鏡は家庭ゴミとして処分することができますが、長年愛用してきた鏡や、割れてしまった鏡、なんとなく不吉に感じる鏡など、さまざまな理由でゴミとして処分するのに抵抗がある方もいらっしゃるかと思います。
そんな方におすすめなのが「鏡供養」です。
本記事では、鏡供養の意味と鏡供養を行っている全国の神社・お寺を詳しくご紹介します。
古い鏡を処分したい
でも、ゴミとして捨てるのは抵抗がある…
そんな方におすすめなのが、「神社のお焚き上げ」サービスです。
神社のお焚き上げなら、鏡を封筒や箱に入れて神社に送るだけ。
日本三大稲荷の一つに数えられる祐徳稲荷神社で、最短1.5ヶ月で供養・お焚き上げしてもらうことができます。
✅ 金属・プラスチックなど不燃物も受付可能
✅ 個数制限なし、規定サイズ内なら何個でも受付可能
✅ クレジットカード、オンライン決済可
古い鏡の処分にお困りの方は、ぜひ活用してみてください。
鏡供養とは?
「鏡供養」とは、使用しなくなった鏡を神社やお寺の境内で供養していただく儀式のことです。
古くなった鏡や割れて使えなくなった鏡への感謝を込めてお焚き上げすることで、その役目を終えた鏡に対する敬意を示すことができます。
鏡は古来より神聖な物とされ、日本の神話でも重要な役割を果たしてきました。
また、鏡には魔よけの力があると言われており、「北向きに置かない」「むき出しのままにしておかない」といった風習があります。
「長年愛用してきた鏡をゴミとして処分するのに抵抗がある」「割れた鏡を丁寧に処分したい」といった場合には、神社やお寺で供養していただくことで、罪悪感なく鏡を手放すことができ、自分自身の心も整理することができます。
鏡供養を依頼できる神社・お寺
ここからは、「鏡供養」を行っている全国の神社・お寺をご紹介します。
近年では環境負荷への影響から不燃物の供養を受け付けている寺社が減少傾向にあるため、近隣の神社・お寺に供養お焚き上げを依頼する際には、必ず事前に引き受けてもらえるか確認しましょう。
やすらか庵|千葉県
千葉県千葉市にある「やすらか庵」は困ったことや悩み事がある時に気軽に相談に行ける場所として無料相談を受け付けています。
やすらか庵の境内にはお焚き上げ供養場があり、様々なものの供養が可能です。
物を大切にする日本の伝統を守り、持ち主に心の安らぎを提供してくれる寺院です。
受付方法 / 日時 | 持ち込み / 当日 ※受付日時はお問い合わせください |
供養料 | お問い合わせください |
注意点 | お問い合わせください |
やすらか庵
住所:〒265-0053 千葉県千葉市若葉区野呂町1434-16
公式HP:https://yasurakaan.com/burning-talismans/kagami/
結城諏訪神社|茨城県
茨城県結城市にある結城諏訪神社は、武田信玄や徳川家康などの多くの武将に勝利をもたらした事から、勝負の神として崇敬を受けた神社です。
遺骨以外の物はすべてお焚き上げなどの供養を受付可能となっています。
また令和6年3月より東京出張所を開所しており、そちらでも供養を受け付けています。
受付方法 / 日時 | 持ち込み / 午前9時〜午後16時 |
供養料 | A4封筒やレターパックサイズは2,000円〜(サイズにより異なります) |
注意点 | 供養に立ち会っての個別供養が可能だが、供養料とは別途で玉串料(7,000円から)が必要。 |
結城諏訪神社
住所:〒307-0021 茨城県結城市上山川161
公式HP:https://suwa-jinja.jp/kuyo
和布刈神社|福岡県
福岡県にある和布刈神社は、九州の最北端にある神社です。
和布刈神社の神様は今まで関門海峡を見守り続け、人々の道を照らし続けてくれています。
そんな神様が祀られている神社では、思いのこもった思物を感謝と誠意を持って供養してくれます。
受付方法 / 日時 | 持ち込み / 午前9時30分〜午後17時 |
供養料 | 小:3,000円〜(サイズによって異なります) |
注意点 | お問い合わせください |
和布刈神社
住所:〒801-0855福岡県北九州市門司区門司3492
公式HP:https://www.mekarijinja.com/sibutukuyou
国上寺|新潟県
国上寺は新潟県燕市に位置する歴史ある寺院です。
奈良時代に創建されたとされ、地域の信仰の中心となっています。
国上寺では人形供養、もの供養などのお焚き上げが可能です。真心を込めて供養していただけます。
受付方法 / 日時 | 持ち込み / 3月 最終日曜日 ※受付日時はお問い合わせください |
供養料 | 5,000円〜 |
注意点 | お問い合わせください |
国上寺
住所:〒959-0136 新潟県燕市国上1407
公式HP:https://kokujouji.com/gokuyo/monokuyo/
鏡を送るだけ!「神社のお焚き上げ」がおすすめ
- 近くに鏡供養を依頼できる神社・お寺がない
- 神社・お寺に直接持ち込むのが難しい
- 今すぐ鏡を供養したい
という方におすすめなのが、佐賀県鹿島市にある祐徳稲荷神社が行っている「神社のお焚き上げ」サービスです。
「日本三大稲荷」の一つに数えられる祐徳稲荷神社では、郵送でのお焚き上げ供養を通年で受け付けており、最短1.5ヶ月でお焚き上げをしてもらうことができます。
鏡供養の申し込み手順は以下の通りです。
- 専用サイトから「お焚き上げキット」を購入する
- キットが自宅に届く
- 鏡を専用封筒(または箱)に詰めて神社に送る
- 神社でご祈祷・お焚き上げが行われる
- お焚き上げ完了後、メールで「お焚き上げ証明書」と「ご祈祷動画」が届く
支払いにはクレジットカードやAmazonpayなどオンライン決済が使用可能なほか、送料も全て神社が負担してくれるので、自宅にいながら簡単に鏡供養を依頼することができます。
「お焚き上げキット」は物の種類やサイズによって様々なタイプが用意されており、小さめの手鏡であれば「レタータイプ」のキットで1,980円税込〜依頼可能。
A4サイズ以上の大きな鏡の場合、「ボックスタイプ」のキットで7,480円税込〜依頼できます。
いずれのキットも個数制限はなく、規定サイズ内であれば何点でも受け付けてもらえるので、お守り・御札、神棚、写真、その他遺品など、お焚き上げしたいものが他にもあれば一緒に送りましょう。
鏡は割れやすいので、プチプチや緩衝材で包み、なるべく割れないよう慎重に梱包しましょう。
割れた鏡も受け付けてもらえますが、表面をテープで留めるなど、輸送中に粉々にならないよう配慮してください。
多くの寺社では不燃物を受け付けてもらえない場合がほとんどですが、「神社のお焚き上げ」サービスでは不燃性のものもまとめて供養していただけるので、分別の手間がなく、安心して鏡供養を依頼できます。
※不燃物はご祈祷後、産業廃棄物として処理されます
古い鏡の処分にお困りの方は、ぜひ「神社のお焚き上げ」サービスを活用してみてください。
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