陶器製の人形は供養できる?供養できる場所、全国の神社・お寺をご紹介

陶器 人形 供養 コラム

人形供養を検討している方の中には、「陶器など不燃性の人形は受け付けてもらえるの?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

人形供養を行なっている神社・お寺は全国に数多くありますが、近年では、環境負荷への配慮から、不燃物を受け付けている寺社は減少傾向にあります。

本記事では、陶器製の人形・置物を供養していただける全国の神社・お寺を詳しくご紹介します。

神社のお焚き上げ_お焚き上げ

陶器の人形を処分したい。
でも、ゴミとして捨てるのは抵抗がある…

そんな方におすすめなのが、「神社のお焚き上げ」サービスです。
神社のお焚き上げなら、人形を箱に入れて神社に送るだけ。
日本三大稲荷の一つに数えられる祐徳稲荷神社で、最短1.5ヶ月で供養・お焚き上げしてもらうことができます。

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陶器製の人形・置物の処分にお困りの方は、ぜひ活用してみてください。

陶器製の人形は供養できる?

お寺 菩提寺 お焚き上げ

陶器製の人形・置物を供養する方法としては主に、

  • 人形供養祭・感謝祭に持ち込む
  • 通年で人形供養を行なっている神社・お寺に持ち込む

の2つの方法があります。

全国には節句人形やぬいぐるみなどの供養を行なっている神社・お寺が数多くありますが、近年では、環境負荷への配慮から不燃物の供養・お焚き上げを受け付けている寺社は減少傾向にあります。

そのため、陶器製の人形を供養・お焚き上げする場合は、寺社に持ち込む前に、必ず問い合わせ確認するようにしましょう。

陶器が対象に含まれている場合も、供養・ご祈祷後のみでお焚き上げはせず、依頼者自身で処分が必要な寺社もあります。
不燃物は追加料金がかかる場合もあるため注意しましょう。

 

陶器製の人形を供養できる全国の神社・お寺

ここからは、全国でも数少ない、陶器製の人形の供養・お焚き上げを受け付けている全国の神社・お寺をご紹介します。

長福寿寺|千葉県

798年に桓武天皇の勅願に従って、最澄によって創建された由緒ある寺院です。

「三途河頭極楽東門蓮華台上阿弥陀坊大平埜山本実成院長福寿寺」という日本一長い名称を持つ寺としても知られています。

境内にある象の石像「吉ゾウくん」は、足を撫でることで健康祈願や延命長寿、金運増大や家庭円満など様々なご利益があるとされています。

長福寿寺の人形供養は400年の歴史があり、陶器・磁器・金属製のお人形も供養してもらえます。

● 人形供養の流れ

  1. 人形を十一面観音御前にお飾りします
  2. 3ヶ月間読経供養します。(特別供養も可能)
  3. 吉日に、お人形専用の火葬炉でお焚き上げします
開催日時 随時
受付方法 / 日時 持ち込み 9:00~16:00、または宅急便
供養料 人形供養1,000円~5,000円/ 1体 ※大きさによる、
特別供養の供養料は、別途1体10,000円
注意点
  • 持ち込みの場合、事前連絡不要
  • 僧侶の立ち合い、読経供養を希望する場合には、予約要
  • ガラスケース入りの場合、特別料金別途3,000円

長福寿寺
住所: 〒297-0121 千葉県長生郡長南町長南969
公式HP:https://choufukujuji.com/

 

やすらか庵|千葉県

供養に困っている人々のために2003年に設立されたやすらか庵は、毘沙門天をお祀りする高野山真言宗のお寺です。

やすらか庵内にはお焚き上げ供養場があり、様々なものを宗派によらず供養をしています。

供養品は毎日読経供養し、年2回の決まった日にお焚き上げをします。 陶器の人形は、お祓い供養し、お焚き上げの火にかざすことで供養します。

開催日時 年2回 (5月8日、12月27日)
受付方法 / 日時 持ち込み、または送付(年中無休)
供養料 2,000円~10,000円/袋・箱 ※大きさによります。
注意点
  • お焚き上げは、無料で立ち会い可能です。
  • 持ち込みの場合、布施不要で読経供養してもらえます。

やすらか庵
住所:〒265-0053 千葉県千葉市若葉区野呂町1434-16
公式HP:https://yasurakaan.com

 

