滋賀 どんど焼き|近江神宮 石山寺 白鬚神社など、お焚き上げ行事をご紹介

滋賀 どんど焼き どんど焼き

毎年、小正月の時期(1月15日頃)に神社・お寺で開催される「どんど焼き」。
どんど焼きとは、正月飾りや書き初めなどを燃やして歳神様をお送りし、今年の無病息災や家内安全を祈る伝統行事です。

地域によって名称が異なり、滋賀県では、「どんど焼き」のほかに「左義長」とも呼ばれています。

近江八幡市の「左義長まつり」もそのルーツは同じですが、「左義長」と呼ばれる豪華な山車を担いで人々が街を練り歩き、最後に奉火するという、どんど焼きとは全く異なる伝統行事として発展していきました。

本記事では、近江神宮、石山寺、白鬚神社など、滋賀県内のどんど焼き開催情報を詳しくご紹介します。

※お焚き上げは、自社のもののみ受け付ける場合と自社以外のものも受け付ける場合とがあるので、事前に確認してください。

※悪天候等の理由により中止・延期となる場合がございます。開催の有無・日時は公式HPよりご確認ください。

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滋賀県内のどんど焼き開催情報

開催場所/イベント名 日時 参加方法
石山寺 毎年1月15日前後 納札所に納める
建部大社 毎年1月15日前後 納札所に納める
馬見岡綿向神社 毎年1月14日 持ち込み
伊砂砂神社 毎年1月15日 持ち込み
立木神社 毎年1月15日 持ち込み
賀茂神社 毎年1月15日 納札所に納める
苗村神社 毎年1月15日 納札所に納める
長等神社 毎年1月中旬 納札所に納める
近江神宮 毎年1月15日 納札所に納める
白鬚神社 毎年1月15日前後の休日(日曜日もしくは成人の日) 持ち込み
天孫神社 毎年1月中旬 持ち込み

※開催日時・参加方法・最新情報は公式HPをご確認ください

 

石山寺「どんど焼き」|大津市

滋賀県大津の南端に位置する石山寺は、真言宗の大本山として奈良時代より広く親しまれてきました。

平安時代には貴族による石山詣が盛んになり、紫式部が『源氏物語』を石山寺参籠中に記したという伝説が残されているほか、『蜻蛉日記』を記した藤原道綱母や、『更級日記』を記した菅原孝標女など、多くの女流文学者が石山寺を訪れています。

石山寺では、毎年小正月の時期に「どんど焼き」を開催しており、御札やお守り、お正月のしめ飾りなどを持ち込むことができます。

開催日時 毎年1月15日前後
受付方法 納札所に納める
注意点 どんど焼きは非公開で行われます

石山寺「どんど焼き」
住所:滋賀県大津市石山寺1-1-1
公式HP:https://www.ishiyamadera.or.jp/

 

建部大社「どんど焼き」|大津市

建部大社は、又近江国の一之宮といわれる全国でも指折りの古社です。開運や必勝、厄除けの神として知られる日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀り、古くから武将たちも崇敬していたといいます。

建部大社では毎年小正月の時期に「どんど焼き」を開催しており、古神札納所に納られた古札、正月飾りなどをお焚き上げしていただけます。

開催日時 毎年1月15日前後 9:00〜15:00頃
受付方法 納札所に納める
注意点 お問い合わせください

建部大社「どんど焼き」
住所:滋賀県大津市神領1-16-1
公式HP:http://takebetaisha.jp/

 

馬見岡綿向神社「どんど焼き」|蒲生郡日野町

蒲生郡日野町に鎮座する馬見岡綿向神社は、鎌倉時代から安土桃山時代に活躍した蒲生氏一族が氏神として崇敬していた神社であり、江戸時代には商人たちが出世開運を祈る場所でもありました。
霊峰綿向山の山頂に奥宮を構え、20年に一度式年遷宮が行われています。

馬見岡綿向神社では、毎年1月14日に「どんど焼き」が開催されており、境内の中央に御幣を結びつけた竹が立てられ、その周りに納められた品々を設置し、神火によってお焚き上げします。

「御幣を授かった人は一年間福に預かれる」という言い伝えがあり、火が燃え広がり竹が倒れると、多くの参拝者が御幣を奪い合います。御幣を授かった人はそれを家に持ち帰り、神棚に納めます。

参拝者には、お焚き上げの火で温めた御神酒や焼いたお餅が振る舞われます。

開催日時 毎年1月14日 午後6時30分
受付方法 持ち込み
注意点 お問い合わせください

馬見岡綿向神社「どんど焼き」
住所:滋賀県蒲生郡日野町村井705
公式HP:http://www.ex.biwa.ne.jp/~j-watamuki/

 

