人形供養とは?供養できる場所・費用を詳しく解説、無料で供養できる方法も

人形供養 コラム

長い間大切にしてきた雛人形や五月人形、ぬいぐるみなどを処分する際、ごみとして捨てるのに抵抗がある方も多いのではないでしょうか?

そんな時には、人形を神社やお寺でお焚き上げ、供養する「人形供養」がおすすめです。

全国には人形供養を受け付けている神社・お寺が数多くあり、年に1度「人形供養祭」や「人形感謝祭」を開催しているところや、通年で供養を行なっているところもあります。

本記事では、人形供養を検討している方に向けて、人形供養を依頼できる場所と費用について詳しくご紹介します。

神社のお焚き上げ_人形供養

古い人形を処分したい。
でもゴミとして捨てるのは抵抗がある…

そんな方におすすめなのが、「神社のお焚き上げ」サービスです。

神社のお焚き上げなら、人形を箱に詰めて神社に送るだけ。
日本三大稲荷の一つに数えられる祐徳稲荷神社で、最短1.5ヶ月で供養・お焚き上げしてもらうことができます。

神社のお焚き上げ の特徴・メリット

送料無料
ガラスケースなど不燃物も受付可能
お守り・御札・遺品など、人形以外も受付可能
クレジットカード、オンライン決済可

古い人形の処分にお困りの方はぜひ活用してみてください。

  1. 「人形供養」とは?
  2. 人形供養ができる場所・方法
    1. 人形供養祭・感謝祭に持ち込む
    2. 神社・お寺に人形供養を依頼する
    3. 遺品整理業者・不用品回収業者に依頼する
    4. 日本人形協会の「供養代行サービス」を利用する
    5. 人形を送るだけ!「神社のお焚き上げ」がおすすめ
  3. 人形供養の費用・料金相場、無料でできる?
      1. 無料で供養・処分する方法はある?
  4. 人形を処分・供養するべきタイミング、時期
  5. 通年で人形供養を行っている全国の有名な神社・お寺
    1. 宗教法人浄土真宗|北海道
    2. 結城諏訪神社|茨城県
    3. 国上寺|新潟県
    4. 大本山成田山仙台分院|宮城県
    5. 梅照院|東京都
    6. 本寿院|東京都
    7. 出雲大社埼玉分院|埼玉県
    8. 出雲大社相模分祠|神奈川県
    9. 仙光院|神奈川県
    10. 真如寺|愛知県
    11. 上野天満宮|愛知県
    12. 乙津寺|岐阜県
    13. 真善寺|三重県
    14. 聖宝寺|三重県
    15. 正暦寺|奈良県
    16. 霊明神社|京都府
    17. 玉圓寺|大阪府
    18. 有間神社|兵庫県
    19. 倉留寺|島根県
    20. 鳥飼八幡宮|福岡県
    21. 和布刈神社|福岡県
  6. 供養した方が良い人形の種類
    1. 雛人形
      1. 雛人形はお下がりNG?
    2. 五月人形
      1. 五月人形のお下がりはNG?
    3. ぬいぐるみ・テディベア
    4. 日本人形(市松人形・京人形・博多人形など)
    5. フランス人形・アンティーク人形
    6. 着せ替え人形(リカちゃん・バービー等)
    7. 知育人形(ぽぽちゃん、メルちゃん等)
  7. 人形供養の起源と目的
  8. 人形供養は直接持ち込まないと意味がない?

「人形供養」とは?

お寺 菩提寺 お焚き上げ

「人形供養」とは、人形を神社やお寺で供養・お焚き上げする日本古来の宗教儀式です。

役目を終えた節句人形や、故人が生前大切にしていた人形に感謝の気持ちを込めて、神社やお寺などで供養・ご祈祷したあと、人形を火で燃やし天にお還しする儀式「お焚き上げ」を行うことで、罪悪感なく人形を手放すことができます。

全国には、通年で人形供養を受け付けている神社やお寺があります。
菩提寺がある方は、人形供養を行なっているか問い合わせてみるのも良いでしょう。

また年に1度、「人形供養祭」や「人形感謝祭」といった形で、合同の人形供養を開催している寺社もあり、場所によっては1体あたり500円〜など安い費用で供養していただける場合もあります。

 

人形供養ができる場所・方法

人形供養祭・感謝祭に持ち込む

人形供養祭 感謝祭

全国には、年に1度「人形供養祭」や「人形感謝祭」を開催している神社やお寺があります。
また、地域によっては人形店や葬儀会社が開催している場合もありますが、いずれも事前に開催日時を確認し、受付時間内に人形を持ち込む必要があります。

費用は場所により異なり、人形1体につき500〜5,000円程度が相場になります。

例えば、明治神宮(東京都)で毎年秋に開催されている人形感謝祭では、1袋または1件を最小単位として初穂料3,000円から受け付けています。(※サイズの目安:おおよそ45Lの袋に入る程度の大きさ。両手で抱えられる量。サイズ超過の場合、追加費用が必要になります)

