年賀状の正しい捨て方・分別方法は?保存期間と保管方法、罪悪感なく手放す方法をご紹介

年賀状 捨て方 処分 分別 コラム

年始の挨拶として親族や親しい人に宛てて送る「年賀状」。

近年では切手・はがき代の高騰や終活を理由に「年賀状じまい」をする方も増えていますが、古い年賀状を捨てる際に、何ゴミとして分別すれば良いのか迷うことも少なくありません。

年賀状は燃えるゴミまたは古紙として捨てることができますが、個人情報が多く含まれているため、処分する際は、シュレッダーにかけるなど処理が必要です。

本記事では、年賀状の処分を検討中の方に向けて、正しい処分・分別方法と保管方法、罪悪感なく手放す方法をご紹介します。

神社のお焚き上げ_お焚き上げ

古い年賀状を処分したい。
でも、ゴミとして捨てるのは抵抗がある…

そんな方におすすめなのが、「神社のお焚き上げ」サービスです。
神社のお焚き上げなら、年賀状を専用封筒に入れて神社に送るだけ。
日本三大稲荷の一つに数えられる祐徳稲荷神社で、最短1.5ヶ月で供養・お焚き上げしてもらうことができます。

神社のお焚き上げ の特徴・メリット
 送料無料
お守り・御札、遺品など、年賀状以外の物もまとめて受付可能
個数制限なし
、規定サイズ内なら何個でも受付可能
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クレジットカード、オンライン決済可

古い年賀状の処分にお困りの方は、ぜひ活用してみてください。

年賀状の捨て方・分別方法

燃えるゴミとして捨てる

年賀状は「燃えるゴミ」として自治体のごみ収集に出すことができます。

年賀状には住所氏名や写真など、個人情報が多分に含まれているため、ゴミとして処分する際には、シュレッダーや細かく切り刻むなど処理してから捨てるようにしてください。

古紙としてリサイクルする

年賀状は「古紙」としてリサイクルすることができます。

  • 分別して自治体の古紙回収日に出す
  • リサイクルセンターに持ち込む

などして、できる限り環境に優しい処分方法を選びましょう。

古紙として処分する場合も、個人情報が漏れないようシュレッダーをかけるなどの処理が必要です。

 

年賀状の個人情報流出を防ぐ方法

ハサミ 紙 切り刻む

年賀状を処分する際には、以下のような方法で、個人情報の流出を防ぐことができます。

  • ハサミで切り刻む
  • シュレッダーにかける
  • 黒ペンで塗りつぶす
  • 個人情報保護スタンプを使う

大量の年賀状をまとめて処分する場合は、

  • 年賀状の束をガムテープでぐるぐる巻きにする
  • 機密書類廃棄処理サービスを利用する

といった方法もあります。
ガムテープを使用する場合、古紙回収に出せないリスクもあるため注意が必要です。

 

捨てづらい年賀状は、「お焚き上げ」がおすすめ

お寺 菩提寺 お焚き上げ

年始の挨拶として送る年賀状は、いわばお互いの生存確認としての機能も持っています。

中には、亡くなった方から過去にいただいた年賀状など、気持ち的にゴミとして捨てることが難しい年賀状もあるかと思います。

そんな時には、神社やお寺にお焚き上げを依頼することをおすすめします。

お焚き上げとは、遺品や思い入れのある品々を、神社やお寺で供養し、火で燃やすことで天にお還しする宗教儀式です。

特別な思いのある年賀状を、神社・お寺でお焚き上げしていただくことで、罪悪感なく手放すことができます。

供養代は寺社により異なりますが、2〜3枚で1,000〜5,000円程度。数十枚で5,000〜1万円程度が相場となります。

中には郵送でのお焚き上げを行っている寺社もあり、持ち込みなしで依頼することも可能です。
寺社によっては年賀状が対象外のところもあるため、持ち込む前に必ず確認するようにしましょう。

 

