男性の厄年は人生で3回あり、本厄は数え年の25歳、42歳、61歳です。 42歳は大厄に当たるので特に注意が必要です。
厄年には厄払い(厄除け)祈願に行くのが恒例となっていますが、他にも災厄・トラブルを防ぐための行動・風習が言い伝えとして残っています。
本記事では、厄年の男性に向けて厄落としになる行動と過ごし方、運気アップのアイテムを詳しくご紹介します。
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でも、ゴミとして捨てるのは抵抗がある…
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厄年の男性がやると良いこと
神社・お寺で厄払い(厄除け)祈願を
厄年の男性がまずやるべきことは、厄払い(厄除け)祈願です。
厄払い(厄除け)祈願は、自分の身に着いた厄を祓い、新たな災難が降りかからないよう神仏に祈る日本古来の儀式です。
厄払いと聞いてお寺で行う護摩祈祷をイメージする方も多いかと思いますが、神社とお寺どちらでも受けることができます。
祈願を受けるタイミング・時期に明確な決まりはありませんが、元旦から旧暦のお正月である節分の頃までに行うのが一般的です。本厄だけでなく、前厄・後厄にも行うのが良いとされています。
多くの寺社では通年・予約不要で受け付けているので、寺社のHP等で事前に受付時間を確認し、都合の良いタイミングで参拝しましょう。
結婚・出産、高い買い物
結婚や出産は大きな出費や労力を伴うことから、その代償として厄を祓い、人生をリセットする効果があると考えられています。
マイホームや車の購入など、高い買い物も厄落としになると言われているので、お祝い事や御祝儀、家庭への出費は惜しまずにすると良いでしょう。
健康診断・人間ドッグを受ける
25歳・42歳は働き盛りの年齢でもあり、過労や睡眠不足、ストレスなどの健康トラブルに注意が必要です。
劣悪な環境で働き続けたり、不健康な生活を送っていると、還暦を迎える頃にその皺寄せが襲ってくるリスクもあります。
昔は平均寿命が短く、衛生環境や医療技術も今ほど発達していなかったため、病気や事故による命の危険が高かったことが、厄年信仰の背景にあると考えられます。
厄年の年齢は古くから変わっていないため、高齢・晩婚化が進む現代では受け止め方も変化してきていますが、男性は社会的な責任が増す時期に当たり、過労やストレスによる体調不良を招きやすいため、健康面に注意が必要です。
厄年を機に、健康診断や人間ドックを受けて体のメンテナンスを行い、働き方や生活習慣を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
親しい人から厄除けの品をもらう
家族や親しい人から厄除けの品をもらうことで、災いを防ぐ効果が期待できます。
厄除けお守りなど寺社で購入できる授与品の他に、マフラー、ネクタイ、ベルトなど、長くて身に付けられるものを贈ると良いとされています。
誕生日や記念日などプレゼントをもらう機会があれば、事前にリクエストしてみてはいかがでしょうか?
節分の豆を1つ多く食べる
2月3日の節分に行う「豆撒き」は、病気や怪我・伝染病・自然災害などの災いを鬼に見立て、それを追い払う行事です。
寺社によっては厄年の男性が「年男」として豆撒きに参加する風習があります。
節分の豆には魔除けの力があるとされており、自分の年齢分の豆、または数え年(満年齢+1年)分の豆を食べて無病息災を祈る風習があります。
厄年の人は、「福豆を早く一年が過ぎるように」と願いを込めて、年齢の数より1つ多く食べると良いと言われています。
人にご馳走する・もてなす
家族や親しい人、お世話になっている人にご馳走したり、料理を振る舞うことも厄落としの一つとされており、地域によっては近隣の人にお菓子やお餅、赤飯などを配る風習があります。
こうした風習には、物を贈ることで自分の厄を少しずつ持っていってもらう。人に親切にすることで新たな災厄が降りかからないように予防する、といった意味合いがあるようです。
家族や友人・職場・取引先など、普段お世話になっている人を食事に誘い、日々の感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか?
