七夕の日に願いを込めて書く「短冊」。
近年では自宅や学校、地域のお祭りだけでなく、神社やショッピングモールなど、様々な場所に短冊を書くスペースが設けられています。
短冊は七夕が終わったら処分するのが一般的ですが、願いが書かれた短冊を、そのままゴミとして捨てるのに抵抗がある、という方におすすめなのが「短冊奉納」です。
本記事では、短冊の正しい処分方法と短冊奉納のやり方について詳しくご紹介します。
七夕の短冊を処分したい。
でも、ゴミとして捨てるのは抵抗がある…
そんな方におすすめなのが、「神社のお焚き上げ」サービスです。
神社のお焚き上げなら、短冊をレターパックに入れて神社に送るだけ。
日本三大稲荷の一つに数えられる祐徳稲荷神社で、最短1.5ヶ月で供養・お焚き上げしてもらうことができます。
✅ 【企業向け】特別祈祷オプションあり
✅ ご祈祷・お焚き上げの様子をYouTubeから動画で確認できる
✅ クレジットカード、オンライン決済可
短冊の処分にお困りの方、企業・団体で「短冊奉納」をお考えの方は、ぜひ利用を活用してみてください。
七夕飾り・短冊はいつまで飾れる?処分するタイミングは?
本来の七夕の風習では7月6日に短冊を飾り、7月7日の夜に短冊や飾りを処分します。
現代では、1〜2週間前から飾る場合も多いようです。
七夕の飾りは使い回すものではないため、毎年必ず処分しましょう。
処分する事で、笹に書いた願い事と共に神様に持って行ってもらう、という意味があります。
七夕飾り・短冊の処分・分別方法
七夕飾り・短冊は一般の家庭ゴミとして自治体のゴミ回収に出すことができます。
その場合は、必ず自治体のルールに従って分別してください。
紙など可燃性の素材でできた七夕飾り・短冊は、「燃えるゴミ」に分類されます。
笹は本物であれば「燃えるゴミ」、造花(プラスチック製)のものは「不燃ゴミ」として処分しましょう。
そのまま笹をゴミ袋に入れると袋が破けてしまう可能性があるため、袋に入る大きさに折ったり、ハサミで切ってから入れるようにしましょう。
30cmを超える大型のものは「粗大ゴミ」になる可能性があるため、自治体のルールを確認してください。
特別な短冊は、「短冊奉納」がおすすめ
「短冊奉納」とは、短冊に書いた願い事が叶うよう、神社でご祈祷・お焚き上げしていただく儀式のことです。
奉納した短冊は、神職によるご祈祷が行われた後、境内にてお焚き上げされます。
短冊奉納には、火の力を借りて短冊を天にお還しすることで、神様に願い届けられる、という意味があります。
ここからは、短冊奉納を依頼する方法を詳しくご紹介します。
神社に直接持ち込み、奉納する
近くに短冊奉納を受け付けている神社、普段から懇意にしている神社があれば、直接短冊を持ち込み、奉納を依頼しましょう。
中には、郵送での奉納を受け付けている神社や、笹も一緒にお焚き上げしてもらえる神社もあります。
費用は神社により異なり、奉納を受け付けていない場合もあるため、必ず事前に問い合わせ、確認するようにしましょう。
短冊を送るだけ!「神社にお焚き上げ」がおすすめ
- 近くに奉納できる神社がない
- 今すぐ短冊を奉納したい
という方には、郵送で短冊奉納を依頼できる「神社のお焚き上げ」サービスがおすすめです。
日本三大稲荷の一つに数えられる祐徳稲荷神社(佐賀県鹿島市)では、郵送での短冊奉納を全国から受け付けており、スマホから「お焚き上げキット」を購入し、短冊を送るだけ。
最短1ヶ月でご祈祷供養・お焚き上げしてもらうことができます。
申し込み・奉納手順は以下の通り。
- サイトから「お焚き上げキット」を購入する
- お焚き上げキットが届く
- 専用封筒に短冊を入れて神社に送る
- 神社でご祈祷・お焚き上げが行われる
- お焚き上げ完了後、「ご祈祷動画」と「お焚き上げ証明書」が届く
支払いにはクレジットカードのほか、Amazon Payなど各種オンライン決済が利用可能です。
「お焚き上げキット」は物の種類やサイズに応じて様々なタイプがあり、数十枚以下の短冊であれば、「レタータイプ」のキットで1,980円税込〜依頼可能です。
商業施設などイベントで集まった数百枚単位の短冊を奉納したい方には、「ボックスタイプ」のキット(7,480円税込〜)がおすすめ。
いずれのキットも個数制限はなく、規定サイズ内なら何点でも受け付けてもらえるので、短冊以外の飾りなど、他にお焚き上げしたいものがあれば一緒に送りましょう。
通常のキットは複数の依頼者から納められたお品をまとめてご祈祷する「合同祈祷」ですが、個別にご祈祷を行いたい方には、短冊奉納専用の「七夕キット」(59,800円税込〜)がおすすめです。
このキットでは、他の依頼者とは別にご祈祷・お焚き上げが行われるほか、ご祈祷動画も依頼者お一人のために撮影・公開され、動画はYouTube上でいつでも視聴できるので、七夕イベントのプロモーションとしても活用できます。
七夕イベントを企画している企業・団体の方は、ぜひ「神社のお焚き上げ」サービスの利用を検討してみてください。
七夕飾り・短冊の意味・由来
七夕は、中国で行われていた織姫と彦星を祀る行事「乞巧奠」がルーツと考えられており、当初は織物や裁縫など、技術の向上を祈って糸をお供えしていましたが、糸から布、紙へと変化し庶民に広がったとされています。
日本では機織りの上達を願うものから、書道などの上達を願う風習へと発展し、短冊に思いや願いを書くようになりました。
平安時代には、梶の葉に和歌を書き願い事をしていたのが、江戸時代には笹竹に願い事を書いた短冊を吊るすようになります。
笹や竹は成長が早く生命力が強いとされた事や、葉の擦れる音が涼しげに感じられることから、七夕の飾りに使用されました。
笹に様々な形に切られた紙や飾り付けが行われるようになり、現代の七夕の飾りへと変化していきました。
一部地域では、川に流す「七夕送り」「七夕流し」の風習も
昔は「海や川に流すことで神様に持って行ってもらう」という意味を込めて、七夕飾りや短冊を笹ごと川に流す地域がありました。
環境負荷への配慮から行わない地域が増えていきましたが、現在も金沢市の浅野川など、一部の地域では当時の風習が残っています。
※許可なく短冊や笹を海や河川に流すのは違法になるため、絶対に行わないでください
短冊を記念に取っておく方法
七夕は元々願い事を叶えるための行事ですが、お子さんのいるご家庭で七夕をお祝いした際には、記念に短冊を保管しておくのも良いでしょう。
- 短冊をラミネートして保管する
- 子供と七夕の飾りの写真、子供の願い事が書かれた短冊をアルバムに挟む
といった方法で、七夕の思い出と共にお子さんの成長を記録できます。
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