和歌山県は、ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」をはじめ、日本屈指のパワースポットが集まる霊場の宝庫です。
熊野本宮大社・熊野那智大社・熊野速玉大社の「熊野三山」は、古来より「蘇りの聖地」として多くの参拝者が熊野古道を歩いて目指してきた聖地です。
那智の滝を御神体とする飛瀧神社や、那智山青岸渡寺の三重塔と滝が織りなす絶景は、和歌山を象徴する風景として全国に知られています。
高野山エリアでは、弘法大師(空海)が開いた真言宗の総本山・金剛峯寺や、20万基を超える墓碑が並ぶ奥之院で、深い宗教体験と神秘の世界に触れることができます。
和歌山市内には紀伊国一の宮・日前神宮や、全国の鈴木姓発祥の地・藤白神社など個性豊かな社寺も点在しています。
季節ごとに変わる自然とともに、御朱印巡りや古道ウォークをお楽しみください。
- 和歌山県の神社お寺おすすめ人気ランキング
- 熊野本宮大社|和歌山県田辺市
- 熊野那智大社|和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
- 熊野速玉大社|和歌山県新宮市
- 高野山金剛峯寺|和歌山県伊都郡高野町
- 高野山奥之院|和歌山県伊都郡高野町
- 青岸渡寺|和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
- 紀三井寺|和歌山県和歌山市
- 淡嶋神社|和歌山県和歌山市
- 日前神宮・國懸神宮|和歌山県和歌山市
- 伊太祁曽神社|和歌山県和歌山市
- 竈山神社|和歌山県和歌山市
- 丹生都比売神社|和歌山県伊都郡かつらぎ町
- 慈尊院|和歌山県伊都郡九度山町
- 根来寺|和歌山県岩出市
- 道成寺|和歌山県日高郡日高川町
- 闘鶏神社|和歌山県田辺市
- 粉河寺|和歌山県紀の川市
- 補陀洛山寺|和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
- 神倉神社|和歌山県新宮市
- 飛瀧神社|和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
- 救馬溪観音|和歌山県西牟婁郡上富田町
- 玉置神社|奈良県吉野郡十津川村
- 藤白神社|和歌山県海南市
- 須賀神社|和歌山県日高郡みなべ町
和歌山県の神社お寺おすすめ人気ランキング
※参拝時間/参拝料/所要時間は実際と異なる場合がございます。各施設の公式HPにて最新情報をご確認ください。
1位
熊野本宮大社|和歌山県田辺市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
※10月〜翌4月は6:00~18:00
授与所 8:00~17:00
拝観料
宝物殿 大人300円 小人100円
所要時間
住所
アクセス
新宮駅から熊野御坊南海バスで約1時間40分
熊野本宮大社の見どころ
ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産として登録されており、古来より「蘇りの聖地」として多くの参拝者が熊野古道を歩いて訪れてきました。
熊野川・音無川・岩田川の合流地点「大斎原(おおゆのはら)」にかつて社殿がありましたが、明治22年(1889年)の大洪水により現在地へ遷座されました。
大斎原には高さ約34mの日本最大の大鳥居がそびえ立ち、その荘厳な景観は訪れる人々を圧倒します。
境内の社殿は第一殿から第四殿が並ぶ独特の構造で、それぞれに異なる御祭神が祀られています。
「蘇りの地」を象徴する八咫烏の御朱印や授与品は人気が高く、多くの参拝者が求めて訪れています。
2位
熊野那智大社|和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
授与所 8:00~16:30
拝観料
宝物殿 大人300円 小人200円
所要時間
住所
アクセス
熊野那智大社の見どころ
ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録された霊場で、朱塗りの社殿が那智の滝を見下ろす山腹に位置しており、その景観は訪れる人々に深い感動を与えます。
八咫烏との縁が深く、境内の随所に三本足のカラスの意匠を見ることができます。
社殿に隣接する那智山青岸渡寺との神仏習合の景観は、日本でも唯一無二の存在として知られています。
毎年7月に行われる例大祭「那智の火祭り」は国の重要無形民俗文化財に指定されており、12基の大松明が那智の滝に向けて練り歩く光景は圧巻です。
那智の滝に直接参拝できる飛瀧神社へも合わせて足を運んでみてください。
3位
熊野速玉大社|和歌山県新宮市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
神宝館 9:00~16:00
