印西市は、奈良時代から続く古刹や、地域の歴史と深く結びついた古社が点在する、千葉県北部の歴史薫る街です。
北総台地に広がる豊かな自然の中に、聖武天皇ゆかりの松虫寺や、印旛地域屈指の古社・小林鳥見神社など、時代を超えて人々の信仰を集めてきた寺社が息づいています。
千葉ニュータウンに近い結縁寺では秘仏の不動明王像が、木下地区の竹袋稲荷神社では幻想的な石段参道が訪れる人を迎えます。
鳥居のない謎めいた船尾宗像神社や、浦部の神楽が奉納される石尊阿夫利神社など、ほかでは見られない個性豊かな見どころも魅力のひとつ。
季節を問わず、神聖な空気に包まれた印西市の寺社巡りをぜひお楽しみください。
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印西市の神社お寺おすすめ人気ランキング
※参拝時間/参拝料/所要時間は実際と異なる場合がございます。各施設の公式HPにて最新情報をご確認ください。
1位
松虫寺|千葉県印西市
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松虫寺の見どころ
寺伝によれば、聖武天皇の皇女・松虫姫(不破内親王)が重い病を患い、夢のお告げを受けて下総の地に下向し、この地の薬師仏に祈りを捧げて病が平癒したとされています。
本尊の七仏薬師瑠璃光如来像は平安後期に造像されたカヤ材一木造で、藤原彫刻の特色を伝える優れた作品として昭和34年に国の重要文化財に指定されています。
境内には、松虫姫が帰京の際に挿していった杖が根付いたという「御杖の銀杏」が今も残り、往時を偲ばせます。
薬師堂裏手には姫の遺骨を分けて埋葬したと伝わる「松虫姫御廟」があり、牛の置物が並ぶ独特の景観を見せています。
6月には境内を彩るアジサイが見事で、「あじさい寺」としても親しまれています。
仁王門と薬師堂は江戸時代の享保3年(1718年)に八代将軍・徳川吉宗の援助を受けて改築されたもので、歴史的な建築美も楽しめます。
2位
石尊阿夫利神社|千葉県印西市
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御祭神
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印西市コミュニティバス 十余一バス停から徒歩約10分
石尊阿夫利神社の見どころ
その青石は各地に神妙な力をもたらすとされ「世直し石尊」と崇められましたが、相模の石尊社への奉納途中に村吏の夢枕へ青衣の老人二名が現れ「我等を高西新田鎮守両社の内へ合祭せよ」と告げたとされています。
その神夢に従い、明和2年(1765年)6月27日に現在の地へ奉祀されました。
境内には今もその伝説の青い石二個が大切に保存・奉納されており、参拝者が直接手に触れて祈願できる場となっています。
毎年7月最終土曜・日曜には夏の例大祭が盛大に行われ、千葉県指定無形文化財「浦部の神楽」が奉納されます。
浦部の神楽は十二座から成る無言の舞が特徴で、巫女舞・翁の舞・大蛇の舞・天の岩戸舞など多彩な演目が受け継がれています。
木下街道沿いに位置し、大鳥居をくぐると静寂な杜が広がる、地域に深く根ざした神社です。
3位
小林鳥見神社|千葉県印西市
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御祭神
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小林鳥見神社の見どころ
旧印旛国には21社の鳥見神社が密集して鎮座していますが、小林鳥見神社はその惣社(総社)として中心的な地位を占め、千葉氏一族の帰依を受けるなど中世を通じて篤く崇敬されてきました。
現在の社殿は安永6年(1777年)に造営されたもので、本殿・幣殿・拝殿が整然と並ぶ威厳ある境内を今に伝えています。
毎年10月17日の例大祭では千葉県指定無形民俗文化財「鳥見神社の神楽」が奉納されます。
この神楽は「大和神楽」または「十二座神楽」とも呼ばれ、浦部地区に伝承される伝統芸能で、地域の長男を中心に代々受け継がれてきました。
境内の広さは約1,500坪に及び、末社として八坂神社・大鷲神社・東社・道祖神社などが鎮座し、散策しながら見どころを巡ることができます。
4位
結縁寺|千葉県印西市
