鳥取県は、「因幡の白うさぎ」の神話が息づく白兎神社や、因幡・伯耆両国の一宮である宇倍神社・倭文神社など、古代の神話と歴史が色濃く残るパワースポットの宝庫です。
中国地方最高峰・大山の中腹に広がる大神山神社や大山寺は、1300年の歴史を誇る山岳信仰の聖地として今も訪れる人の心を打ちます。
また、断崖絶壁に建つ国宝・三佛寺(投入堂)は日本で最も危険な参拝路をもつ霊場として世界からも注目を集め、三朝温泉エリアとの組み合わせも魅力的です。
境港では水木しげるゆかりの妖怪神社、日野町には金運のパワースポットとして名高い金持神社と、個性豊かな寺社が揃っています。
季節ごとに異なる表情を見せる紅葉や桜、御朱印巡りなど、鳥取ならではの神社仏閣めぐりをお楽しみください。
鳥取県の神社お寺おすすめ人気ランキング
※参拝時間/参拝料/所要時間は実際と異なる場合がございます。各施設の公式HPにて最新情報をご確認ください。
1位
白兎神社|鳥取県鳥取市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
授与所 9:00〜16:00
拝観料
所要時間
住所
アクセス
鳥取自動車道 鳥取ICから車で約20分
白兎神社の見どころ
大国主命と八上姫の縁を取り持った白兎を祀ることから、縁結びの神社として全国的に知られ、多くの参拝者が訪れます。
参道には可愛らしい白うさぎの石像が点在し、SNS映えするフォトスポットとしても若い世代に大変人気があります。
境内の「御身洗池(みたらしいけ)」は白兎が傷を癒したとされる池で、古代の神話を身近に感じられる聖地です。
神社の眼前には白兎海岸が広がり、日本海の美しい海岸線と鳥居のコントラストが絵画のような景観を生み出しています。
2010年には「恋人の聖地」に認定され、ハート型の絵馬やうさぎモチーフの御守りが参拝の記念として人気を集めています。
鳥取砂丘からも近く、砂丘観光とあわせて訪れるルートが定番となっている鳥取を代表する観光スポットです。
2位
宇倍神社|鳥取県鳥取市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
授与所 9:00〜17:00
拝観料
所要時間
住所
アクセス
鳥取自動車道 鳥取ICから車で約10分
宇倍神社の見どころ
武内宿禰命は五円紙幣や一円紙幣の肖像にも採用された人物で、そのことから金運や商売繁盛のご利益で特に知られています。
本殿は明治31年に再建されたもので、因幡地方の神社建築の特徴を今に伝える美しい社殿です。
毎年4月に行われる例大祭では「麒麟獅子舞」が奉納され、因幡地方独特のこの獅子舞は国の重要無形民俗文化財に指定されています。
国府町の歴史ある町並みの中に鎮座し、かつて因幡国の国府が置かれた由緒ある土地柄を感じさせます。
境内の森は鬱蒼とした社叢に包まれ、鳥取市街地から近いながらも静寂に満ちた参拝空間が広がっています。
因幡一宮としての格式と金運のご利益を求めて、県内外から多くの参拝者が訪れる鳥取を代表する古社です。
3位
大神山神社|鳥取県西伯郡大山町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
授与所 9:00〜16:00
拝観料
所要時間
住所
アクセス
米子自動車道 溝口ICから車で約15分
大神山神社の見どころ
奥宮は大山の中腹に鎮座し、日本一長い自然石の参道(約700m)を歩いて参拝する道のりが修行さながらの体験となります。
奥宮の社殿は国の重要文化財に指定されており、権現造りの壮大な建築は大山の霊気に包まれた神聖な空間を作り出しています。
大山は古来「伯耆富士」とも呼ばれ、その秀麗な山容は出雲神話の時代から信仰の対象として崇められてきました。
参道沿いには樹齢数百年のブナの巨木が連なり、新緑の季節には緑のトンネルが訪れる人を迎えます。
秋の紅葉シーズンには大山全体が鮮やかに色づき、参道の紅葉と社殿のコントラストは息をのむ美しさです。
隣接する大山寺とともに神仏習合の歴史を今に伝え、大山の自然と信仰を一度に体感できる鳥取屈指の霊場です。
4位
倭文神社|鳥取県東伯郡湯梨浜町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
授与所 9:00〜16:00
拝観料
所要時間
住所