拝観料
神宝館 500円(高校生以下無料)
所要時間
住所
アクセス
またはバスで速玉大社前バス停から徒歩すぐ
熊野速玉大社の見どころ
御祭神は熊野速玉大神と熊野夫須美大神の夫婦神で、縁結びや良縁成就のご利益で広く信仰されています。
境内には名木として認定されたナギの大樹があり、高さ約20m・幹周り約6mを誇る日本最大級のナギの木として有名です。
ナギは葉脈が強く切れにくいことから縁を結ぶ縁起の良い木とされており、縁結びを願う参拝者がお守りとして持ち帰る風習があります。
神宝館では国宝に指定された神宝類を見学でき、平安時代の貴重な文化財に触れることができます。
熊野古道の起点としても知られており、古道を歩いてここを目指す巡礼者が今も各地から絶えず訪れています。
4位
高野山金剛峯寺|和歌山県伊都郡高野町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
※受付は16:30まで
拝観料
小学生300円
未就学児無料
所要時間
住所
アクセス
南海りんかんバスで千手院橋バス停下車、徒歩約3分
高野山金剛峯寺の見どころ
ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の中核を担う聖地で、日本仏教の重要な修行の場として1,200年以上の歴史を誇ります。
主殿の大広間に連なる「蟠龍庭(ばんりゅうてい)」は国内最大規模の石庭で、2,340㎡の白砂に340個の岩が配置された壮大な景観を見せます。
奥書院には狩野探幽筆の障壁画が残り、桃山文化の粋を感じることができます。
山内各所に宿坊が点在しており、精進料理や朝のお勤め体験など、深い宗教体験を得ることもできます。
4月には弘法大師の月命日に合わせた「御影供(みえく)」が行われ、多くの参拝者が訪れます。
5位
高野山奥之院|和歌山県伊都郡高野町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
燈籠堂 6:00~17:00
御供所(納経所)夏季8:00~17:00・冬季8:30~16:30
拝観料
所要時間
住所
アクセス
または一の橋口バス停から徒歩約2km(参道往復)
高野山奥之院の見どころ
一の橋から御廟まで約2kmの参道には樹齢数百年の老杉がそびえ立ち、武田信玄・上杉謙信ら戦国武将から近現代の著名人まで20万基を超える墓碑・供養塔が並びます。
御廟橋より先は聖域として写真撮影が禁じられており、厳粛な空気が漂います。
燈籠堂では弘法大師に食事を届ける「生身供(しょうじんく)」の儀式が毎日欠かさず執り行われており、1,200年間途絶えることなく続く信仰の深さを感じられます。
宿坊に宿泊すれば夜の参道をランタンを持って散策する幻想的な体験も楽しめます。
高野山全体の霊域の中でも最も神聖な場所として、年間を通じて多くの参拝者が訪れます。
6位
青岸渡寺|和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
三重塔 大人200円
所要時間
住所
アクセス
那智山バス停から徒歩約5分
青岸渡寺の見どころ
仁徳天皇の時代、インドから渡来した裸形上人が那智大滝で観音像を感得し草庵を営んだことが始まりとされており、1,600年以上の歴史を誇ります。
安土桃山時代に豊臣秀吉が再建した三重塔は朱塗りが際立って美しく、那智大滝を背景にした景観は熊野随一の絶景として多くの参拝者・写真家を惹きつけます。
隣接する熊野那智大社との神仏習合の景観はユネスコ世界遺産にも登録されており、神社と寺が共存する独特の雰囲気を体感できます。
本堂に祀られる如意輪観世音菩薩は秘仏で、年に数回の特別開帳の際には各地から巡礼者が集まります。
西国三十三所巡礼の出発点として、全国から参拝者が訪れています。
7位
紀三井寺|和歌山県和歌山市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
ケーブルカー利用者:大人400円 小中学生・70歳以上200円
所要時間
住所
アクセス
南海和歌山市駅から和歌山バス「紀三井寺」バス停下車徒歩約10分
紀三井寺の見どころ
正式名称は「紀三井山金剛宝寺護国院」といい、境内の三つの湧水(清浄水・楊柳水・吉祥水)が「紀の国の三つの井戸」という社名の由来となっています。
231段の急な石段を登った先に本堂が建ち、境内からは紀伊水道や和歌山市街を一望できる絶景が広がります。
本尊の十一面観世音菩薩像は重要文化財で、50年に一度の御開帳が行われる秘仏です。
また、高さ12mの木造大千手十一面観音像(結縁観音)は全国最大級の木造仏として知られ、多くの参拝者が参詣しています。
春には境内が桜の名所として賑わい、和歌山城とともに和歌山を代表する観光スポットです。
8位