中には郵送での供養を受け付けている場所もあります。
その場合、送料は依頼主負担となり、事前に現金書留や銀行振込で費用を支払う必要があります。

ガラスケース付きの人形、不燃性の物は受け付けていない場所が多いため、必ず事前に問い合わせ、確認するようにしましょう。
持ち込める量に制限がある場合も多いため、供養したい人形が複数ある場合は、郵送で規定サイズ内なら何個でも供養を依頼できる「神社のお焚き上げ」サービスがおすすめです。

メリット ◯供養代を抑えられる
◯郵送可能な場所もある
デメリット ×開催日時に合わせて持ち込みが必要
×不燃物を受け付けていない場所が殆ど
×
サイズ超過の場合、追加料金が必要

 

↓全国の「人形供養祭」開催情報はこちら

 

神社・お寺に人形供養を依頼する

神社

全国には通年で人形供養を行なっている神社・お寺があり、好きなタイミングで持ち込み、供養を依頼することができます。

依頼方法は、当日持ち込み可能な場合と、事前申込が必要な場合とがあります。
寺社によって引き受け可能な人形の種類やサイズが異なるため、いずれの場合も持ち込む前に事前に問い合わせ、対象品と費用を確認するようにしてください。

一部では郵送での受付を行なっている寺社もあるので、近隣に依頼できる寺社が無い場合は、郵送での依頼を検討しましょう。
その場合、送料は依頼主負担となり、費用を事前に現金書留や銀行振込で支払うのが一般的です。

費用は寺社により異なり、人形1体につき1,000〜5,000円程度、1箱あたり5,000〜1万円程度が相場となります。

「お気持ち」と記載されている寺社も多いため、その場合は、不祝儀袋か白無地の封筒に「供養料」や「お布施」と書き、1万円程度を包んで渡すのが一般的です。金額の記載が無い場合は、必ず事前に問い合わせ、確認するようにしましょう。

また、多くの寺社では環境負荷への配慮から不燃物は対象外となっており、人形本体以外のもの(例:ガラスケース、ひな壇、兜、屏風、道具類)は受け付けていない寺社がほとんどです。
そのため、不燃物を先に分別・処分してから持ち込むようにしましょう。

メリット ◯近隣の寺社に持ち込み/供養してもらえる
デメリット ×人形供養を行なっている寺社が少ない
×供養代・金額が不明瞭な寺社が多い
×不燃物を受け付けていない寺社が殆ど
×事前に電話での問い合わせが必要
×持ち込み当日に供養してもらえない可能性がある

 

遺品整理業者・不用品回収業者に依頼する

遺品整理 不用品回収

  • 遺品整理で見つかった人形を処分したい
  • 部屋丸ごと片付ける必要がある

という方には、遺品整理業者や不用品回収業者に依頼する方法もおすすめです。

中には、処分品の「供養サービス」を無料で行なっている業者があります。
ガラスケースやひな壇など、通常は粗大ごみとして処分が必要な人形の付属品も一緒に処理してもらえるので、人形以外に処分に困っている物、家財道具がある方は、処分と供養をセットで依頼すると良いでしょう。

遺品整理・不用品回収の費用は業者により異なりますが、遺品整理の場合、1R・1Kあたり5〜8万円。不用品回収の場合、軽トラック1台あたり8,000〜1.5万円が相場となっており、人形のみの処分・供養にはおすすめできません。

メリット ◯人形以外の物も処分・供養してもらえる
◯不燃性の物も処分してもらえる
デメリット ×処分費用・コストが高い

 

日本人形協会の「供養代行サービス」を利用する

日本人形協会

日本人形の製造業者・小売業者により組織された一般社団法人「日本人形協会」では、郵送での人形供養の受付「供養代行サービス」を行っており、通年で人形供養の依頼を受け付けています。

集まった人形は日本人形協会がまとめて保管し、毎年10月頃に東京大神宮(東京都)で開催される「人形感謝祭」で供養されます。

費用 1箱(または1袋)あたり5,000円+ゆうパック料金
一箱で納まらない場合、1体につき追加料金:2,000円
サイズ上限 3辺サイズ(縦/横/高さ)の合計170cm以内、重量30kg以内
受付対象
  • ひな人形、五月人形、兜、抱き人形、市松人形、 舞踏人形、フランス人形、博多人形などの人形全般
  • ぬいぐるみ、こけしなどの顔のついたもの
  • 天神さま、羽子板などの顔をえがいてあるもの
  • 鯉のぼりなど

付属のガラスケース、ひな壇、鎧、屏風、刀、陶器製の置物、などは受け付けていないため、別途処分する必要があります。
申し込み、供養の手順は以下の通り。

  1. 電話またはwebサイトから申し込み
  2. 「お人形差出キット」が届く
  3. 人形を箱(または袋)に詰めて送る
  4. 1週間以内に郵便振替で支払い
  5. 東京大神宮で供養が行われる(毎年10月頃)
  6. 郵便はがきで完了のお知らせが届く(10月下旬頃)
メリット ◯郵送でいつでも依頼できる
◯東京大神宮で供養してもらえる
◯規定サイズ内なら個数制限なし
デメリット ×送料は自己負担
×不燃性の物(兜以外)は受付不可
×支払い方法は郵便振替のみ

