東京 どんど焼き|愛宕神社 花園神社など、お焚き上げ行事をご紹介

東京 どんど焼き どんど焼き

小正月にあたる1月15日に、正月に使った門松やしめ縄、前年にお世話になったお札やお守りを神社やお寺でお焚き上げする「どんど焼き」。

近年では環境負荷への配慮から開催場所が減少していますが、東京都内でも、古くからの伝統行事として開催している寺社、地元の行事として開催されている地域があります。

本記事では、愛宕神社の「七草火焚き祭り」、日枝神社「神符焼納祭」、花園神社「湯の花神事」など、東京都内のどんど焼き開催情報を詳しくご紹介します。

※お焚き上げは、自社のもののみ受け付ける場合と自社以外のものも受け付ける場合とがあるので事前に確認してください

※悪天候等の理由により中止・延期となる場合がございます。開催有無・日時を公式HPからご確認ください

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東京都内のどんど焼き開催情報

開催場所/イベント名 日時 参加方法
愛宕神社 毎年1月7日 11時〜 当日持ち込み
日枝神社 毎年1月15日 午前10時15分〜 お問い合わせください
花園神社 毎年1月8日 当日持ち込み
鳥越神社 毎年1月8日 納札所に納める
今戸神社 毎年12月31日 納札所に納める
こまえ初春まつり「どんど焼き」 毎年1月 前日/当日持ち込み
羽村市「どんど焼き」 毎年1月 第2月曜日(成人の日) 前日/当日持ち込み

※開催日時・参加方法・最新情報は公式HPをご確認ください

 

愛宕神社「七草火焚き祭り」|港区

愛宕神社は、1603年(慶長8)に、徳川家康公の命により防火の神様として祀られた神社で、防火、防災のご利益があります。

愛宕神社が鎮座する愛宕山は、標高26メートルの東京23区内では一番標高の高い山で、境内に向かう急勾配の階段は「出世の石段」と呼ばれています。

愛宕神社では毎年1月7日 11時〜「七草火焚き祭り」が開催され、1年間お守りいただいた御札やお守りをお焚き上げして無病息災を願います。

「人日(じんじつ)の節句」に開催されることから、当日は早乙女が摘んだ七草を唱え歌とともに粥に炊き入れる神事が行われ、当日参列者には七草粥が振る舞われます。

開催日時 毎年1月7日 11時〜
受付方法 当日持ち込み
注意点 お問い合わせください

愛宕神社「七草火焚き祭り」
〒105-0002 東京都港区愛宕1丁目5-3
公式HP:https://www.atago-jinja.com/access/

 

日枝神社「神符焼納祭」|千代田区

日枝神社は、古くから「山王さん」の愛称で親しまれ、江戸の守護神として信仰を集めてきた由緒ある神社です。

徳川家康が江戸城を居城として以降は「城内鎮守の社」として歴代将軍・大名が参拝し、厚く崇敬してきました。

大山咋神を(おおやまくいのかみ)を御祭神としてお祀りし、厄除け、安産、縁結び、商売繁盛、社運隆昌などのご利益があると言われています。

日枝神社では、毎年1月15日に「神符焼納祭」を開催しており、正月飾りや古いお札、お守りをお焚き上げしていただけます。

開催日時 毎年1月15日 午前10時15分〜
受付方法 お問い合わせください
注意点 お問い合わせください

日枝神社「神符焼納祭」
〒100-0014 東京都千代田区永田町2丁目10-5
公式HP:https://www.hiejinja.net/events/

 

花園神社「湯の花神事」|新宿区

花園神社はかつて宿場町として栄えた新宿の地に古くから鎮座し、総鎮守として人々の信仰を集めてきました。
毎週日曜日には境内で骨董市が開催され、年末には酉の市に多くの参拝者が訪れます。

花園神社では、毎年1月8日に「湯の花神事」(別名:湯の花祭)が開催されます。

内容は、正月飾りやお札、お守りをお焚き上げする「どんど焼き」と同じですが、花園神社では竈門の湯を神に供える「湯の花神事」として執り行われます。

当日はお焚き上げの炎を使って沸いた湯で甘酒が作られ、参列者に振る舞われます。

花園神社のある新宿区は焼却の基準が厳しいため、お焚き上げの対象品は、御札・お守りのみとなっています。そのため、熊手などの縁起物は社務所まで持って行きましょう。

開催日時 毎年1月8日
受付方法 当日持ち込み
注意点 熊手などの縁起物は社務所まで持ち込みください

花園神社「湯の花神事」
〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目17-3
公式HP:http://hanazono-jinja.or.jp/

 

鳥越神社「どんと焼」|台東区

鳥越神社は、白雉2年(651)に日本武尊をこの地にお祀りしたのが始まりとされ、創建1350年を誇る古社です。

毎年6月に開催される例大祭(鳥越祭)の千貫神輿は、都内で最も重い神輿と言われています。

鳥越神社では毎年1月8日に「どんと焼き」を開催しており、開催3日前に納札所が境内に設置され、古いお守りやお正月飾りを納めることができます。

開催日時 毎年1月8日
受付方法 納札所に納める
注意点 プラスチックやビニールを含むお品物は受付不可

鳥越神社「どんと焼」
〒111-0054 東京都台東区鳥越2丁目4-1
公式HP:http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/taito/200116/

 