淡嶋神社|和歌山県和歌山市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
宝物殿 大人300円 小人200円
所要時間
住所
アクセス
淡嶋神社の見どころ
少彦名命・大己貴命・息長足姫命の三柱を御祭神とし、医薬の祖神として安産・子授け・婦人病平癒のご利益で広く信仰されています。
特に有名なのが「ひな流し」の神事で、毎年3月3日にひなまつりに合わせて全国から奉納されたひな人形を海に流す行事は圧巻の光景です。
境内には全国から奉納された約2万体もの人形が所狭しと並べられており、その光景は独特の雰囲気を醸し出しています。
人形に想いが宿ると信じられており、長年大切にした人形への感謝を捧げる参拝者が絶えない神社です。
南海加太線の終点・加太駅からのんびり散策しながら訪れるのがおすすめです。
9位
日前神宮・國懸神宮|和歌山県和歌山市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
祈祷受付 9:00~16:00
拝観料
所要時間
住所
アクセス
阪和自動車道 和歌山ICから車で約5分
日前神宮・國懸神宮の見どころ
神武天皇2年(紀元前660年頃)の創建と伝えられ、伊勢神宮に次ぐ由緒を持つ神社として「紀伊国一の宮」に数えられています。
日前神宮と國懸神宮は向かい合うように社殿が建てられており、二社を合わせて「日前宮(にちぜんぐう)」と親しまれています。
深い森に囲まれた境内は都市部にありながら静謐な雰囲気に包まれており、地元の人々から「日前宮さん」と呼ばれて長く親しまれています。
境内末社では紀伊国各地の神々も祀られており、和歌山の信仰の中心地としての風格を感じることができます。
10位
伊太祁曽神社|和歌山県和歌山市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
伊太祁曽神社の見どころ
五十猛命は日本全土に木の種を蒔いて国土に森を作った神様とされており、「命の神」「いのちをみまもる神」として病気平癒・厄除けのご利益で篤く信仰されています。
わかやま電鐵貴志川線の伊太祈曽駅を降りると、古いたたずまいの参道が続き、境内は緑豊かで清々しい雰囲気に包まれています。
毎年2月に行われる「鬼こうの祭(おにこうのまつり)」は県の無形民俗文化財に指定されており、地域の人々に大切にされてきた伝統行事です。
「たま駅長」で有名なわかやま電鐵の沿線にあり、猫キャラクターとのコラボ御朱印も人気を集めています。
11位
竈山神社|和歌山県和歌山市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
祈祷受付 9:00~15:30
拝観料
所要時間
住所
アクセス
竈山神社の見どころ
神武天皇が大和平定を目指した際、彦五瀬命は長髄彦との戦いで矢傷を受け、雄水門(現・和歌山市)で崩御し竈山に葬られたと古事記・日本書紀に記されています。
延喜式(927年)の神名帳にも名が見え、1,000年以上にわたって地域の人々に崇敬されてきた格式ある神社です。
境内の奥には彦五瀬命を祀る御陵があり、宮内庁が管理する霊域として厳かな雰囲気が漂います。
名付けの神社としても広く知られており、赤ちゃんや会社・店舗の命名祈願を行う方が全国から訪れます。
樹齢数百年の御神木が鎮座する清々しい境内で、静かな参拝をお楽しみいただけます。
12位
丹生都比売神社|和歌山県伊都郡かつらぎ町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
授与所 8:45~16:30
拝観料
所要時間
住所
アクセス
和歌山ICから車で約50分
丹生都比売神社の見どころ
丹生都比売大神は空海が高野山を開くにあたって土地を授けたとされる女神で、「高野山の守り神」として崇敬されてきました。
朱塗りの社殿が4棟並ぶ本殿は重要文化財に指定されており、輪橋(太鼓橋)越しに眺める景観は格別の美しさです。
参道の太鼓橋は三本が連なり、古来より神聖な場所として大切にされてきました。
境内周辺は「天野の里」と呼ばれる美しい農村集落が広がり、山間の静かな自然の中でゆったりとした参拝を楽しめます。
春の桜と朱色の社殿のコントラストは特に美しく、多くの写真愛好家が訪れる名所です。
13位
慈尊院|和歌山県伊都郡九度山町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
慈尊院の見どころ
ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産で、空海の母・玉依御前が晩年ここに移り住んだことから「女人高野」と呼ばれ、女性の信仰を集めてきました。
弥勒堂に安置されている弥勒菩薩坐像は国宝に指定されており、拝観料無料で参拝することができます。