 

人形を送るだけ!「神社のお焚き上げ」がおすすめ

神社のお焚き上げ

  • 今すぐ人形を手放したい
  • 複数の人形をまとめて供養・処分したい
  • 人形以外の物も供養したい
  • 供養代を抑えたい

という方には、祐徳稲荷神社(佐賀県鹿島市)が行なっている「神社のお焚き上げ」サービスがおすすめです。

日本三大稲荷の一つに数えられる祐徳稲荷神社では、通年で郵送での人形供養を受け付けており、全国どこからでもスマホから申込みができ、人形を箱に詰めて送るだけ。最短1.5ヶ月で供養・お焚き上げしてもらうことができます。

申し込み・供養の手順は以下の通り。

  1. サイトから「お焚き上げキット」を購入する
  2. 「お焚き上げキット」が自宅に届く
  3. 箱に人形を詰めて神社に送る
  4. 神社で人形供養・お焚き上げを実施
  5. お焚き上げ完了後、「お焚き上げ証明書」と「ご祈祷動画」がメール(または郵送)で届く

お焚き上げキットは物の種類やサイズに合わせて様々な種類が用意されており、人形供養には専用の「人形供養キット」(14,900円税込〜)がおすすめです。

個数制限はなく、3辺(高さ/幅/厚さ)の合計が200サイズであれば一つの箱に何個でも人形・ぬいぐるみを詰めて神社に送ることができます。
※人形・ぬいぐるみ類専用のキットのため、それ以外の受付不可

便利な「箱付きキット」もあり、届いたダンボールにそのまま人形を入れて送ることができます(テープは付属しません)。

人形以外にもお守り、御札などお焚き上げしたい物が複数ある方は、「ボックスタイプ」のキット(7,480円税込〜)がおすすめです。

いずれのキットも個数制限はなく、規定サイズ内なら何体でも依頼できるほか、送料は神社が負担してくれます。支払いにはクレジットカード、Amazon Payなどオンライン決済が利用可能です。

他の寺社やサービスでは不燃性のお品を受け付けていないことがほとんどですが、「神社のお焚き上げ」サービスでは、不燃性の物も受け付けてもらえるので、ガラスケース付きの人形や五月人形の兜。屏風や付属の道具類も一緒に箱に入れて送ることができます。

メリット ◯郵送でいつでも依頼、最短1.5ヶ月で供養してもらえる
◯祐徳稲荷神社で供養してもらえる
送料無料(神社が負担)
◯規定サイズ内なら個数制限なし
クレジット、オンライン決済可能
不燃性の物も受付可能
◯人形以外の物も一緒に送れる
デメリット ×人形1体のみの場合、費用が割高

神社のお焚き上げ_人形供養

 

人形供養の費用・料金相場、無料でできる?

人形供養の費用は寺社や開催場所、業者により異なりますが、人形1体につき1,000〜5,000円、1箱につき3,000〜1万円が相場となっています。
主な依頼先と費用の比較表をまとめてみました。

場所・業者 神社のお焚き上げ 日本人形協会「供養代行サービス 人形供養祭・感謝祭 神社・お寺
費用(1体) 1,000〜5,000円前後
※場所・サイズにより異なる
1,000〜5,000円前後
※寺社・サイズにより異なる
費用(1箱) 7,480円〜 5,000円 3,000〜1万円前後
※場所・サイズにより異なる
5,000〜1万円前後
※寺社・サイズにより異なる
送料 無料 自己負担 自己負担 自己負担
サイズ上限 3辺合計200cmまで 3辺合計170cmまで 場所により異なる 寺社により異なる
供養のタイミング 通年 年1回 年1回 通年
受付方法 郵送 郵送 持ち込み
郵送(一部)
持ち込み
郵送(一部)
メリット ◯クレジット・オンライン決済可能
◯不燃性の物も受付可能
◯いつでも依頼できる
◯規定サイズ内なら個数制限なし
◯1体あたりの費用が割安 ◯近隣の寺社で供養してもらえる
デメリット 人形1体のみの場合、費用が割高 ×送料は自己負担
×(兜以外)不燃性の物は受付不可
×支払い方法が郵便振替のみ
×不燃性の物は受付不可 ×不燃性の物は受付不可

神社・お寺に直接依頼、または人形供養・感謝祭に持ち込む場合、人形本体のみであれば、1,000〜5,000円前後で供養してもらえますが、ガラスケースなどの不燃物は受け付けてもらえない場合がほとんどのため、別途、処分費用が必要になります。

供養したい人形が複数ある場合は、地域にもよりますが、郵送時の送料も考慮すると「神社のお焚き上げ」サービスが最もコスパが良く、最短で供養できる方法になります。

また、「神社のお焚き上げ」サービスは他の寺社・業者と異なり、不燃性の物や人形以外の物も受け付けていますので、一緒に箱に入れて送ることができます。

無料で供養・処分する方法はある?