伊砂砂神社「左義長」|草津市

旧中山道沿いに鎮座する伊砂砂神社は、平安時代に疫病が蔓延した際、鎮静を祈った村人が勝運の神・病除の神である大将軍を祀ったことが起源と伝えられています。

本殿には室町時代の作風がそのまま残っており、国の重要文化財にも指定されています。

伊砂砂神社では、毎年1月15日に「左義長」を開催しており、厳かな雰囲気の中執り行われます。

開催日時 毎年1月15日 午後1時〜
受付方法 持ち込み
注意点 お問い合わせください

伊砂砂神社「左義長」
住所:滋賀県草津市渋川2-2-1
公式HP:https://www.isasajinja.com/

 

立木神社「古神札焼納祭」|草津市

草津市にある立木神社。
その歴史は1250年以上にも遡り、御祭神として祀られている武甕槌命(たけみかづちのみこと)が白鹿に乗ってこの地を訪れた際に、柿の木でできた鞭を社殿近くに立てたところ、不思議なことにこの柿の木から枝葉が出て茂ったことから「立木神社」と呼ばれるようになったと伝えられています。

立木神社では、毎年1月15日に「古神札焼納祭」を開催しており、午前7時30分に点火、昼過ぎにかけてお焚き上げが行われます。

開催日時 毎年1月15日 午前7時30分〜午後2時
受付方法 持ち込み
注意点
  • 不燃物・ビニール・陶器ガラス類の持ち込みはご遠慮下さい。お焚き上げできる授与品に限ります
  • お餅やみかんは事前に分別して、持ち込まないようにして下さい
  • 袋やビニールはお持ち帰り下さい

立木神社「古神札焼納祭」
住所:滋賀県草津市草津4-1-3
公式HP:https://tatikijinja.net/

 

賀茂神社「古神札焼納祭」|近江八幡市

滋賀県近江八幡市にある賀茂神社。その歴史は1275年前に遡ります。

かつてこの地に日本最古の国営牧場があったことから、聖武天皇が人々の幸せと災厄封じを祈願し創建したと伝えられています。
こうした由来から、全国でも珍しい「馬・競馬・乗馬」守護と仰がれている神社です。

賀茂神社では、毎年1月15日に「古神札焼納祭」を開催しており、ご神前の忌み火による正月飾りやお守り、御札などのお焚き上げが行われます。

開催日時 毎年1月15日 午前6時
受付方法 納札所に納める
注意点 お問い合わせください

賀茂神社「古神札焼納祭」
住所:滋賀県近江八幡市加茂町1691
公式HP:http://kamo-jinjya.or.jp/

 

苗村神社「古神札焼納式」|蒲生郡竜王町

苗村神社は、第11代天皇・垂仁天皇の時代からある古式ゆかしい神社です。
西本殿は国宝、東本殿を含む複数の社や不動明王立像は国の重要文化財に指定されており、格式高い神社であることが伺い知れます。

また、近郷三十三村に渡る氏子を有しており、結婚式や初詣、七五三、安産祈願などのご祈祷を受けに多くの人が訪れます。

苗村神社では毎年1月15日に「古神札焼納式」を開催しており、古札や正月飾りをお焚き上げしていただけます。

開催日時 毎年1月15日
受付方法 納札所に納める
注意点 お問い合わせください

苗村神社「古神札焼納式」
住所:滋賀県蒲生郡竜王町綾戸467
公式HP:https://namurajinjya.ryuoh.org/index.html

 

長等神社「古神札焚上式」|大津市

長等神社は、天智天皇が近江大津宮へ遷都した667年に、都の守護を目的として建立したと伝えられています。
須佐之男命(すさのおのみこと)を主祭神として、1300年もの間、多くの皇族・武将などからの信仰を集めてきました。

楼門が大津市の文化財に指定されているほか、全国でも珍しい五間社流造の本殿があることでも有名です。

長等神社では、毎年1月中旬頃に「古神札焚上式」が開催されています。

開催日時 毎年1月中旬
受付方法 納札所に納める
注意点 お問い合わせください

長等神社「古神札焚上式」
住所:滋賀県大津市三井寺町4-1
公式HP:http://nagarajinja.net/

 