アクセス
山陰自動車道 はわいICから車で約5分
倭文神社の見どころ
御祭神の建葉槌命は織物の神として知られ、「倭文(しとり)」の名は古代の織物技術に由来しています。
安産の守護神としても名高く、「安産岩」と呼ばれる霊石には多くの妊婦が祈願に訪れ、古くから安産のご利益で信仰されてきました。
境内の経塚からは国宝に指定された伯耆一宮経塚出土品が発見されており、考古学的にも極めて重要な神社です。
東郷池を見下ろす丘陵地に鎮座し、池の水面に映る夕日と神社の杜が織りなす風景は格別の美しさです。
湯梨浜町はハワイ温泉(はわい温泉)で知られる温泉地で、参拝と温泉を組み合わせた旅を楽しむことができます。
伯耆国一宮としての由緒と安産のご利益を求めて、鳥取県中部を代表する古社として多くの参拝者が訪れています。
5位
大山寺|鳥取県西伯郡大山町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
米子自動車道 溝口ICから車で約15分
大山寺の見どころ
奈良時代に金蓮上人が開山したと伝えられ、最盛期には100以上の堂宇と3000人以上の僧兵を擁した一大霊場でした。
本堂に安置されている地蔵菩薩は大山信仰の中心的存在で、霊験あらたかな仏として古くから信仰を集めています。
阿弥陀堂は室町時代の建築で国の重要文化財に指定されており、山腹の自然に溶け込む美しい姿が印象的です。
大山は「日本遺産」にも認定された信仰の山で、大山寺を起点とする登山道は修験道の歴史を今に伝えています。
秋には大山全体が紅葉に染まり、寺院と紅葉が織りなす景観は山陰地方を代表する絶景として知られています。
大神山神社奥宮と隣接しており、神仏習合の歴史を今に伝える大山の信仰世界を存分に体感できる霊場です。
6位
三佛寺(投入堂)|鳥取県東伯郡三朝町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
※天候により登山禁止の場合あり
拝観料
所要時間
住所
アクセス
中国自動車道 院庄ICから車で約1時間30分
三佛寺(投入堂)の見どころ
投入堂は国宝に指定されており、標高520mの垂直に切り立った岩壁の窪みに建てられた蔵王権現堂の姿は、人の手で建てたとは思えない奇跡の建築です。
伝説では役行者が法力で建物を投げ入れたとされ、「投入堂」の名の由来となった壮大な逸話が残されています。
投入堂への参拝路は鎖場や木の根をつかんで登る本格的な山岳修行の道で、2人以上のペアでの入山が義務付けられています。
平安時代後期の建築と推定される投入堂は、日本の木造建築の中でも最も危険な場所に建つ建造物として唯一無二の存在です。
三朝温泉が麓にあり、険しい修行の道を歩いた後に世界有数のラジウム温泉で疲れを癒すことができます。
天候や安全面の制限で投入堂まで行けない場合でも、本堂や文殊堂からの眺望は素晴らしく、三徳山の霊気を感じることができます。
7位
鳥取東照宮(樗谿神社)|鳥取県鳥取市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
鳥取自動車道 鳥取ICから車で約15分
鳥取東照宮(樗谿神社)の見どころ
本殿・拝殿・唐門・幣殿が国の重要文化財に指定されており、江戸時代初期の権現造りの優美な建築様式を今に伝えています。
鳥取城の西に位置する樗谿の谷間に鎮座し、鬱蒼とした樹林に囲まれた参道は静寂に満ちた癒しの空間です。
日光東照宮と同じ権現造りの社殿は、山陰地方における東照宮の中でも特に保存状態が良く、建築史的価値が高いとされています。
夏にはホタルの名所としても知られ、境内を流れる樗谿川沿いにゲンジボタルが幻想的な光を放ちます。
近隣には鳥取城跡や仁風閣があり、鳥取藩の歴史を辿る散策コースの一部として歩くことができます。
鳥取市街地に近いながらも深山幽谷の趣を持つ、知る人ぞ知る鳥取の歴史的名所です。
8位
賀露神社|鳥取県鳥取市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
鳥取自動車道 鳥取ICから車で約15分
賀露神社の見どころ
毎年7月に行われる「賀露神社祭り」は、麒麟獅子舞や神輿の海上渡御が行われ、日本海の港町らしい勇壮な祭りとして賑わいます。