ごく稀にですが、無料もしくは500〜3,000円程度で人形供養を行なっている神社・お寺があります。
お金をかけたくない場合、一般の家庭ごみとして処分するという選択肢もありますが、あまりおすすめはできません。

特に、雛人形や五月人形は厄除けとしての役割があるため、役目を終えたタイミングで人形供養を行うのが一般的です。

 

人形を処分・供養するべきタイミング、時期

人形供養

人形を処分・供養するタイミングや時期は決まっていないため、役目を終えた人形をすぐに供養に出す必要はなく、いつまでも大切に持っていても問題はありません。

思い出がいっぱい詰まった人形やぬいぐるみを簡単に処分することには抵抗があるでしょう。しかし古いぬいぐるみを埃を被った状態で置いておくことは衛生的にも良くありません。

処分のタイミングに悩んでいる場合は、

  • お子さんが高校や大学を卒業した時
  • 成人になった時
  • 独立して家を出た時

など、お子さんのライフステージに変化があった時に検討するのが良いでしょう。

特に雛人形や五月人形などの節句人形は、お子さんの成長を願い、厄から守るための人形ですので、お子さんが成人したタイミングや新たな家族が増えたタイミングなどで処分・供養を検討される方がいらっしゃいます。

人形がご家族の中で役目を終えた時、ご自身やご家族の気持ちが処分に傾いた時、それが供養のタイミングです。その時は心残りがないように感謝の気持ちを込めて供養に出しましょう。

 

通年で人形供養を行っている全国の有名な神社・お寺

ここからは、通年で人形供養を行っている全国の主な神社・お寺をご紹介します。
ぜひお近くの神社・お寺に人形供養を依頼してみてください。

宗教法人浄土真宗|北海道

札幌市にある宗教法人浄土真宗は、日本で初めて誕生した全天候型屋内霊園を完備した会館形式の寺院です。

宗教法人 浄土真宗では、様々なお品の供養及びお焚き上げを通年で受付けており、ひな人形や五月人形などの人形やぬいぐるみのお焚き上げも依頼できます。

開催日時 通年随時
受付方法 / 日時 持ち込み / 郵送 / 引き取り
供養料 5,500円(45ℓビニール袋またはダンボール)
注意点 詳細はお問い合わせください

宗教法人浄土真宗
住所:〒062-0039 北海道札幌市豊平区西岡509
公式HP:https://jyodo-co.jp

 

結城諏訪神社|茨城県

結城市に鎮座する結城諏訪神社は、「万事必勝の神」を祀る神社です。

慶三年(940年)に平将門討伐の勅命を受けた武将・藤原秀郷が、必勝祈願のため信濃国諏訪大社より諏訪大明神の御霊を招き、必勝祈願の祈祷を行ったのが始まりと伝えられています。

様々な勝負事にご利益があることから、毎年多くのスポーツ選手や合格祈願の参拝客が訪れます。

結城諏訪神社では、通年「人形・もの供養」として、材質に関わらず様々な人形の供養お焚き上げを受け付けています。

開催日時 通年随時
受付方法 / 日時 持ち込み 9:00〜16:00(事前連絡不要)、東京出張所(東京都足立区綾瀬)へ持ち込み(事前予約制:持ち込み希望日の3日前まで)、または郵送
玉串料 2,000円〜25,000円/箱 (箱の大きさによる:レーターパックサイズ〜3辺200cmの箱)
3辺200cmより大きい箱は、10cm毎に2,000円追加
注意点
  • 破魔矢、羽子板の受付も可
  • ガラスケース入り、陶器の人形、ひな人形の付属品も受付可
  • 個別供養も可能(要予約)
    *供養料とは別に玉串料(7,000円〜)が必要
  • 大きすぎるなどの理由で送れないものについては、形代に御霊を遷して供養する「もの供養キット」があります(供養料 5,000円+形代代 1,000円/1体)
  • 燃えないものも受付可能(お祓い・供養をした後に処分業者が引き取り)
  • お焚き上げ後、希望者にはハガキでの通知可能

結城諏訪神社
住所:〒307-0021 茨城県結城市上山川161
公式HP:https://suwa-jinja.jp

 

国上寺|新潟県

国上寺は、飛鳥時代の末期和銅2年(709年)創建と伝わる越後最古の名刹です。

国上寺では、毎年3月の最終日曜日と9月4日に「人形供養祭」が開催されるほか、通年で「人形・もの供養・お焚き上げ」を受け付けています。

● 主な対象品

人形、ぬいぐるみ、こいのぼり、はく製、盆提灯、結納品、こけしおもちゃ、しめ飾り、御守り、だるま、羽子板、提灯、土産物、お札、陶器、金物

開催日時 通年随時
受付方法 / 日時 持ち込み 9:30~16:30、または送付
供養料 2体まで:5,000円
3体まで:10,000円
3辺110cmの箱:20,000円
雛人形のみ:10,000円
雛人形・お道具一式:20,000円
注意点 直接持ち込みの際は、事前に電話連絡必要