本寿院|東京都

東京の大田区にある本寿院は、天台宗系単立の歴史あるお不動様を祀る会館形式のお寺です。

本寿院では、毎月公開で合同の人形法要を行なっています。宗派にこだわる事なく供養してもらえます。

開催日時 毎月第二日曜日 8:30~
受付方法 / 日時 持ち込み 9:00~18:00、または郵送 (年中無休)
供養料 5,000円~20,000円/箱 ※大きさによります
陶器は、不燃物として2,000円追加
特別個別供養は30,000円
注意点
  • 人形供養は法要で魂抜きのみ。お焚き上げは年一回、千葉の大福院で一部のみ行います。
  • 事前予約不要
  • 合同法要に参列できます。

本寿院
住所:〒143-0025 東京都大田区南馬込1丁目16−2
公式HP:https://honjyuin.com/

 

立江寺|神奈川県

立江寺は神奈川県横浜にある波切不動を祀る真言宗のお寺です。

人形供養は、専用観音堂の十一面観音様の御前にて毎週原則火曜日に行っています。供養後、焼却します。

開催日時 毎週火曜日 11:00 〜
受付方法 / 日時 当日持ち込み:10:00~10:45、事前持ち込み:9:00~17:00、または郵送(年中無休)
供養料 500円~3,000円/1体 ※大きさによります
注意点
  • 事前持ち込みは予定日時の連絡要
  • 当日受付の場合連絡不要
  • ガラスケース、クリアケースは受取不可

立江寺
住所:〒240-0026 神奈川県横浜市保土ケ谷区権太坂3丁目20−21
公式HP:http://www.tatsueji.net/

 

「鴻巣人形供養祭」勝願寺|埼玉県

ひな人形の製造で約380年の歴史を誇る埼玉県鴻巣市で毎年行われる、鴻巣ひな人形協会主催の人形感謝祭です。
全国から役目を終えた人形が集められ、供養とお焚き上げが行われます。

関東三大十夜のひとつである埼玉県鴻巣市にある勝願寺の十夜法要は、毎年11月13日、14日、15日に行われます。

人形感謝祭は、この十夜法要期間中の11月14日のさいたま県民の日に、勝願寺の本堂前で行われます。綺麗に着飾った子どもたちによる稚児行列のお練りもあります。

勝願寺は徳川家康ゆかりの寺として全国的に有名で、真田信幸の正室・小松姫の墓があります。

開催日時 毎年11月14日 13:00~
受付方法 / 日時 持ち込みのみ
11月13日 9:00~16:00、11月14日 9:00~12:00
または11月1日以降に参加人形店に持ち込み
供養料 3,000円~ ※数量関係なし
注意点 ケースから外し人形のみ受付

「鴻巣人形供養祭」勝願寺
主催:鴻巣ひな人形協会
住所:〒365-0038 埼玉県鴻巣市本町8-2-31
マル武人形店公式HP:https://www.marutakeningyou.co.jp/kuyou.html

 

富士浅間神社|群馬県

富士浅間神社は、群馬県藤岡市の神社で、浅間神社の1つです。木花開耶姫之命を主祭神とし、安産と子育てのご利益があるとされています。

創立は不詳ですが、千年ほど前の平安時代、小高い丘の上に神をまつる建物が建てられたのが始まりと伝わっています。

鎌倉時代に、日蓮宗(法華宗)の宗祖である日蓮上人が、藤岡市のあたりに立ち寄った際に、富士山の分霊を祀りました。それ以来、この神社は「富士浅間神社」と名前を改めることになったとされます。

ご祭神のコノハナサクヤヒメは、古事記にある、炎の中で無事に子を産んだという神話に由来する「子どもの守り神」として知られています。

富士浅間神社の人形ぬいぐるみ供養では、陶器製も受け付けています。

開催日時 毎月一回(執行日は毎月異なります)
受付方法 / 日時 持ち込み(仏滅と大安の日曜日以外)、または送付
供養料 2,500円 ※みかん箱1個ぶん程度の量、数量関係なし
注意点 電話またはメールで事前連絡すること

富士浅間神社
住所:〒375-0024 群馬県藤岡市藤岡1152
公式HP:http://sengen.skr.jp/

 