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御祭神
創建
参拝時間
※本尊拝観は毎年9月28日のみ 13:00〜
拝観料
所要時間
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結縁寺の見どころ
正式名称は「晴天山西光院結縁寺」で、千葉ニュータウンに近い里山の中に静かに佇んでいます。
最大の見どころは、国指定重要文化財の「銅造不動明王立像」です。
像高47センチメートルの小ぶりながら精緻な造りで、裳前面に刻まれた銘文から嘉元元年(1303年)の造像であることが判明しています。
普段は秘仏として厳重に管理されており、毎年9月28日のご開帳の日のみ拝観が叶います。
また、境内と参道に広がる彼岸花の群生は「新・印西八景」のひとつに選ばれており、秋の季節には鮮やかな赤が里山の景色を染め上げます。
周辺一帯は「にほんの里100選」にも選出された自然豊かなエリアで、四季折々の風景と歴史的な仏像が織りなす雰囲気をゆったりと楽しむことができます。
5位
東祥寺|千葉県印西市
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御祭神
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東祥寺の見どころ
大本山總持寺の直末寺として550余年の歴史を誇り、印西市内の曹洞宗寺院の中でも最も古い格式を持ちます。
境内で特に注目されるのが、万治元年(1658年)以前に建てられたとされる山門です。
鐘楼堂と一体になった珍しい構造を持つこの山門は、明治7年(1874年)に発生した火災の際も奇跡的に焼け残った唯一の建造物であり、今なお往時の姿を伝えています。
鐘は山門の中から紐を引いて鳴らす仕組みになっており、訪れる人を驚かせます。
山門のそばには樹齢800年ともいわれる神木がそびえ立ち、長い歴史の証人として境内に静かな存在感を放っています。
現在の本堂は明治29年(1896年)に再建されたもので、文化勲章受章者・浅蔵五十吉作の聖観世音菩薩像が秘仏として祀られています。
6位
船尾宗像神社|千葉県印西市
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御祭神
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船尾宗像神社の見どころ
祭神は宗像三女神(市杵嶋姫命・田心姫命・湍津姫命)で、航海・治水・交通安全を守護する神として古くから地域の人々に篤く信仰されてきました。
元文2年(1737年)7月21日には、旧京都の吉田殿より「正一位宗像大明神」の宣旨を授けられており、その格式の高さをうかがわせます。
この神社の最大の特徴は、境内に鳥居が一基も存在しないことです。
かつて洪水のたびに鳥居が流され、再建のたびに水害が繰り返されたことから、「鳥居を建てると洪水になる」という言い伝えが生まれ、以来再建されることなく現在に至っています。
境内954坪には銅板葺破風造の本殿、拝殿が並び、拝殿脇には樹齢300年を超えるとみられるケヤキの巨木がそびえ立ち、神域の荘厳な雰囲気を高めています。
7位
竹袋稲荷神社|千葉県印西市
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御祭神
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千葉レインボーバス 竹袋バス停から徒歩約2分
竹袋稲荷神社の見どころ
永徳3年(1383年)には里見家より良材が筏で寄進され、本格的な社殿が造営されました。
この時に木材を筏で下ろしたことが、地名「木下(きおろし)」の由来になったとも伝えられており、地域の歴史と深く結びついています。
境内は独特の地形を持ち、東側の「一の鳥居」をくぐると参道は急な石段を下る珍しい構造になっています。
苔むした石段と鬱蒼とした木立が織りなす参道は幻想的な雰囲気を醸し出し、境内の奥へ進むにつれ静寂と神気に包まれます。
現在の本殿は明和6年(1769年)建立の一間社流造で、昭和10年再建の入母屋造の拝殿も趣深く、毎年10月上旬には地元民が主体となった例大祭「木下のまつり」が盛大に開催されます。