国上寺
住所:〒959-0136 新潟県燕市国上1407
公式HP:https://kokujouji.com

 

大本山成田山仙台分院|宮城県

大本山成田山仙台分院は、大本山成田山(千葉県)の仙台分院です。
仙台市内を見下ろすことのできる高台にあり、境内には日本一の高さを誇る不動明王像があります。

成田山仙台分院では、毎年3月3日に「人形供養感謝祭」を開催しているほか、通年で人形供養を受け付けており、修養日(火・水曜)以外の毎日10:30、11:30、13:30、14:30、15:30に行っています。
毎時刻に僧侶が待機し丁寧に人形供養をしていただけます。

人形供養された雛人形、五月人形、ぬいぐるみは、後日「どんと祭」などでお焚き上げされます。

開催日時 通年随時(修養日を除く)
受付方法 / 日時 持ち込み / 10時~16時(火・水曜は除く)
郵送 / 随時
※12月24日~1月5日は持ち込み・郵送受付不可
お布施 3,000円/箱(3辺100cm以内)
*参列する場合は5,000円/箱
注意点
  • お布施には、供養料とお焚き上げ代が入っています
  • ガラスケースは受付不可
  • 人形への想い出や感謝の気持ちを手紙にされた場合は、手紙を御宝前に奉納し供養していただけます
  • 供参列する際は、人形供養時刻の15分前までに来山してください
  • 瀬戸物人形や陶磁器人形はケースの枠も受付可能
  • 持ち込みは予約不要、郵送・宅配申込みは事前申込必須

大本山成田山仙台分院
住所:〒980–0845 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉33-2
公式HP:https://www.naritasan.co.jp

 

梅照院|東京都

梅照院は、「新井薬師」として知られる真言宗のお寺です。

江戸幕府2代将軍徳川秀忠の五女で後水尾天皇中宮の和子(東福門院)が、薬師如来に眼病平癒を祈願したところ、すぐに回復したという逸話から、「眼病治癒」のご利益があると言われています。

梅照院では、毎年正月1月1日から8日に「梵焼会」と呼ばれるお焚き上げ法要が催されるほか、通年で人形・ぬいぐるみの供養を受け付けています。

開催日時 通年随時
受付方法 / 日時 持ち込み / 9:00~16:00
*梵焼会期間中の受付は15時まで
志納料 受付時に確認した後、正式な志納料が提示されます
料金目安:人形(雛人形)1,000円〜、ぬいぐるみ300円〜
注意点 品物は形状を壊さずに持参すること(解体済みは受付不可)

新井山 梅照院 薬王寺
住所:〒165-0026 東京都中野区新井5-3-5
公式HP:https://araiyakushi.or.jp/

 

本寿院|東京都

東京・大田区にある本寿院は、天台宗系単立の歴史あるお不動様を祀る会館形式のお寺です。

本寿院では毎月「合同人形法要」を開催しており、マスコミなどでも取り上げられています。

合同法要の他に、個別法要を依頼することもでき、自宅への出張サービスも行っています。
人形が手元にない場合、お塔婆を建てて行うという法要も行なっています。

本寿院での合同人形供養は供養法要のみとなっており、お焚き上げは年に一回、千葉の大福院で行なわれます。

開催日時 毎月第2日曜日 9:00 ~
受付方法 / 日時 当日持ち込み / 8:30 まで
事前持ち込み / 9:00~18:00
郵送 / 随時
料金
  • 供養志納金(お布施):5,000円~20,000円/箱
    5,000円(3辺70cm以内)
    10,000円
(140cm以内)
    20,000円 (280cm以内)
  • 不燃物(陶器・ガラス・金属類):+2,000円
  • 個別供養:+30,000円
  • 人形がない場合:+10,000円
  • 個別お焚き上げ:+70,000円+人形供養のお布施
注意点
  • ひな壇やガラスケースはご供養の対象ではありませんが、供養の品と受付可
  • 道具類は一緒に供養します
  • バッテリーが人形についているときは外すこと
  • 合同法要に参列を希望しない場合、受付翌日の朝8時半の法要にて供養します
  • 合同法要は事前予約不要
  • 個別法要・個別お焚き上げは事前に電話予約必要

本寿院
住所:〒143-0025 東京都大田区南馬込1丁目16-2
公式HP:https://honjyuin.com/

 