三明寺|静岡県

静岡県沼津市にある曹洞宗の禅寺です。

元々は室町時代に開創の瑞眼山光明院を、2002年に沼津市本郷町から現在の門池前に移転し、1000年前に存在した三明寺の地名を踏襲し、寺名は三明寺に改称されました。

本尊は、室町時代に足利尊氏が奉納したといわれる市有形文化財、酒糟地蔵菩薩です。

三明寺では、全国から人形供養を宅急便で受け付け、随時鎮魂・お焚き上げを行っています。人形供養が済んだ後、手紙と開運札を返送していただけます。

開催日時 随時(週1、2回)
受付方法 / 日時 持ち込み、または宅急便
供養料 人形供養パック利用の場合、箱の大きさにより(3,000円~9,000円)
三明寺までの送料は個人負担。
ガラスケースに入った人形や陶器製の人形は、追加料金(+1,000円)
注意点
  • 人形を入れてある箱をそのまま送れる「そのまま人形供養パック」をWEBから申し込み
  • 送り状がご到着後、1週間以内に返送すること
  • 供養料はヤマト運輸の集金代行にて支払い
  • 持ち込みの場合は、直接電話で問い合わすること

大獄山三明寺
住所:〒410-0022 静岡県沼津市大岡4051
公式HP:https://sanmyouji.com/

 

東泉寺|静岡県

静岡市の山間部のお茶の産地にある、400年の歴史のある曹洞宗のお寺です。

東泉寺では、毎年1月20日は大般若祈祷後に人形供養・ダルマ供養を催しています。 また、人形供養を一年中全国どこからでも受付け、随時供養をしています。

開催日時 1月20日、及び随時
受付方法 / 日時 持ち込み 9:00〜11:00、または郵送(通年)
供養料 人形1体3,000円、ガラスケースに入った人形1体5,000円、45ℓの大きさの1袋(箱の場合は3辺が90cm)3,000円
注意点
  • 持ち込み、郵送に関わらず事前連絡要
  • 郵送の場合、箱に入れ、ゆうパックか宅急便で送付
  • 同時に供養料は現金書留で送付
  • 箱にはお清めの塩を入れないこと

大源山  東泉寺
住所:〒421-1314 静岡県静岡市葵区大原296
公式HP: https://www.tousenji-shizuoka.or.jp/

 

人形を送るだけ!「神社のお焚き上げ」サービスがおすすめ

神社のお焚き上げ

  • 近くに人形供養を依頼できる神社・お寺がない
  • 神社・お寺に直接依頼するのが難しい

という方におすすめなのが、佐賀県鹿島市にある祐徳稲荷神社が行っている「神社のお焚き上げ」サービスです。

「日本三大稲荷」の一つに数えられる祐徳稲荷神社では、通年で郵送での人形供養・お焚き上げを受け付けており、サイトから「お焚き上げキット」を注文し、人形を箱に入れて神社に送るだけ。
最短1.5ヶ月で供養・お焚き上げしてもらうことができます。

人形供養の依頼手順は以下の通り。

  1. 公式サイトから「お焚き上げキット」を購入する
  2. キットが自宅に届く
  3. ダンボールに人形を入れて神社に送る
  4. 神社でご祈祷・お焚き上げが行われる
  5. お焚き上げ完了後、「ご祈祷動画」と「お焚き上げ証明書」が届く

お焚き上げキットは物の種類やサイズに応じて様々なタイプがあり、卓上サイズの人形であれば、「ボックスタイプ」のキットで7,480円税込〜依頼することができます。

個数制限はなく、規定サイズ内であれば何点でも供養していただけるので、お守り・御札、その他遺品など、お焚き上げしたい物があればまとめて一緒に送りましょう。

ぬいぐるみ・人形類のみをお焚き上げしたい方には、お得な「人形供養キット」(14,900円税込〜)もおすすめです。

多くの神社・お寺では不燃性の物は対象外となっており、陶器製の人形や置物は受け付けてもらえない場合がほとんどですが、「神社のお焚き上げ」サービスでは不燃物も受け付けてもらえるので、分別の手間がないのも嬉しいポイントです。
※不燃物はご祈祷後、産業廃棄物として処分されます

陶器製の人形・置物の処分にお困りの方は、ぜひ「神社のお焚き上げ」サービスの利用を検討してみてください。

神社のお焚き上げ_お焚き上げ

 

