部屋の断捨離・片付けをする際、趣味で集めていたものや、人からもらった物が出てきてしまい、思い出に浸っていたら全然進まなかった。という苦い経験は無いでしょうか?
特に、幼少期に大切にしていた物や趣味・推し活グッズ、大切な人から頂いた物などは、思い出があるため処分に困ることが多々あります。
本記事では、思い出の物を捨てられない理由と断捨離のコツ、罪悪感なく手放す方法をご紹介します。
思い出の物を処分したい。
でも、ゴミとして捨てるのは抵抗がある…
そんな方におすすめなのが、「神社のお焚き上げ」サービスです。
神社のお焚き上げなら、思い出の物を封筒や箱に入れて神社に送るだけ。
日本三大稲荷の一つに数えられる祐徳稲荷神社で、最短1.5ヶ月で供養・お焚き上げしてもらうことができます。
✅ プラスチックなど不燃物も受付可能
✅ 個数制限なし、規定サイズ内なら何個でも受付可能
✅ クレジットカード、オンライン決済可
思い出の物を捨てられない。形見や遺品などの処分にお困りの方はぜひ活用してみてください。
思い出の物が捨てられない理由
「もったいない」と感じるから
物が捨てられない人に最も多いのが、「もったいないから」という理由です。
特別な思い出のある物であればなお、もったいない精神に罪悪感が合わさり、余計に手放しづらい状況が生まれます。
しかし、もったいないからという理由だけで、使わない物を長年しまっておくのは逆に収納スペースの無駄です。
罪悪感から捨てられない物をいくつも放っておいては、次第に部屋を圧迫していくでしょう。
部屋を片付けたい場合は、「もったいないから」という理由で放置している物を優先的に手放すことで、断捨離がスムーズに進みます。
物を捨てる=思い出が無くなる思い込み
思い出の物を捨てられない人に多いのが、「物を捨てることで、思い出まで消えてしまうのではないか」という思い込みです。
思い出に関連する物が無くなることで、大切な記憶が薄れてしまうことに恐怖を感じる方も少なくありません。
しかし、幼少期に大切にしていた本や玩具などを、全て手元に残しておくことは現実的には難しいでしょう。
本当に大切な思い出あれば、物がなくとも思い出せるはずではないでしょうか?
思い出の物を無理に手放す必要はありませんが、断捨離の必要がある場合は、一生手元においておきたい物だけを厳選し、それ以外は処分を検討しましょう。
捨てる前に物の写真を撮っておき、思い出したい時に写真を見返す、といった方法もおすすめです。
人からもらった物だから
二番目に多いのが「人からもらった物だから」という理由です。
家族や友人、大切な人からもらったプレゼントを処分したくても、贈ってくれた人への想い・罪悪感から手放せない、という方も多いのではないでしょうか。
特に手紙や寄せ書きなど、メッセージ付きのもの。結婚などのお祝いでもらった物は手放しにくい傾向にあります。
しかし、人からもらった物に関わらず、使わない物をいくつも放置しておいては、片付けは一向に進みません。
本当に残しておきたいものだけを選別し、他はなるべく処分しましょう。
高価な物であれば、買取査定に出すのも良いでしょう。オークションサイトやフリマアプリなどで売れる可能性があります。
自分が使わないものは、使ってくれる人に譲る・寄付するといった処分方法を検討しましょう。
思い出と向き合うのが辛い
中には、思い出と向き合いたくないという理由から、押し入れに物を仕舞い込んでいるケースもあります。
無意識にやってしまいがちな行為ですが、これは、目の前から物を遠ざけることで問題から目を逸らしている状態です。
収納スペースに余裕がある場合はそういった物を放置していても問題ありませんが、思い出したくない物を手元に残しておくのは、心理的にも良い状態とは言い難いでしょう。
その物を見るだけで様々な感情が浮かんできてしまい、どうにもできない、とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
どうしても手放せない物がある方は、神社またはお寺に「お焚き上げ」を依頼することで、辛い思い出を供養・浄化していただき、気持ちよく手放すことができます。
思い出の物を断捨離・処分する方法
断捨離の目的・物を処分するメリットに意識を向ける
部屋を片付ける際、ついつい過去の思い出に浸ってしまい、断捨離が捗らないという方は、
- 過去の思い出に固執しやすい
- 物を捨てるのに罪悪感を感じやすい
といった傾向があります。
決して悪いことではないのですが、本気で片付けをしたいのであれば、こうした自分の性格・癖を自覚し、変えていく必要があります。