出雲大社埼玉分院|埼玉県

出雲大社埼玉分院は、出雲大社(島根県)の分院です。
通称「朝霞の出雲大社」と呼ばれており、島根県の出雲大社神楽殿と同様に、大しめ縄が社殿に飾られています。

出雲大社埼玉分院では、人形を始めとする様々な品のお焚き上げを通年で受け付けています。

開催日時 通年随時
受付方法 / 日時 持ち込み / 9:00〜17:00(予約不要)
郵送 / 随時(オンラインで申し込み)
料金 持ち込み:5,000円 (45リットル用袋)
送付:5,000円(3辺100cm)、10,000円(3辺150cm)、 15,000円(3辺200cm)
お焚き上げ祈祷:12,000円〜(祈祷料7,000円~+お焚き上げ代5,000円~)
注意点
  • 金属・プラスチック・石製などの燃えないもの、ガラスケース付の人形は受付可
  • 燃えないものはお祓いをした後に専門業者に渡し処分します
  • お焚き上げ祈祷はオンラインで事前予約が必須です

出雲大社埼玉分院
住所:〒351-0011 埼玉県朝霞市本町2-20-18
公式HP:https://izumotaisha-saitama.com

 

出雲大社相模分祠|神奈川県

「関東のいづもさん」として親しまれている出雲大社相模分祀は、明治21年に出雲大社(島根県)より大国主大神の御分霊を賜り建立されました。
本殿には、大きなしめ縄が飾られています。

境内にある千年の杜には、「ゆずりの水」と呼ばれる環境省指定の「名水百選」に選定されている湧き水が溢れています。

出雲大社相模分祀は、お焚き上げのご祈祷を通年で受付けており、人形・ぬいぐるみのお焚き上げを依頼することができます。

開催日時 通年随時
受付方法 / 日時 持ち込み / 8:40~16:30(予約不要)
料金 3,000円(祈祷料)+段ボール(60cm四方)1箱につき1,000 円(処分代)
注意点 神事でのお祓い後、社会通念・法規に則り適切に処分します

出雲大社相模分祠
住所:〒257-0015 神奈川県秦野市平沢1221
公式HP:https://www.izumosan.com

 

仙光院|神奈川県

神奈川県の葉山にある仙光院は、室町時代の1504~1520年頃に長覺阿闍梨が開基したと伝えられる高山山真言宗の寺院です。

本尊の十一面観音の他、大日如来・毘沙門天・不動明王・弘法大師像、畠山地蔵などをお祀りしています。

仙光院では通年で人形供養を受け付けており、供養の後お焚き上げをしていただけます。

開催日時 通年随時
受付方法 / 日時 持ち込み / 9:00〜17:00
郵送 / 随時
志納料 〜80cmサイズ:3,000円
〜100cmサイズ:4,000円
〜120cmサイズ:5,000円
〜140cmサイズ:6,000円
以降20cmごとに+1,000円
注意点 事前予約不要

長谷山真福寺 仙光院
住所:〒240-0113 神奈川県三浦郡葉山町長柄1439
公式HP:https://senkouin.jp

 

真如寺|愛知県

真如寺は、愛知県蒲郡市にある浄土宗西山深草派のお寺です。

元は三河湾に浮かぶ佐久島に天台宗の寺院として創建され、現在の場所には江戸時代・正保年中(1644~1648)に移築されました。
三河地方で有数の大伽藍を持つ由緒あるお寺です。

真如寺では、人形供養を通年で受付けており、所定日に合同供養という形で供養していただけます。

開催日時 通年随時
受付方法 / 日時 持ち込み / 郵送
供養料 〜80cmサイズ:5,000円
〜140cmサイズ:10,000円
〜170cmサイズ:15,000円
170cm以上の場合は、相談要
不燃物(陶器、ガラス、金属等)がある場合:+2,000円
注意点
  • 受付可能なもの:人形や、ぬいぐるみ、プラモデル、おもちゃなど
  • 郵送前に電話またはメールで事前連絡必要
  • 申込書に記入漏れ、不備等があった場合、申込者の確認ができない場合、送られてきた郵送物は着払いとして戻されます

海性山 真如寺
住所:住所:〒443-0104 愛知県蒲郡市形原町石橋11
公式HP:https://shinnyoji.com

 

上野天満宮|愛知県

上野天満宮は、別名「名古屋天神」と呼ばれる、無病息災・各種試験の合格祈願にご利益のある神社です。

平安時代中期に陰陽師で有名な安倍晴明の一族が住み、菅原道真公を祀ったことが始まりと伝えられており、毎年多くの人が合格祈願に訪れます。

上野天満宮では、通年で人形供養を受け付けており、持ち込んだ人形は翌朝供養していただけます。

開催日時 毎日
*翌朝に供養
受付方法 / 日時 持ち込み / 9:00~17:00
*年末年始12月25日~1月25日は除く
初穂料 5kgまで:3,000円
*1kg毎に200円追加
注意点
  • 事前予約不要
  • 人形の付属品(お道具・段飾り等)は受取可
  • 段ボール、ガラス類は受付不可
  • 陶器製や金属製の人形は受付可。袋を分けること

上野天満宮
住所:〒464-0094 愛知県名古屋市千種区赤坂町4-89
公式HP:http://www.tenman.or.jp

 