「人形供養祭」大須観音|愛知県

大須観音の正式名称は「北野山 真福寺 寶生院(宝生院)」という真言宗のお寺です。日本三大観音の1つに数えられます。

1333年に創建されたとされ、当初は美濃の大須にあり​​ましたが、江戸時代に徳川家康の命令により現在地に移転されました。

1815年には五重塔が建立されましたが、2度の火事で焼失しました。本堂と仁王門は再建され、現在に至っています。

菅原道真の知恵が頂けるというご利益が有名で、学業成就・合格祈願で賑わうお寺です

大須観音の人形供養祭は、愛知県人形玩具工業協同組合・名古屋雛人形卸商業協同組合・中部人形節句品工業協同組合が主催して毎年大規模に行われます。

開催日時 10月第一木曜日 9:00 〜
受付方法 / 日時 当日持ち込み 9:00~12:00 、または指定の店舗に9月1日~10月3日までに持ち込み
供養料 お布施のみ 3,000円~
注意点
  • ガラスケースや付属品など燃えないものは受取不可
  • 博多人形、顔のついた人形は供養の趣旨から受取可

「人形供養祭」大須観音
住所:〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須2-21-47
公式HP: http://www.osu-kannon.jp/

 

柏井八幡社|愛知県

柏井八幡社は、柏井の氏神様として崇められてきました。

境内には大相撲の春日野部屋宿舎があり、毎年大相撲名古屋場所(7月場所)に向けて境内に練習所(土俵)が設営され、朝から稽古が行われ、後援会や見学者で賑わいます。

人形供養際では、霊抜きの祈祷を行います。その後、人形を整理解体して処分するため、陶器人形も受け付けます。

開催日時 5月最終日曜日 10:30~
受付方法 / 日時 当日持ち込み 9:30~10:30、または5月1日より事前持ち込みできます。
祈祷料: 3,000円
注意点
  • ガラスケースは不可
  • ゴミ袋大1袋、若しくはダンボール箱1つに纏めること

柏井八幡社
住所:〒486-0927 愛知県春日井市柏井町2-31-1
公式HP: http://kashiwai-hachimansha.com/

 

上野天満宮|愛知県

名古屋天神と呼ばれる、無病息災・各種試験の合格祈願にご利益のある神社です。

上野天満宮は菅原道真公にちなんで学問の神様としても有名で、合格祈願に訪れる人が多くいます。平安時代中期に陰陽師で有名な安倍晴明の一族が住み、菅原道真公を祀ったことが始まりとされています。

上野天満宮では人形供養を毎日行なっています。

開催日時 毎日、翌朝に供養
受付方法 / 日時 持ち込み 9:00~17:00 ※通年受付(年末年始12月25日~1月25日は除く)
供養料 3kgまで2,000円、1kg毎200円追加
注意点
  • 事前予約不要
  • 段ボール、ショーケースは受付不可
  • 陶器製人形は受付できますが、袋を分けること

上野天満宮
住所:〒464-0094 愛知県名古屋市千種区赤坂町4-89
公式HP: http://www.tenman.or.jp

 

乙津寺|岐阜県

岐阜市鏡島にある「鏡島弘法」の愛称で親しまれる乙津寺は、東寺及び川崎大師と並ぶ「日本三躰厄除け弘法大師」の一つです。

行基が738年に草庵を開創し、813年に、弘法大師(空海)が嵯峨天皇の勅命により開山したとされます。現在は、臨済宗妙心寺派のお寺です。

国指定重要文化財の十一面千手観世音菩薩、韋駄天、毘沙門天などの多くの文化財があります。

別名「梅寺」と呼ばれる乙津寺は、梅の名所としても知られています。弘法大師が、御堂の前に逆さに差し立てた「梅の杖」が枝葉を生やして梅の木になったといわれという逸話が伝わっています。

当日は人形供養の受付のみです。魂抜きの供養をした後に処分してもらえます。

開催日時 毎日
受付方法 / 日時 寺務所へ持ち込み 9:00~12:00 (通年)
冥加料 人形の材質、大きさなどによって異なります。お問い合わせください。
注意点
  • 事前予約不要
  • 持ち込み方法に指定はありません。
  • 陶器など不燃の人形や、ガラスケースなどの持ち込みも可能ですが、別途費用がかかる場合もあります。