賀露はかにの水揚げで知られる鳥取港の膝元にあり、参拝後には「かにっこ館」や鮮魚市場での海鮮グルメが楽しめます。
境内からは日本海を望むことができ、漁港の活気と神社の静謐さが共存する独特の雰囲気が味わえます。
鳥取砂丘や白兎海岸にも近く、鳥取市沿岸部の観光コースに組み込んで訪れるのがおすすめです。
地元の漁師たちが出漁前に安全を祈願する姿は今も見られ、生きた信仰が息づく港町の神社です。
松葉ガニのシーズン(11月〜3月)には観光客も増え、海の幸と信仰をあわせて堪能できるスポットとなっています。
9位
名和神社|鳥取県西伯郡大山町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
授与所 9:00〜16:00
拝観料
所要時間
住所
アクセス
山陰自動車道 名和ICから車で約5分
名和神社の見どころ
名和長年は伯耆国の豪族として後醍醐天皇の隠岐脱出を助け、建武の新政で重用された武将で、勝運と武運のご利益で信仰されています。
境内には約700本の桜が植えられており、春には参道が桜のトンネルとなる鳥取県有数の花見スポットとして賑わいます。
名和氏の居城跡である名和城址が近くにあり、中世の山城の遺構を見学しながら歴史散策を楽しむことができます。
大山の北麓に位置し、日本海を望む高台からの眺望は素晴らしく、雄大な大山の山容と海岸線を同時に見渡せます。
南北朝の歴史に興味がある方には特におすすめの神社で、名和長年の生涯と忠義の精神に触れることができます。
大山寺や大神山神社とあわせて大山エリアの歴史・信仰スポットを巡るルートの一つとしても人気があります。
10位
三朝神社|鳥取県東伯郡三朝町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
中国自動車道 院庄ICから車で約1時間
三朝神社の見どころ
境内には天然のラジウム温泉が湧出する手水舎があり、温泉の湯で手を清めるという全国でも珍しい参拝体験ができます。
医薬の神である大己貴命と少彦名命を祀り、病気平癒と健康長寿のご利益で湯治客をはじめ多くの参拝者が訪れます。
三朝温泉は源義朝の家臣・大久保左馬之祐が白狼の導きで発見したという伝説があり、温泉街にはその物語が息づいています。
温泉街の風情ある町並みの中に溶け込むように佇む神社は、下駄を鳴らして浴衣姿で参拝する旅行者の姿が見られます。
近隣の三徳山三佛寺(投入堂)への参拝前後に立ち寄るルートとしても人気があり、山岳信仰と温泉文化を同時に楽しめます。
温泉のご利益と神社のご利益を同時に授かれる、鳥取県中部の湯治文化を象徴するパワースポットです。
11位
金持神社|鳥取県日野郡日野町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
札所(売店)10:00〜16:00
拝観料
所要時間
住所
アクセス
米子自動車道 江府ICから車で約15分
金持神社の見どころ
「金持」という地名は、古来この地域で砂鉄(金属=かね)が豊富に採れたことに由来する歴史的な名称です。
宝くじの高額当選者が続出したという口コミが広がり、現在では全国各地から金運を求める参拝者が絶えません。
参道の入口にある札所では「金持」の名が入ったお守りや財布に入れる金運カードが販売され、人気のお土産となっています。
日野町の山間に位置する小さな神社ですが、その知名度は鳥取県内でもトップクラスで、年末ジャンボの時期は特に賑わいます。
周辺はたたら製鉄で栄えた歴史ある地域で、「鉄の道文化圏」として古代の製鉄文化に触れることもできます。
根雨の宿場町や奥大山の自然とあわせて訪れることで、鳥取県西部の歴史と自然を満喫できる穴場エリアです。
12位
妖怪神社|鳥取県境港市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
米子自動車道 米子ICから車で約30分
妖怪神社の見どころ
高さ3メートルの黒御影石と樹齢300年のケヤキの木を御神体とし、目玉おやじの清め水で参拝するという他にない体験ができます。
水木しげるロードには177体の妖怪ブロンズ像が並び、妖怪神社はその中心的存在として観光客の人気を集めています。
厄除けや魔除けのご利益があるとされ、妖怪のパワーで悪いものを退散させるという独特の信仰が生まれています。