乙津寺|岐阜県

岐阜市鏡島にある乙津寺は、弘法大師にゆかりが深いことから、「鏡島弘法」の愛称で親しまれています。

行基が738年に草庵を開創し、813年に弘法大師(空海)が嵯峨天皇の勅命により開山したと伝えられており、国指定重要文化財の十一面千手観世音菩薩、韋駄天、毘沙門天など多くの文化財があります。

乙津寺では、人形供養を毎日受け付けています。
当日はお預かりとなり、魂抜きの供養をした後に処分していただけます。

開催日時 毎日
受付方法 / 日時 寺務所へ持ち込み / 通年 9:00~12:00
冥加料 人形の材質・大きさなどによって異なります
ぬいぐるみ:5,000円/箱(3辺 100cm以下)
雛人形:6.000円(3辺100cm以下)
注意点
  • 事前予約不要
  • 持ち込み方法に指定はありません
  • 陶器・金属・ガラスなど不燃の人形や、雛壇、雛がざり、ガラスケースなどの持ち込みも可能ですが、別途費用がかかる場合もあります

瑞甲山 乙津寺
住所:〒501-0124 岐阜県岐阜市鏡島中2丁目8−1
公式HP:https://osshinji.com/

 

真善寺|三重県

真善寺は1173年の創建と伝えられる浄土真宗のお寺で、「寺子屋」として様々なイベントを開催しています。

真善寺では、通年で人形供養を受け付けているほか、自宅への出張供養や引き取りサービスも行っています。

開催日時 通年随時
受付方法 / 日時 持ち込み
郵送
出張供養 / 引き取り
*いずれも事前申し込みが必要
お焚き上げ供養料 〜80cmサイズ:6,000円〜志納
〜120cmサイズ:10,000円〜志納
〜140cmサイズ:12,000円〜志納
出張引き受け料:3,000円〜志納(寺院より約50km圏内)
出張引受の際に読経供養:10,000円〜志納
注意点
  • 持ち込みも郵送も、事前に、電話はまたはメールフォームより問い合わせ、申込み必須
  • 受付許可なく郵送された場合は、着払いにて返送、また事前連絡なしで持ち込みは対応しません

旭曜山 真善寺
住所:〒519-0167 三重県亀山市小野町307
公式HP:https://shinzenji.org

 

聖宝寺|三重県

聖宝寺は、三重県のいなべ市にある臨済宗妙心寺派の禅寺です。

平安初期大同2年に天台宗の開祖・最澄によって開かれました。
御本尊は開祖・伝教大師最澄大和上の作と伝えられる秘仏の十一面千手観世音菩薩です。

戦国時代に焼き討ちにより焼失しましたが、江戸時代中期に再興されました。
藤原期の造庭と推測される回遊式の池の庭園には、秋に多くの人が紅葉を観に訪れます。

聖宝寺では、人形供養と遺品供養を月1回開催しています。
供養会には参列可能で、お勤め30分(英語の読経を含む)、お話20分、その後にお炊きあげとなります。

開催日時 毎月第3土曜日 10:00〜(1時間程度)
受付方法 / 日時 持ち込みまたは郵送
お布施 お布施の目安は:持ち込み 5,000円/箱、郵送 7,000円/箱
*箱の目安:3辺合計〜120cm
注意点
  • 人形の種類、材質は問いません
  • 段飾りの雛人形に付属する飾り物も受付可
  • 段飾りの壇の板や支柱、ガラスケースのガラスは受取不可
  • 持ち込みの場合も段ボールに入れて持参すること
  • 申し込みは、HPの申し込みフォームからすること

鳴谷山 聖宝寺 
住所:〒511-0518 三重県いなべ市藤原町坂本981
公式HP:https://www.shoubouji.com

 

正暦寺|奈良県

正暦寺は菩提山真言宗の大本山の寺院で、一条天皇の発願により、平安時代の992年に創建されました。

かつては伽藍が並び建つ大寺でしたが、今は本堂、鐘楼、福寿院を残すのみとなっています。
本尊の薬師如来倚像は重要文化財に指定されています。

正暦寺では、毎年3月9日に「人形供養法要」を開催しているほか、通年で人形供養を受け付けています。

直接持ち込みの場合は、受付後すぐに、その場で15分程度の供養をしていただけます。(秋季特別公開中は夕方にまとめて供養されます)

開催日時 通年随時
受付方法 / 日時 正暦寺内の福寿院へ持ち込み / 9:00~15:00
郵送 / 随時
*秋の特別公開中は、持ち込みは16:00まで
供養料 5,000円/1口(150cmダンボール箱又はビニール袋45〜60Lのビニール袋1)
注意点
  • 事前予約不要
  • 人形の種類や素材は問わず受け付けています
  • ガラスケースは取り外すこと
  • こけし、おきもの(木製・陶器・金属製・石製でも可)、羽子板、だるま、こいのぼり、まねき猫、フィギア、おもちゃなども受付可