瑞甲山 乙津寺
住所:〒501-0124 岐阜県岐阜市鏡島中2丁目8−1
公式HP: https://osshinji.com/

 

正暦寺|奈良県

正暦寺は、菩提山真言宗の大本山の寺院です。

一条天皇の発願により、関白九条兼家の子兼俊が992年に創建されました。かつては伽藍が並び建つ大寺でしたが、今は本堂、鐘楼、福寿院を残すのみです。白鳳時代の秘仏として本尊の薬師如来倚像(重要文化財)が知られています。

別名「錦の里」と呼ばれ、紅葉の名所として知られています。 また、境内を流れる菩提仙川の清流の清水を用いて、菩提泉という銘柄の清酒が日本で初めて醸造されたという伝承があり、「日本清酒発祥之地」の碑が建っています。

お人形を直接持ち込むと、受付後すぐに、その場で15分程度の供養をしてもらえます。

また毎年3月9日を人形供養法要の日とし、本堂内でお勤め後、本堂境内にて大護摩を焚き、1年間預けられた全ての人形を法要します。

開催日時 毎年3月9日
受付方法 / 日時 正暦寺内の福寿院へ持ち込み 9:00~15:00)、または郵送(年中受付)
供養料 1口5,000円(ダンボールまたはビニール袋)
注意点
  • 事前予約不要
  • ガラスケースは取り外すこと
  • 人形の種類や、素材は問わず受け付けています。

菩提山大本山正暦寺
住所:〒630-8413 奈良市菩提山町157
公式HP: http://shoryakuji.jp/

 

隣華院|京都府

妙心寺塔頭の隣華院は、1599年に脇坂安治が南化玄興を開山に迎えて創建されました。

長谷川等伯筆の山水図襖20面(重要文化財)、狩野永岳筆の西園雅集図襖(市指定文化財)、豊臣秀吉の3歳で死去した豊臣棄丸(鶴丸)像(重要文化財)を所蔵しています。

拝観は、特別公開時のみです。

豊臣棄丸(鶴丸)像を所蔵し供養し続けていることから、人形供養を行なうことで知られ、通称「人形供養寺」と呼ばれています。 陶器製の人形は大きさが30cm以下のものを受け付けています。

納められた人形は後日供養し、郵送の場合は供養後にお知らせと粗供養品が送られます。

開催日時 随時
受付方法 / 日時 持ち込み 、または郵送(年中受付)
供養料 1口3,000円(3辺合計120cm以下のダンボールまたは30ℓ程度のビニール袋)
注意点
  • 持ち込みするときは、事前予約要
  • ガラスケース、道具は受付不可

妙心寺塔頭隣華院
住所:〒616-8035 京都府京都市右京区花園妙心寺町47
公式HP:http://www.rinkain.com/

 

西照寺|大阪府

西照寺は、大阪市天王寺区にある浄土宗の寺院です。 1596年に創建された歴史のあるお寺です。昭和20年に大阪大空襲で焼失し、戦後再建されました。

「人形供養の寺」として知られ、毎月供養法要を本堂にて開催しています。陶器の人形も受け付けています。

開催日時 毎月30日 16:00~16:30
受付方法 / 日時 当日持ち込み 15:00〜、事前持ち込みまた郵送 (年中受付)
供養料 2,000円~ ※箱の大きさ、個数により異なります。
注意点
  • 持ち込みの場合、事前に電話予約要。
  • 人形を郵送または持ち込む場合、人形の返却の必要がない旨を書きしるした一筆を同梱すること。
  • ガラスケース(別途+ 2,000円)、付属品も受付可。

光明山寿徳院西照寺
住所:〒543-0076 大阪府大阪市天王寺区下寺町2丁目2−45
公式HP:https://jodo-saishouji.jp/

 

宅原寺|兵庫県

宅原寺は、1582年に開山した、神戸市郊外にある禅寺です。

神戸人形供養大祭実行委員会の主催による宅原寺の人形供養大祭は、2024年は年2回、4月と10月に開催されています。10数名の僧侶による読経とお焚き上げによる供養で、関西最大規模の人形供養祭です。

