自宅の神棚や、お正月飾りとして飾る「しめ縄」。
お正月飾りは松の内を過ぎたら、神棚に飾るしめ縄は購入から1年を目処に処分するのが一般的ですが、どう処分するのが正解なのかお悩みの方も多いのではないでしょうか?
本記事では、しめ縄の正しい処分・分別方法と注意点を詳しくご紹介します。
古いしめ縄を処分したい。
でも、ゴミとして捨てるのは抵抗がある…
そんな方におすすめなのが、「神社のお焚き上げ」サービスです。
神社のお焚き上げなら、しめ縄を箱に入れて神社に送るだけ。
日本三大稲荷の一つに数えられる祐徳稲荷神社で、最短1.5ヶ月で供養・お焚き上げしてもらうことができます。
✅ お守り・御札・神棚など、しめ縄以外の物もまとめて受付可能
✅ 個数制限なし、規定サイズ内なら何点でも受付可能
✅ クレジットカード、オンライン決済可
しめ縄の処分にお困りの方は、ぜひ活用してみてください。
しめ縄を処分するタイミング
しめ縄を処分するタイミングは、種類や用途により異なります。
お正月飾りとして飾るしめ縄は、松の内を過ぎたら片付けるのが一般的です。
松の内は1月1〜7日までが一般的ですが、1月15日までという地域もあります。
神棚に飾るしめ縄は、購入から1年を目処に新しいものに交換します。
初詣の際に新しいものを購入し、古いものを神社・お寺に納めるのが一般的です。
しめ縄の処分・分別方法
しめ縄は一般の家庭ゴミとして、自治体のゴミ回収に出すことができます。
ゴミとして処分する際には、必ず自治体のルールに従って分別してください。
稲藁など自然素材でできているしめ縄は、「燃えるゴミ」に分類されます。
近年では化学繊維素材でできたしめ縄もあり、正月飾りについている装飾も地域によっては「燃えないゴミ」に分類される場合があるため注意が必要です。
しめ縄は本来、お焚き上げするのが正しい処分方法になります。
できるだけ神社・お寺、どんど焼きなどに持ち込み、お焚き上げするようにしましょう。
神社・お寺の「納札所」に納める
神社・お寺の境内には、古いお守りや御札を返納するための「納札所」が設けられているところがほとんどです。
納札所にはしめ縄も納めることができます。
納められたしめ縄は、後日お守り・御札などと共に境内にてお焚き上げされます。
返納自体は無料でできますが、必ず本殿に参拝し、気持ちの額だけお賽銭を入れてください。
*寺社によっては年末年始の期間以外は返納を受け付けていないところや、しめ縄が対象外となっているところもあるため注意しましょう
「どんど焼き」に持ち込む
初詣の際に返納しそびれた場合は、「どんど焼き」に持ち込みお焚き上げしてもらう方法もおすすめです。
どんど焼きとは、毎年小正月の時期(1月15日頃)に、神社やお寺の境内で古いお正月飾りやお守り・御札、ダルマなどの縁起物をお焚き上げする伝統行事です。
地域によっては自治体主催で河川敷などでも開催されており、ほとんどの場合、無料でお焚き上げしてもらえます。
どんど焼きには、お正月にお迎えした歳神様がどんど焼きの煙とともにお帰りになるのをお見送りする。という意味があり、縁起の良いイベントでもあります。
どんど焼きの煙や火の粉にあたると、無病息災や家内安全が叶うとも言われています。
多くの開催場所では不燃物は対象外となっているため、しめ縄にプラスチック製の飾りが付いている場合は事前に分別してから持ち込むようにしましょう。
しめ縄を送るだけ!「神社のお焚き上げ」がおすすめ
- 神社・お寺に返納しそびれた
- 今すぐしめ縄をお焚き上げしたい
という方におすすめなのが、佐賀県鹿島市にある祐徳稲荷神社が行っている「神社のお焚き上げ」サービスです。
「日本三大稲荷」の一つに数えられる祐徳稲荷神社では、通年で郵送でのお焚き上げを受け付けており、公式サイトから「お焚き上げキット」を注文し、しめ縄を箱に入れて神社に送るだけ。
最短1.5ヶ月で供養・お焚き上げしてもらうことができます。
申し込み・利用手順は以下の通り。
- 公式サイトから「お焚き上げキット」を購入する
- キットが自宅に届く
- しめ縄を箱に入れて神社に送る
- 神社でご祈祷・お焚き上げが行われる
- お焚き上げ完了後、「ご祈祷動画」と「お焚き上げ証明書」が届く
お焚き上げキットは物の種類やサイズに応じて様々なタイプがあり、長さ50cm以下のしめ縄であれば「ロングタイプ」のキットで3,980円税込〜依頼できます。
長さ50cm以上のしめ縄には、「ボックスタイプ」のキット(7,480円税込〜)がおすすめ。
いずれのキットも個数制限はなく、規定サイズ内であれば何点でも受け付けてもらえるので、お守り・御札、神棚など、処分に困っているものがあればまとめて一緒に送りましょう。
多くの神社・お寺では不燃性の物は対象外となっており、しめ飾りに付いているプラスチック製の飾りなど、不燃物は受け付けてもらえない場合がほとんどですが、「神社のお焚き上げ」サービスでは不燃物も受け付けているので、分別なしでそのまま送れるのも嬉しいポイントです。
※不燃物はご祈祷後、産業廃棄物として処分されます
しめ縄の処分にお困りの方は、ぜひ「神社のお焚き上げ」サービスの利用を検討してみてください。
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