そのため、片付けを進めるためにはまず、物を捨てることで得られるメリットに意識を向け、前向きに取り組むことが大切です。
例えば、物を捨てることで以下のようなメリットがあります。
- 収納スペースが増える
- 部屋が綺麗になる
- どこに何があるか一目でわかる
- 収納スペースが空いた分、新しい物を買える
- 新しい生活、未来に意識を向けるきっかけになる
「思い出の物だから」という理由で手放すのを諦める前に、
- なぜ片付けをしたいと思ったのか
- どのくらい物を処分する必要があるのか
- 物を処分することで得られるメリット
- 処分しないことでどんなデメリットがあるのか
を具体的に考えることで、本当に必要な物とそうでない物を見極めることができます。
思い出と向き合うのは時に辛い行為でもありますが、片付けを通して新しい一歩を踏み出すきっかけにもなります。
物を断捨離する際のルールを作る
物が捨てられない方は、断捨離する前に「仕分けルール」を作っておくことをおすすめします。
例えば、以下に当てはまる物は処分を検討しましょう。
- 一度も使っていない物
- 長年しまっていた物
- 転売・市場価値がない物
- 嫌な思い出が蘇る物
他にも以下のようなルールを設けると、仕分けがスムーズに進みます。
- 過去半年以内に一度も触っていない物は処分する
- 1つの思い出につき1つの物だけ手元に残し、それ以外は処分する
一生手元に置いておきたいもの/そうでないものの仕分けができても、いざ捨てようとすると罪悪感に襲われる方もいるでしょう。
その場合は、処分したい物をまとめて部屋の1箇所に保管しておき、1週間後・1ヶ月後など期日を設けて、気持ちの整理がついたタイミングで後日改めて捨てる方法もおすすめです。
捨てづらい物は、「お焚き上げ」がおすすめ
思い出の物を断捨離する方法をご紹介してきましたが、中には亡くなった方から頂いたものや、特別な思い入れのある物など、ゴミとして捨てるのが憚られる物もあるかと思います。
そんな時には、神社やお寺に「お焚き上げ」を依頼することをおすすめします。
お焚き上げとは、遺品や思い入れのある品を神社やお寺で供養し、火で燃やすことで天に還す儀式です。
日本では古来から「古い物には魂が宿る」と考えられており、全国にはお守り・御札以外にも様々な物の供養を受け付けている神社・お寺があります。
供養代は寺社により異なりますが、1着あたり3,000円〜1万円。
「ご志納」となっている場合は、1万円を包んでお渡しするのが通例です。
神社・お寺で思い出の物を供養、浄化していただくことで、気持ちよく手放すことができます。
お品を送るだけ!「神社のお焚き上げ」サービスがおすすめ
- 近くにお焚き上げを依頼できる神社・お寺がない
- 今すぐお焚き上げを依頼したい
という方におすすめなのが、祐徳稲荷神社(佐賀県鹿島市)が行っている「神社のお焚き上げ」サービスです。
「日本三大稲荷」の一つに数えられる祐徳稲荷神社では、通年で郵送でのお焚き上げを受け付けており、サイトから「お焚き上げキット」を注文し、捨てられない物を封筒や箱に入れて神社に送るだけ。
最短1.5ヶ月でお焚き上げしてもらうことができます。
「神社のお焚き上げ」サービスの利用方法は以下の通り。
- 公式サイトから「お焚き上げキット」を購入する
- キットが自宅に届く
- 封筒(または箱)に思い出の物を入れて神社に送る
- 神社でご祈祷・お焚き上げが行われる
- お焚き上げ完了後、「ご祈祷動画」と「お焚き上げ証明書」が届く
お焚き上げキットは物の種類やサイズに応じて様々なタイプがあり、A5サイズ以下の小さめの物であれば、「レタータイプ」のキットで1,980円税込〜依頼することができます。
大きめの物をまとめてお焚き上げしたい方には、「ボックスタイプ」のキット(7,480円税込〜)がおすすめです。
いずれも個数制限はなく、規定サイズ内であれば何個でも受け付けてもらえるので、お焚き上げしたいもの複数がある方はまとめて一緒に送りましょう。
人形・ぬいぐるみ類専用の「人形供養キット」(14,900円税込〜)などもあるので、ご自身の捨てたい物・サイズに応じたキットを選びましょう。
多くの神社・お寺では不燃性の物を受け付けていない場合がほとんどですが、「神社のお焚き上げ」サービスでは、金属・プラスチックなどの不燃物も受け付けているので、分別の手間がかからないのも嬉しいポイントです。
※不燃物はご祈祷後、産業廃棄物として処分されます
「思い出の物が捨てられない」という悩みを抱えている方は、ぜひ「神社のお焚き上げ」サービスの利用を検討してみてください。
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