酒風呂・塩風呂で身を清める
自宅で簡単にできる厄落としとして、酒風呂や塩風呂で身体を清める方法がおすすめです。厄年に限らず、不運やトラブルが続く際には、湯船に少量入れて体を清めましょう。
日本酒・塩は古くから神様への供物とされており、浄化効果があると考えられています。また、血行を即す効果もあり健康面にもメリットがあります。
入浴後はすぐにお湯を捨て、風呂釜が傷まないように掃除しましょう。
厄年の男性が特に気をつけるべきこと
不健康な生活
男性の厄年は、仕事や家庭など人生の大きな転機に差し掛かる時期と重なることが多く、心身の負担が増えやすい年齢でもあります。
働きすぎて過労や睡眠不足に陥ったり、ストレスから暴飲暴食・食物依存を起こしたりするリスクが高まるため、厄年を機に生活習慣を見直しましょう。
以下のような食習慣には特に注意が必要です。
- 飲酒
- 喫煙
- 加工食品・食品添加物の摂りすぎ
- ファーストフード
- 塩分・糖分・脂質の過剰摂取
- 偏食・欠食
- 食物繊維不足
- 早食い
厄年に病気が発覚した場合は、これをきっかけに普段の生活習慣を見直しましょう。
散財・借金・高額投資
「厄年に高価な買い物をすると厄落としになる」という言い伝えもありますが、収支のバランスを考え慎重な判断が必要です。
25歳前後は、散財やリボ払いによる借金、ギャンブル依存など金銭トラブルを引き起こしやすく、その後の人生にも大きく影響します。
年齢を重ねるにつれ、株・FX・仮想通貨などへの過度な投資。飲み会・後輩への奢りなど、見栄による出費の増加といったリスクもあるため、日頃から自分の家計をきちんと把握しておくことが大切です。
- 高利回りを語る投資詐欺
- ロマンス詐欺
- 競馬や競輪、パチンコなどのギャンブル依存
などは特に注意しましょう。
転職・起業
厄年には、結婚などのお祝い事を除いて、大きな決断や新しいことは避けるべきと言われています。
転職エージェントや退職代行など、ジョブチェンジのハードルは年々下がっていますが、転職や独立起業などキャリアの変化は、収入とその後の人生に大きく影響するため、特に慎重な判断が必要です。
厄年を気にしすぎないことも大切
厄年を過ごすうえで最も気をつけたいのは、「厄年だから」と行動を止めてしまい、挑戦の機会を逃すことです。
転職・昇進・独立・結婚・住宅購入など、男性にとって人生の節目となる決断は、どれも不安とリスクを伴います。
しかし、「厄年だから」と理由づけて先延ばしにしてしまうと、せっかくの流れを自分で止めてしまうことにもなりかねません。
厄年は、本来“慎重であれ”という戒めの意味を持つ年です。勢い任せの転職や、見栄や焦りからの独立・投資などは避けつつも、必要な決断から逃げないことが大切です。
厄年を「停滞の年」ではなく、「立て直しと点検の年」と捉えましょう。
信頼できる家族や仲間、専門家に相談しながら、体・心・お金のバランスを整え、次の飛躍に備える時期として過ごすことが、厄を転じて福となす第一歩です。
厄払いの御札・お守りは返納を忘れずに
多くの神社・お寺では、厄払い(厄除け)のご祈祷を受けたあと、お守りや御札を授与していただけます。
お守り・御札に明確な使用期限はありませんが、「授かってから約1年」を目処にその効力は失われると考えられているため、翌年にはお礼参りに行き、お守り・御札を返納しましょう。
厄払い(厄除け)に限らず、全てのお守りは「神様の分身」と考えられているため、放っておくことは神様を蔑ろにすることになり、運気にも悪い影響を及ぼす可能性があります。
そのため、古いお守りは放置せず、できる限り授かった場所へ返納しましょう。
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- お焚き上げの依頼手順
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- 自宅にキットが届く
- 専用封筒にお守りを入れて神社に送る
- 祐徳稲荷神社で供養・お焚き上げが行われる
- お焚き上げ完了後、「ご祈祷動画」と「御焚上証明書」がメールで届く(郵送も可)
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「お焚き上げキット」は物の種類・サイズに応じて様々なタイプがあり、お守り数個であれば、「レタータイプ」のキットで1,980円税込〜依頼できます。
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多くの神社・お寺では不燃物は受け付けておらず、ビニールや鈴など不燃性のものがついたお守りは持ち込む前に分別が必要ですが、「神社のお焚き上げ」サービスでは不燃物も受け付けているので、分別の手間なくそのまま送れるのも嬉しいポイントです。
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