境港は日本有数の漁港でもあり、新鮮なカニやマグロなどの海鮮グルメを楽しみながらの散策が定番コースです。
お守りや絵馬も妖怪キャラクターをモチーフにしたデザインで、お土産としても非常に人気があります。
伝統的な神社とは異なる現代の観光文化と妖怪信仰が融合した、境港ならではのユニークなスポットです。
13位
不動院岩屋堂|鳥取県八頭郡若桜町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
※冬季は積雪により参拝困難な場合あり
拝観料
所要時間
住所
アクセス
鳥取自動車道 河原ICから車で約40分
不動院岩屋堂の見どころ
高さ13メートル、幅50メートルの巨大な岩窟の中に三間四方の堂が建てられた姿は、自然の造形と人間の技術が融合した驚異の光景です。
国の天然記念物に指定された岩窟は、長い年月をかけて風化と浸食が生み出した自然の芸術で、地質学的にも貴重な場所です。
堂内に安置された不動明王像は、山岳修験道の修行者たちが厄除けと心願成就を祈願した霊場としての歴史を物語っています。
若桜町は因幡の奥座敷と呼ばれる山深い地域で、氷ノ山や扇ノ山など日本海側の豊かな自然に囲まれています。
若桜鉄道は全国でも有数のローカル線で、レトロな車両に揺られてのんびりと訪れる旅情あふれるアクセスが魅力です。
鳥取県の知られざる名所として、建築好きや自然愛好家にはぜひ訪れてほしい秘境の霊場です。
14位
摩尼寺|鳥取県鳥取市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
※本堂拝観は日中随時
拝観料
所要時間
住所
アクセス
鳥取自動車道 鳥取ICから車で約10分
摩尼寺の見どころ
最盛期には70以上の堂宇を有していたと伝わり、現在も山全体に往時の伽藍の礎石や遺構が点在しています。
山門から本堂へ至る長い石段の参道は、両側を巨木に覆われた荘厳な雰囲気で、修行の地にふさわしい緊張感があります。
本堂は山の中腹の岩壁に寄り添うように建てられており、懸崖造りの建築が山の自然地形と一体化した美しい景観を見せています。
境内からは鳥取市街地と日本海を一望する眺望が広がり、晴れた日には遠く鳥取砂丘まで見渡すことができます。
鳥取市街地から近いながらも深山の趣を持つ摩尼山は、地元の人々にハイキングコースとしても親しまれています。
知名度は高くないものの、山岳寺院としての風格と歴史の深さは鳥取県内でも屈指の実力を持つ名刹です。
15位
観音院|鳥取県鳥取市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
鳥取自動車道 鳥取ICから車で約15分
観音院の見どころ
観音院庭園は書院前に広がる池泉鑑賞式庭園で、亀島や鶴島を配した優美な作庭は江戸時代初期の名庭園として高い評価を受けています。
白砂と石組み、刈り込みの植栽が調和した庭園は、書院の縁側に座って眺めることで、時間が止まったような静寂を味わえます。
鳥取藩の文化水準の高さを示す庭園であり、京都や島根の名庭にも引けを取らない洗練された美が凝縮されています。
本堂に安置された聖観世音菩薩は、鳥取の人々に「観音さん」と親しまれ、安産と子授けのご利益で信仰を集めてきました。
鳥取城跡や仁風閣、樗谿神社など周辺の歴史スポットとあわせて散策するコースが人気です。
庭園の美しさは季節ごとに異なる表情を見せ、特に新緑の季節と紅葉の時期は格別な美しさとなります。
16位
赤猪岩神社|鳥取県西伯郡南部町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
授与所(御朱印等)は9:00〜16:30頃
拝観料
所要時間
住所
アクセス
米子西ICから車で約10分
赤猪岩神社の見どころ
兄神たちの策略により、真っ赤に焼けた巨大な岩を抱きとめて命を落とした大国主神が、母神の慈愛と二柱の女神の看病によって見事に蘇ったという伝説が残っています。
最大の見どころは、災厄の元となった岩を地中深く封印したとされる「赤猪岩」で、厳重に囲われたその場所からは神話の生々しさと神秘的な力が漂います。
絶望的な状況から立ち直る「再起」のご利益が全国から信仰を集めており、心機一転を願う参拝者が絶えません。
静かな境内に身を置くと、一度失われた命が再び輝きを取り出した神代の息吹を肌で感じることができます。