境内には胸形の絵馬が数多く奉納されており、乳癌・乳房の病気平癒・授乳のご利益があるとして全国から参拝者が訪れる独自の信仰が根付いています。
高野山へと続く世界遺産の参詣道「町石道(ちょういしみち)」の登り口でもあり、巡礼者の出発点として多くの人が足を踏み入れます。
14位
根来寺|和歌山県岩出市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
11〜3月 9:10~16:00
拝観料
所要時間
住所
アクセス
JR紀伊駅からバスで根来下車
根来寺の見どころ
戦国時代には根来衆として知られる僧兵集団を擁しましたが、天正13年(1585年)の豊臣秀吉による紀州攻めで多くの伽藍が焼失しました。
現存する大塔(大毘廬遮那法界体性塔)は国宝に指定されており、高さ約40mの木造では日本最大の多宝塔として圧倒的な存在感を放っています。
焼失を免れた大塔の朱塗りと深い緑の境内が織りなす景観は壮観で、特に秋の紅葉シーズンには格別の美しさを見せます。
境内は広大で、春には桜、初夏にはツツジ、秋には紅葉と四季折々に変化する自然が楽しめます。
年間を通じて多くの参拝者・観光客が訪れる和歌山を代表する名所です。
15位
道成寺|和歌山県日高郡日高川町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
JRきのくに線 御坊駅からタクシーで約5分
道成寺の見どころ
最も有名なのが「安珍・清姫」の悲恋伝説で、恋の怨みから大蛇となった清姫が安珍を追いかけ、鐘の中に隠れた安珍ごと焼き尽くしたという物語は、歌舞伎「娘道成寺」や能「道成寺」の原話として広く知られています。
宝佛殿には国宝3件・重要文化財11件を含む貴重な仏像群が安置されており、平安前期作の千手観音立像(国宝)は1,300年以上の歴史を誇ります。
住職による「縁起絵解き」は道成寺独自の文化で、安珍清姫の物語を絵を使いながらわかりやすく解説してくれる人気プログラムです。
毎年3月には「ひな流し法要」も行われ、多くの参拝者が訪れます。
16位
闘鶏神社|和歌山県田辺市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
授与所 9:00~16:00
拝観料
所要時間
住所
アクセス
闘鶏神社の見どころ
社名の由来は、源平合戦の壇ノ浦の戦い(1185年)の際、武蔵坊弁慶の父・熊野別当湛増が神前の闘鶏で源氏・平家いずれに味方するかを占い、紅の鶏(源氏側)が勝利して源義経を支援したという故事に由来しています。
境内には湛増と弁慶の大きな像が立ち、親子の縁を感じさせる姿が印象的です。
JR紀伊田辺駅から徒歩圏という好立地から、熊野古道の起点として多くの巡礼者がここから旅を始めます。
歴史ある参詣道の雰囲気を感じながら、田辺市街の散策とあわせて訪れやすいスポットです。
17位
粉河寺|和歌山県紀の川市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
本堂拝観 400円
所要時間
住所
アクセス
京奈和自動車道 紀の川東ICから車で約5分
粉河寺の見どころ
本尊の千手千眼観世音菩薩は絶対秘仏として安置されており、その深い信仰心は1,200年以上にわたって受け継がれてきました。
境内は高さ20mを超える大門(重要文化財)から本堂まで続く雄大な伽藍が見どころで、全長約100mの大門前参道は石畳が整備されており、趣ある雰囲気が漂います。
本堂前に広がる「粉河寺庭園」は桃山時代に造られた枯山水庭園で国の名勝に指定されており、紀州の名石とサツキが組み合わされた美しい景観を呈しています。
和歌山県最大規模の寺院のひとつで、春の桜、初夏の新緑と四季折々の自然とともに境内散策が楽しめます。
18位
補陀洛山寺|和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
内陣・曼荼羅絵解き解説 500円
所要時間
住所
アクセス
JRきのくに線 紀伊勝浦駅から熊野御坊南海バス那智山行きで約10分
補陀洛山寺の見どころ
「補陀洛渡海」の出発地として知られており、平安末期から江戸時代にかけて約20名の僧侶が生きたまま小船に乗り込み、観音浄土「補陀洛(観音の住む山)」を目指して南海を漂流したという壮絶な信仰の歴史があります。
境内には渡海僧が乗り込んだ「渡海船」が復元展示されており、その小ささと閉塞感から渡海僧の信仰の深さに思いを馳せることができます。
御本尊の三貌千手千眼観世音菩薩は重要文化財で、年3回の法要時に公開される秘仏です。
JR那智駅から徒歩5分という好立地から、熊野那智大社・青岸渡寺・飛瀧神社と合わせての参拝コースに組み込む参拝者が多い寺院です。
19位
神倉神社|和歌山県新宮市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
またはバスで神倉神社前バス停下車
