 初詣

白髭神社は、2000年以上前に創建された近江最古の大社で、琵琶湖に浮かぶ朱塗りの鳥居が有名なことから「近江の厳島」と呼ばれています。

日本全国に約300社あると白鬚神社の総本宮であり、延命長寿・導きの神として知られる猿田彦命をお祀りしています。
「白鬚」という名前の通り、とくに延命長寿にご利益があると言われています。

豊臣秀頼の寄進によりに建立された本殿は、重要文化財に指定されています。

琵琶湖から昇る初日の出が美しく、人気の初詣スポットとなっています。

初詣期間 1月1日 0:00~
参拝者数
主な行事/イベント 歳旦祭(1月1日  6:30 ~)
新年祈祷(1月1日 9:00~)
鏡開き(1月1日 15;00~)
駐車場の有無 あり。1月1日2:00~8:00は利用不可
注意事項

白鬚神社
住所:〒520-1122 滋賀県高島市鵜川215
公式HP:http://shirahigejinja.com/

 

お守り・御札の返納に「神社のお焚き上げ」サービス

神社のお焚き上げ

  • 古いお守り・御札を返納しそびれた
  • お正月飾り、しめ縄をお焚き上げしたい

という方におすすめなのが、祐徳稲荷神社が行っている「神社のお焚き上げ」サービスです。

「日本三大稲荷」の一つに数えられる祐徳稲荷神社(佐賀県鹿島市)では、郵送でのお焚き上げを全国から受け付けており、公式サイトから「お焚き上げキット」を購入し、お焚き上げしたい物を送るだけ。
最短1.5ヶ月で供養・お焚き上げしていただくことができます。

お焚き上げの依頼・利用手順は以下の通り。

  • 公式サイトから「お焚き上げキット」を購入する
  • キットが自宅に届く
  • お品を封筒(または箱)に入れて送る
  • 神社で供養・お焚き上げが行われる
  • お焚き上げ完了後、「ご祈祷動画」と「お焚き上げ証明書」がメールで届く(郵送も可)

キットの購入にはクレジットカード、Amazon Payなどオンライン決済が利用できるほか、送料も全て神社が負担してくれるので、自宅から簡単にお焚き上げを依頼できます。

「お焚き上げキット」は物の種類・サイズに応じて様々なタイプがあり、A5サイズ以下の小さめのお品であれば、「レタータイプ」のキットで1,980円税込〜依頼可能です。

御札やしめ縄、破魔矢など長いお品をお焚き上げしたい場合は、「ロングタイプ」のキット(3,980円税込〜)がおすすめ。

神棚・正月飾り・人形・ダルマなど、大きい品物には、「ボックスタイプ」のキット(7,480円税込〜)がおすすめです。

いずれのキットも個数制限は無く、規定サイズ内であれば何点でも受け付けてもらえるので、遺品など他にもお焚き上げしたいものがあれば一緒に送りましょう。

多くの寺社では不燃物は受け付けておらず、事前に分別した上で持ち込む必要がありますが、「神社のお焚き上げ」サービスでは、プラスチック・金属・陶器など不燃物も送ることができるので、分別の手間がかからないのも嬉しいポイントです。

お焚き上げしたい物がある方は、ぜひ「神社のお焚き上げ」サービスの利用を検討してみてください。

神社のお焚き上げ_お焚き上げ

 


 
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