供養祭では、地歌舞の古澤侑峯氏による舞い、笛奏者 雲龍氏による献笛が奉納されます。

環境への配慮から、お焚き上げは、一部のお人形と受付時に記入する割符(身代わり護符)で行います。

次回開催日時 2024年10月20日(日) 13:00~
受付方法 / 日時 当日持ち込み 10:00~12:30、または事前に持ち込み・郵送(年中受付)
供養料 大きさ、量などによって変わります ※実行委員会までお電話にてお問い合わせください。
注意点
  • 事前持ち込み、郵送の場合、事前に実行委員会に電話すること。問い合せ/078-986-0545(平日9:00~16:00)
  • ガラスケースは受付不可
  • 供養参加希望の場合、事前に電話すること。
  • 事前受付で、先にお人形を持ってこられた方も、供養祭当日に改めてお参りいただけます。

萬休山 宅原禅寺
住所:〒651-1511 兵庫県神戸市北区長尾町宅原2458
公式HP:https://takugenji.jp/

 

倉留寺|島根県

倉留寺は、島根県出雲市にある高野山真言宗・出雲厄除け大師の寺院です。

宍道湖と簸川平野を一望できる高台にあり、中国地方で唯一の「日本百名月の地」に認定されていてる倉留寺では、秋の中秋の名月にあわせて観月会が開催されます。

倉留寺は人形供養寺としても知られ、人形を供養した後、お焚き上げをしています。

開催日時 随時
受付方法 / 日時 持ち込み、または郵送(年中受付)
供養料 2,000円~4,000円 (箱の大きさによります)、特別供養は、1箱5,000円
注意点
  • 直接持ち込みは、事前に連絡すること。
  • ガラスケース入りの人形は別途+500円。
  • 特別供養は、1ヶ月間毎日本堂にて氏名を読みあげ、読経します。
  • 供養後、葉書でお知らせが届きます。

出雲高野山倉留寺
住所:〒691-0076 島根県出雲市園町136
公式HP:http://www.soryuji.jp/

 

不洗観音寺|岡山県

不洗観音寺は岡山県倉敷市に所在する729年 – 749年に増慶が開山した真言宗の寺院です。

増慶が開基した山からは清らかな水が湧き出し、赤ちゃんが生まれて三日三夜の後にこの井で洗うと、無病息災で成長すると言われました。

その逸話から、安産を不洗観音寺の本尊に祈願すると出産が楽で産湯を使わなくても良いほどきれいに生まれ丈夫に育つといわれ、「不洗観音寺」と呼ばれるようになりました。

不洗観音寺では、人形供養を毎月17日に行なっています。

開催日時 毎月17日早朝 ※参列不可
受付方法 / 日時 持ち込み 13:00~16:00(年中受付)
供養料 2,000円 ※45ℓのビニール袋(透明か半透明)一袋につき
注意点 ガラスケース、アクリルケース受付不可

景光山 観音寺
住所:〒710-0013 岡山県倉敷市中帯江820
公式HP: https://www.arawazu-kannonji.or.jp/

 

「干支の置物」は、干支供養への持ち込みもおすすめ

陶器製の人形の中でも、「干支の置物」は干支供養へ持ち込み、供養していただくことができます。

特に有名なのは、愛知県瀬戸市の陶磁器工芸メーカー・中外陶園が毎年2月11日に開催している干支供養で、毎年全国から4,500体以上の置物が届けられます。

集められた置物は、薬師窯ゆかりの宝泉寺の住職による読経が行われた後、槌で積み上げられた干支の置物を次々と割り魂を抜きます。

供養が終わった干支の置物は後日粉砕し、一部は新しい土と合わせて再び干支の置物「還土干支」として蘇らせ、販売されます。

持ち込みの場合、無料で供養していただけるほか、郵送も受け付けているので、干支の置物を処分したい方は依頼を検討してみてください。

開催日時 毎年2月11日 11:00~11:30
受付方法 / 日時
  • 当日持ち込み
  • 前日までに持ち込みor郵送
供養料 無料
注意点
  • 陶器製の干支の置物のみ受付
  • 干支置物に付属するプラスチック、木製品、紐などは事前にお取り除きください
  • 郵送の場合、送料はご負担ください

株式会社中外陶園「干支供養」
住所:〒489-0821 愛知県瀬戸市薬師町50番地 干支塚
公式URL:https://chugaitoen.co.jp/news/43/

 

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