神倉神社の見どころ
「ゴトビキ」とは地元の方言でヒキガエルを意味し、本殿背後に鎮座する巨大な磐座は太古の磐座信仰を今に伝えています。
参拝には源頼朝が寄進したとされる538段の急峻な石段を登る必要があり、垂直に近い岩場を鎖伝いに登る箇所もあるため、まさに登山に近い体験です。
山頂からは新宮市街と熊野灘を一望できる絶景が広がります。
毎年2月6日に行われる「お燈祭り(御燈祭)」は国の重要無形民俗文化財に指定されており、白装束の男たちが松明を持って538段の石段を一気に駆け下りる奇祭として全国的に知られています。
20位
飛瀧神社|和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
お滝拝所舞台 8:00~16:00
拝観料
お滝拝所舞台 大人300円
所要時間
住所
アクセス
那智山バス停から徒歩約5分
飛瀧神社の見どころ
那智の滝の飛沫を浴びると延命長寿の霊験があるとされ、古来より参拝者が絶えません。
お滝拝所舞台では滝壺に近づくことができ、間近から望む那智の滝の迫力は圧倒的で、全身に水しぶきが降りかかる体験ができます。
那智の滝は熊野那智大社の境内の一部でもあり、飛瀧神社と那智大社・青岸渡寺を合わせて巡ることで熊野信仰の神仏習合の世界を体感できます。
延命長寿の霊水をいただける場所もあり、健康祈願を目的に訪れる参拝者も多く見られます。
早朝の霧に包まれた幻想的な滝の姿は特に人気です。
21位
救馬溪観音|和歌山県西牟婁郡上富田町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
南紀白浜温泉街から車で約25分
救馬溪観音の見どころ
和歌山県南部で最古・最大の開運・厄除の霊場として知られており、御本尊は馬頭観世音菩薩です。
小栗判官が難病を患った際にここで祈願し病が治癒したという伝承から、病気平癒の霊場として全国から多くの参拝者が訪れます。
境内は四季折々の自然に恵まれており、春には数百本のヤマザクラ、6月には約3,000株のアジサイが境内を埋め尽くす「あじさい曼荼羅園」が見事です。
夏は新緑、秋は紅葉と年間を通じて美しい自然を楽しめる霊場で、駐車場も500台完備されています。
南紀白浜観光と合わせて参拝するコースが人気です。
22位
玉置神社|奈良県吉野郡十津川村
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
境内は随時参拝可能
拝観料
所要時間
住所
アクセス
平日:タクシーを利用(十津川温泉から約30分)
玉置神社の見どころ
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産としても登録されています。
「招かれた人しか辿り着けない神社」として知られ、参拝の困難さと霊験あらたかな雰囲気から全国屈指のパワースポットとして多くの参拝者を惹きつけます。
境内には樹齢3,000年以上と推定される国の天然記念物・神代杉をはじめとする巨木群が林立しており、圧倒的な自然の力を体感することができます。
社殿建築も見どころのひとつで、本殿・摂社がそれぞれ趣のある佇まいを見せています。
山上に位置しながらも境内は整備されており、訪れた者に深い感動を与える神社です。
23位
藤白神社|和歌山県海南市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
藤白神社の見どころ
熊野九十九王子の中でも格式が高い「五体王子」のひとつで、平安時代には熊野参詣の拠点として多くの上皇・貴人が立ち寄った歴史があります。
代々神職を務めた藤白鈴木氏の発祥の地として、全国から鈴木姓の方々が「ルーツ探し」の参拝に訪れます。
境内には熊野古道の道標石や多数の石仏が残り、古道参詣の歴史的雰囲気を今に伝えています。
摂社には安産・子授けの霊験で信仰を集める「子守楠社」があり、子宝や縁結びを願う参拝者にも人気です。
JR海南駅から徒歩圏内にあり、熊野古道の散策とあわせて気軽に訪れることができます。
24位
須賀神社|和歌山県日高郡みなべ町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
須賀神社の見どころ
御祭神は素戔嗚尊・稲田姫命・八柱御子神で、厄除け・縁結び・五穀豊穣のご利益があるとして地域の人々に篤く信仰されてきました。
現在の社殿は江戸中期以降に建立されたもので、三社からなる本殿は鮮やかな極彩色と精緻な彫刻・檜皮葺きの屋根が美しく、昭和43年に県の重要文化財に指定されています。
毎年10月8日・9日に行われる例大祭は競べ馬行事や流鏑馬神事が行われる「馬祭り」として知られ、平成30年に県指定無形民俗文化財に指定されました。
みなべ町は南高梅の産地としても有名で、参拝後に梅のお土産を探す参拝者の姿も見られます。