近江神宮「古神札焼納祭」|大津市

大津市にある近江神社は、天智天皇を祀る神社です。
近江建築・昭和建築で建てられた社殿は、登録文化財に指定されています。

「百人一首の始祖」と仰がれている天智天皇に縁の深い神社であることから、競技かるた名人位クイーン位決定戦をはじめ、年間を通して多くのかるた大会が開催されています。

近江神社では毎年1月15日に「古神札焼納祭」を開催しています。

開催日時 毎年1月15日 午前10時
受付方法 納札所に納める
注意点 お問い合わせください

近江神社「古神札焼納祭」
住所:滋賀県大津市神宮町1-1
公式HP:https://oumijingu.org/

 

白鬚神社「どんど」|高島市

近江最古の大社として知られる白鬚神社は、延命長寿白鬚の神として愛されてきました。
2000年以上前に建立され、全国各地に約300の分霊社が祀られています。

御祭神は、導き・道開きの神である猿田彦命(さるたひこのみこと)です。
白鬚で白い髭をたくわえた猿田彦命が祀られていることから「白鬚神社」という名称になったと伝えられています。

毎年1月15日頃に開催される「どんど」は、神社から約1.8kmの場所にある御旅所の浜で、午前7:30から行われています。

開催日時 毎年1月15日前後の休日(日曜日もしくは成人の日)
午前7時30分〜
受付方法 持ち込み
注意点 お問い合わせください

白鬚神社「どんど」
住所:滋賀県高島市鵜川215
公式HP:http://shirahigejinja.com/

 

天孫神社「古札焼」|大津市

天孫神社は、782年に建立された由緒正しい神社で、近江に4社ある神徳の厚い社「四宮」の一つに数えられています。

806年には、平城天皇が近江行幸の際に仮の御所として立ち寄ったと伝えられており、大津城築城後には、城下を守る神社として地域の人々から崇敬されてきました。

天孫神社では毎年小正月の時期に「古札焼」を開催しており、年によって開催日が異なります。

開催日時 毎年1月中旬
受付方法 持ち込み
注意点 当日受付は午前10時までに持ち込みください

天孫神社「古札焼」
住所:滋賀県大津市京町3‐3‐36
公式HP:http://www.tensonjinja.jp/

 

どんど焼きに持ち込めない時は「神社のお焚き上げ」がおすすめ

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滋賀県内のどんど焼き開催情報をご紹介しましたが、「都合が合わず当日持ち込みができない」「どんど焼きに行きそびれた」など、様々な事情で古いお守り・御札、正月飾りの処分にお困りの方もいらっしゃるかと思います。

そんな時には、佐賀県鹿島市にある祐徳稲荷神社が行なっている郵送お焚き上げサービス「神社のお焚き上げ」がおすすめです。

「日本三大稲荷」の一つに数えられる祐徳稲荷神社では、通年で郵送でのお焚き上げを受け付けており、専用サイトから「お焚き上げキット」を購入し、品物を神社に送るだけ。
最短1.5ヶ月でお焚き上げしてもらうことができます。

申し込み〜お焚き上げの手順は以下の通りです。

  1. サイトから「お焚き上げキット」を購入する
  2. キットが自宅に届く
  3. お品を詰めて神社に送る
  4. 神社でご祈祷・お焚き上げが行われる
  5. お焚き上げ完了後、メールで「ご祈祷動画」と「お焚き上げ証明書」が届く(※郵送も可能)

支払いにはクレジットカードなどオンライン決済が使えるほか、送料も全て神社が負担してくれるので、自宅にいながら簡単にお焚き上げを依頼することができます。

「お焚き上げキット」は物の種類・サイズに応じて様々なタイプがあり、小さめの正月飾りやお守り・御札をお焚き上げしたい方には、「レタータイプ」のキット(1,980円税込〜)がおすすめ。
大きめの正月飾りやダルマ、神棚など、お焚き上げしたい物が多数ある方には「ボックスタイプ」のキット(7,480円税込〜)がおすすめです。

いずれも個数制限はなく、規定サイズ内であれば何点でも送れるので、遺品など処分に困っている物があれば一緒に入れて送りましょう。

神社・お寺で開催されるどんど焼きでは、お守り・御札、正月飾り以外のもの、不燃物を受け付けていない所がほとんどですが、「神社のお焚き上げ」では様々なものを受け付けてもらえるほか、不燃物も送ることができるのも嬉しいポイントです。

ご自宅に古いお守り・御札が溜まっている方、正月飾りやしめ縄の処分にお困りの方はぜひ「神社のお焚き上げ」サービスを活用してみてください。

神社のお焚き上げ_お焚き上げ

 

 
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