どんど焼きに持ち込む

どんど焼き

年賀状の処分方法として、「どんど焼き」に持ち込み、お焚き上げしていただく、という選択肢もあります。

どんど焼きは、毎年小正月(1月15日頃)に神社やお寺の境内、河川敷などで行われる伝統行事で、古い正月飾りやお守り・御札などをお焚き上げする儀式です。

多くの場合、料金はかからず無料でお焚き上げしてもらえるので、近くで開催されていないかチェックしてみましょう。

どんど焼きの本来の目的から逸れるため、年賀状を受け付けていないところもあるため、持ち込む前に問い合わせ確認するようにしましょう。

不特定多数の方が参加されますので、個人情報が漏れないよう、ペンで塗り潰すなどして処理してから持ち込むようにしましょう。

 

年賀状を送るだけ!「神社のお焚き上げ」サービス

神社のお焚き上げ

  • どんど焼きへの参加が難しい
  • 神社・お寺に直接依頼するのが難しい
  • 今すぐ年賀状をお焚き上げしたい

という方におすすめなのが、佐賀県鹿島市にある祐徳稲荷神社が行っている「神社のお焚き上げ」サービスです。

「日本三大稲荷」の一つに数えられる祐徳稲荷神社では、通年で郵送でのお焚き上げを受け付けており、サイトから「お焚き上げキット」を注文し、年賀状を封筒に入れて神社に送るだけ。
最短1.5ヶ月でお焚き上げしてもらうことができます。

お焚き上げの依頼手順は以下の通り。

  1. 公式サイトから「お焚き上げキット」を購入する
  2. キットが自宅に届く
  3. 専用封筒に年賀状を入れて神社に送る
  4. 神社でご祈祷・お焚き上げが行われる
  5. お焚き上げ完了後、「ご祈祷動画」と「お焚き上げ証明書」が届く

お焚き上げキットは物の種類やサイズに応じて様々なタイプがあり、年賀状数枚であれば、「レタータイプS」のキットで1,980円税込〜依頼することができます。

数十枚の年賀状をお焚き上げしたい方には、「レター普通」のキット(2,980円税込〜)がおすすめです。

いずれのキットも個数制限はなく、規定サイズ内であれば何点でも受け付けてもらえるので、お守り・御札、正月飾りなど、他にもお焚き上げしたい物があればまとめて一緒に送りましょう。

多くの神社・お寺では不燃性の物を受け付けていないところがほとんどですが、「神社のお焚き上げ」サービスでは、金属・プラスチックなどの不燃物も受け付けてもらえるので、分別の手間がかからないのも嬉しいポイントです。
※不燃物はご祈祷後、産業廃棄物として処分されます

古い年賀状の処分にお困りの方は、、ぜひ「神社のお焚き上げ」サービスの利用を検討してみてください。

神社のお焚き上げ_お焚き上げ

 

未使用・書き損じの年賀状の処分、再利用方法

未使用の年賀状は、手数料はかかりますが、郵便局で新しい切手や葉書と交換することができます。
手数料は、はがき1枚あたり5円です。

*2018年以前の年賀状は52円のため、差額として11円を支払う必要があります

書き損じた年賀状も、同じ手数料で新しい切手や葉書と交換することができます。
また、年賀状の販売期間であれば、新品の年賀はがきとの交換も可能です。

手数料は、現金または金額分の未使用の切手で支払うことができます。

 

年賀状の保存期間・捨てるタイミング

年賀状を捨てるタイミングに明確な決まりはありませんが、年始の年賀状が届く時期に古い年賀状もまとめて整理・処分する方が多いようです。

年賀状の保存期間は、長くても2〜3年間が目安とされています。

年賀はがきの当選発表後など、ご自身が整理しやすい時期を決めておくことで、毎年のルーティンとして自然に行うことができます。

 

年賀状の保管方法

年賀状は紙でできており、保管環境によってはカビなどが発生するリスクあるため、前年より前の年賀状は、特別な思い入れがない限りは処分しましょう。

残しておきたい年賀状は、専用のファイルに入れてなるべく湿気の少ない場所で保管してください。

思い出として残しておきたい場合は、スキャンしてデータとして保存する方法もおすすめです。
データ化することで好きなタイミングで見返すことができます。

 

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