神棚にしめ縄は必要?取り付け方・向きを分かりやすく解説

しめ縄 神棚 付け方 向き 注連縄 コラム

神社で授かった御札を祀り、神様をお祀りするための神棚。
神棚に飾る「しめ縄」は、神様をお祀りしている神聖な場所であることを示すための神祭具です。

本記事では、これから神棚を飾る方に向けて、しめ縄(注連縄)の正しい飾り方と向きを詳しくご紹介します。

神社のお焚き上げ_お焚き上げ

古いしめ縄を処分したい。
でも、ゴミとして捨てるのは抵抗がある…

そんな方におすすめなのが、「神社のお焚き上げ」サービスです。
神社のお焚き上げなら、しめ縄を箱に入れて神社に送るだけ。
日本三大稲荷の一つに数えられる祐徳稲荷神社で、最短1.5ヶ月で供養・お焚き上げしてもらうことができます。

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しめ縄の処分にお困りの方は、ぜひ活用してみてください。

神棚にしめ縄は絶対必要?

神棚を飾る際、必ずしめ縄が必要ということはありません。

神社本庁では、しめ縄を張り、紙垂を垂らす方法が正しい祀り方とされていますが、厳密に守る必要はなく、神棚を神聖な場所として清潔に保つことが最も大切です。

全国には出雲大社をはじめ靖国神社、日光東照宮、明治神宮など神社本庁に属していない神社も多くあり、神社や地域によっても考え方・飾り方は異なります。

 

しめ縄の取り付け方

しめ縄 紙垂 雲 神棚

しめ縄の付け方に決まったルールはありませんが、雲板(神棚を乗せる棚板の上部に取り付ける、雲のデザインをした幕板)の有無によって取り付け場所が異なります。

雲板がある場合

  • しめ縄の両端に紐をつけ、雲板に括り付ける
  • 雲板の裏側にフック・L字金具を取り付け、しめ縄を留める

といった方法で取り付けるのが一般的です。

雲板に紐を括り付けにくい場合は、フックやL字金具を活用しましょう。

雲板がない場合

雲板がない場合は、天井にフック・L字金具を付けて吊るすのが一般的です。

神棚の近くに棚や柱など、紐を括り付けられる場所がある場合は、それらを活用しても良いでしょう。
コンクリートの天井の場合も、専用のフックを購入すれば取り付け可能です。

 

しめ縄の向き

しめ縄 神棚

左右どちらかが細くなっている「ごぼうじめ」のしめ縄を飾る場合、神棚に向かって右側が太くなる飾り方を「入船」、左側が太くなる飾り方を「出船」と呼びます。

神道では古来から左が神聖、右が俗、とされてきました。
神様から見て左が上位という考え方から、神棚に飾る場合は、入船(向かって右側に太い部分がくるように飾る)が一般的です。

例外として、出雲大社の場合は右が上位と考えられているため、出船(向かって左側に太い部分がくるように飾る)が正しい向きとなります。

しめ縄の向きは考え方が様々あるため、各宗派・地域に則ったやり方で飾るのが良いでしょう。

 

神棚に飾るしめ縄の選び方

しめ縄は、大きく分けて「玉飾り」「輪飾り」「前垂れ」「ごぼうじめ」「大根じめ」の5種類あります。

神棚に飾るしめ縄は絶対この形でなくてはならないといった決まりは無いので、神棚のサイズや好みに合うものを選んで問題ありません。

神棚の横幅より30cmほど長いしめ縄を選ぶと、バランス良く飾れます。

 

しめ縄を交換するタイミングはいつ?

しめ縄 神棚

しめ縄は御札と同じく、1年に1回を目処に交換するのが良いとされています。

古いしめ縄を何年も飾り続けると、神棚にもホコリが溜まりやすい状態になるため、1年以上使用したものはできるだけ早く取り替えるようにしましょう。

年末の大掃除や初詣のタイミングで古いしめ縄を処分し、新しいしめ縄を一年間飾るのが一般的です。

毎年12月13日は「正月事始め」の日とされており、新たな一年に幸せを授けてくれる年神様をもてなすためのお正月の準備をこの日から始めます。
しめ縄も12月13日以降に交換するのが良いとされていますが、避けるべきは12月29日と31日です。

12月29日は二重苦で交換に相応しくなく、31日は一日飾り、一夜飾りと言われ、神様のお迎え準備を蔑ろにしたことになってしまうため、極力避けるようにしましょう。

喪中・忌中で交換できない場合

年末年始と身内の不幸が重なってしまった場合、「神棚封じ」を行うのが一般的です。
忌中は神棚への礼拝や、神社への参拝は控えましょう。

御札・しめ縄は四十九日が過ぎてから、交換するようにしてください。

 

古いしめ縄は「お焚き上げ」を忘れずに

神社 お参り 参拝

古いしめ縄は、ゴミとして処分することもできますが、お焚き上げするのが正しい処分方法です。
神社の境内にある「納札所」に返納し、お焚き上げしてもらうようにしましょう。

返納自体は無料でできますが、サイズによっては別料金がかかるところもあります。
神社によっては納札所が無いところや、お守り・御札のみが対象となっているところもあるため事前に確認しましょう。

返納する際は、神様への感謝の気持ちを込めて、本殿への参拝と、お賽銭を忘れずに行うようにしてください。

神社への返納が難しい場合は、小正月の時期(1月15日頃)に開催される「どんど焼き」に持ち込み、お焚き上げすることもできます。

 

しめ縄を送るだけ!「神社のお焚き上げ」サービス

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  • 近くにしめ縄を返納できる神社がない
  • しめ縄を今すぐお焚き上げしたい

という方におすすめなのが、佐賀県鹿島市にある祐徳稲荷神社が行っている「神社のお焚き上げ」サービスです。

「日本三大稲荷」の一つに数えられる祐徳稲荷神社では、通年で郵送でのお焚き上げを受け付けており、サイトから「お焚き上げキット」を注文し、しめ縄を箱に入れて神社に送るだけ。
最短1.5ヶ月で供養・お焚き上げしてもらうことができます。

お焚き上げの依頼手順は以下の通り。

  1. 公式サイトから「お焚き上げキット」を購入する
  2. キットが自宅に届く
  3. しめ縄を箱に入れて神社に送る
  4. 神社でご祈祷・お焚き上げが行われる
  5. お焚き上げ完了後、「ご祈祷動画」と「お焚き上げ証明書」が届く

お焚き上げキットは物の種類やサイズに応じて様々なタイプがあり、長さ50cm以下のしめ縄であれば、「ロングタイプ」のキットで3,980円税込〜依頼できます。

長さ50cm以上のしめ縄には、「ボックスタイプ」のキット(7,480円税込〜)がおすすめ。

いずれのキットも個数制限はなく、規定サイズ内であれば何点でも受け付けてもらえるので、お守り・御札、神棚、正月飾り、その他縁起物など、お焚き上げしたい物があればまとめて一緒に送りましょう。

多くの神社・お寺では不燃性の物は対象外となっており、陶器製の神具など、不燃物は受け付けてもらえない場合がほとんどですが、「神社のお焚き上げ」サービスでは不燃物も受け付けているので、分別なしでそのまま送れるのも嬉しいポイントです。
※不燃物はご祈祷後、産業廃棄物として処分されます

しめ縄の処分にお困りの方は、ぜひ「神社のお焚き上げ」サービスの利用を検討してみてください。

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