今戸神社「古神札焼納式」|台東区

今戸神社は、後冷泉天皇康平6年(1063)に京都の石清水八幡を勧請し、今戸八幡として創建されたのが始まりとされています。
昭和12年に白山神社と合祀し、社名が今戸神社と改称されました。

七福神のうちの一神、福禄寿(ふくろくじゅ)を御祭神としてお祀りし、縁結びのご利益があると言われています。

今戸神社では、毎年12月31日に「古神札焼納祭」が執り行われ、古いお守りや御札をお焚き上げしていただけます。

開催日時 毎年12月31日
受付方法 納札所に納める
注意点 お問い合わせください

今戸神社
〒111-0024 東京都台東区今戸1丁目5-22
公式HP:https://imadojinja1063.crayonsite.net/

 

こまえ初春まつり「どんど焼き」|狛江市

東京都狛江市では、毎年小正月の時期に多摩川緑地公園グランド&ぽかぽか広場にて「こまえ初春まつり」が開催されており、催しの一つとして多摩川河川敷で「どんど焼き」が開催されています。

このどんど焼きは市のボーイスカウト連絡協議会の主催で開催され、市内の児童や生徒、ボーイスカウトのメンバーが中心となって、青竹と多摩川河川敷のカヤで組んだ巨大な小屋が作られます。

点火前には伊豆美神社の宮司によるお祓いが行われ、子供から大人まで多くの人々で賑わいます。

開催日時 毎年1月
開会式:9時30分〜
点火:10時〜
受付方法 前日/当日持ち込み
注意点 しめ縄や・お正月飾り等の受付は、前日の午後13〜16時もしくは当日の午前8〜10時まで

こまえ初春まつり「どんど焼き」
主催:狛江市、狛江市消防団、狛江市ボーイスカウト連絡協議会
〒201-0015 東京都狛江市多摩川緑地公園グランド脇(多摩川左岸河川敷)
公式HP:https://www.city.komae.tokyo.jp/index.cfm/4,103337,269,2034,html

 

羽村市「どんど焼き」|羽村市

羽村市でも、地域の伝統行事として毎年1月の第2月曜日(成人の日)に「どんど焼き」が開催されています。

会場は羽村堰下橋下多摩川河川敷と宮の下運動公園(福生側)の2カ所で、竹や杉の葉、ワラなどでできた「塚(小屋)」が作られ、10mもの巨大な塚の上に正月飾りやダルマ、破魔矢などが飾りつけられます。

開催日時 毎年1月 第2月曜日(成人の日)
点火:午前8時30分頃
受付方法 前日/当日持ち込み
注意点
  • 正月飾りの受付は前日午後13〜17時まで、それ以降の時間はお飾り置き場に納めてください
  • 正月飾り以外の不燃物は受付不可のため、プラスチックや鈴等の金属は事前に外してから持ち込むようにしてください

羽村市「どんど焼き」
〒205-0012 東京都羽村市
羽村堰下橋下多摩川河川敷:玉川一丁目先
宮の下運動公園(福生側):羽加美四丁目先
公式HP:https://www.city.hamura.tokyo.jp/0000008921.html

 

どんど焼きに行けない時は「神社のお焚き上げ」がおすすめ

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都合がつかず、どんど焼きに行きそびれた!という方には、祐徳稲荷神社(佐賀県鹿島市)が行なっている「神社のお焚き上げ」サービスがおすすめです。

祐徳稲荷神社では通年で郵送でのお焚き上げを受け付けており、公式さいとから「お焚き上げキット」を購入し、お焚き上げしたいものを神社に送るだけ。
最短1.5ヶ月で、古いお守りや正月飾りなどをお焚き上げしてもらうことができます。

申し込み〜供養の手順は以下の通り。

  1. サイトから「お焚き上げキット」を購入する
  2. キットが自宅に届く
  3. お焚き上げしたい品物を送る
  4. 神社でご祈祷・お焚き上げが執り行われる
  5. お焚き上げ完了後、「ご祈祷動画」と「御焚上証明書」がメールで届く(郵送も可)

送料は神社が全て負担してくれるほか、キットの購入にはクレジットカード、Amazon Payなどのオンライン決済が利用でき、家にいながら簡単にお焚き上げを依頼することができます。

「お焚き上げキット」は品物の種類、サイズに合わせてさまざまな種類があり、小さいお守りや御札などA5サイズ以下のものであれば「レタータイプ」のキットで1,980円〜依頼可能。

大きめの御札やしめ縄、破魔矢など、長いお品には、「ロングタイプ」のキット(3,980円〜)がおすすめです。

神棚や正月飾りなど、大きめのものをお焚き上げしたい時には、「ボックスタイプ」のキット(7,480円〜)がおすすめです。

いずれのキットも個数制限はなく、既定サイズ内であれば何点でもお焚き上げしてもらえるので、人形や遺品など、捨てにくいものがあれば一緒に入れて送りましょう。

近年では環境負荷への配慮からどんど焼き自体が減少傾向にあり、お守り・御札以外のものをお焚き上げできる神社・お寺も減っています。

多くの寺社では不燃物は対象外となっていることがほとんどですが、「神社のお焚き上げ」サービスでは、不燃物も受け付けているので、分別の手間なく送れるのも嬉しいポイントです。

古いお守りやお正月飾りの処分にお困りの方は、ぜひ利用を検討してみてください。

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