菩提山大本山 正暦寺
住所:〒630-8413 奈良市菩提山町157
公式HP:http://shoryakuji.jp/

 

霊明神社|京都府

霊明神社は、仏教全盛の江戸時代1809年に神道葬祭場として京都に創設された神社です。
現在も神道葬祭を行い、神道墓地を持つ珍しい神社です。

幕末に、坂本龍馬や中岡慎太郎をはじめとする勤王攘夷の志士の埋葬・弔祭を執行した神社として知られています。

霊明神社では、「人形供養清祓い(感謝祭)」を常時開催しています。
祈祷後、状態の良いものは神社にて大切に保管し、里親の募集を行い、希望される方にお譲りするか、必要とされる所(児童養護施設など)に寄付しています。

開催日時 通年随時
受付方法 / 日時 持ち込みまたは郵送
祈祷料 3,000円〜
注意点
  • 人形、ぬいぐるみ、おもちゃ、子供の時に大切にしていたものが対象
  • 事前申し込みで必須 (電話、メール、申し込みフォームにて)
  • 前提は持ち込み・参列。参列できない場合は郵送可能
  • お焚き上げできないものは、形だけのお焚き上げをした上で廃棄物として処分
  • 一定期間保管して、里親が見つからない場合は、相談の上、お焚き上げとなる場合もあります

霊明神社
住所:〒605-0861 京都府京都市東山区清閑寺霊山町25
公式HP:https://www.reimeijinja.org/

 

玉圓寺|大阪府

玉圓寺は安土桃山時代の天正4年(1576年)に創建された浄土宗のお寺です。
本堂は平成4年に再建されたものです。

お寺の垣根をなくした親しみのある町のお寺として、様々な供養を受け付けており、人形供養・ぬいぐるみも供養していただけます。

開催日時 通年随時
受付方法 / 日時 持ち込みまたは送付(事前電話連絡要)
お焚き上げ供養料 3,000円〜
*大きさ、数によって異なります
注意点
  • 人形供養は、当日対応可能
  • 個別供養ではありません
  • 供養料は大きさ・数によって異なるため、持ち込みでも事前に電話連絡は必須
  • 人形のガラスケース持ち込み・引取り可能
  • 希望者にはメールにて回向供養時の写真を送付
  • 宗旨・宗派不問

徳清山 証誠院 玉圓寺
住所:〒590-0953 大阪府堺市堺区甲斐町東5-2-10
公式HP:https://www.gyokuenji.or.jp/

 

有間神社|兵庫県

有間神社は、摂津国有馬郡の一の宮として人々に厚く崇敬されてきた神社です。

舒明天皇が631年に有馬温泉に行幸された際に参拝された記録があることから、それ以前の創建と考えられています。

有間神社では、「人形清祓」として人形のお祓い・お焚きあげを通年で受け付けています。

開催日時 通年随時
受付方法 / 日時 持ち込み / 9:00〜16:00(事前予約必要)
郵送 / 随時(事前連絡必要)
初穂料 2,000円〜(2kgまで)
2kg以上の場合:1kg超過ごとに500円追加
注意点
  • 人形ケース等の板ガラス、陶器は引受不可
  • お焚き上げが難しい品や燃えない品は、お祓い後に産廃処分

有間神社
住所:〒651-1312 兵庫県神戸市北区有野町有野4435
公式HP:https://arimajinja.com

 

倉留寺|島根県

倉留寺は、島根県出雲市にある高野山真言宗の寺院です。

宍道湖と簸川平野を一望できる高台にあり、中国地方で唯一の「日本百名月の地」にも認定されています。

人形供養寺として有名な倉留寺では、人形供養を通年で受け付けています。

開催日時 通年随時
受付方法 / 日時 持ち込み、または送付(年中受付)
供養料 封筒サイズ・60cm箱:1,000円
110cm箱: 2,000円
160cm未満箱:3,000円
160cm以上箱:4,000円
雛人形一式:7,000円
ガラスケース入り人形+500円
特別供養:5,000円/箱
雛人形一式特別供養:12,000円
注意点
  • 持ち込みは事前申し込みが必要
  • 陶器、金物、ガラスケース入りの人形も受付可
  • 特別供養は、1ヶ月間毎日本堂にて氏名を読みあげ、読経します
  • 供養後、葉書でお知らせが届きます

出雲高野山 倉留寺
住所:〒691-0076 島根県出雲市園町136
公式HP:http://www.soryuji.jp/

 

鳥飼八幡宮|福岡県

鳥飼八幡宮は、福岡市の鎮守として古くから崇敬されてきた神社です。

御祭神として、神功皇后とその子、応神天皇、そして縁結びの神として知られる玉依姫尊が祀られています。
福岡藩主・黒田家の氏神として篤い信仰を集めたことでも知られています。

鳥飼八幡宮では、人形供養を通年で受け付けています。

開催日時 通年随時
受付方法 / 日時 当日持ち込み(事前予約不要)または郵送
供養料 5,000円(3辺100cm未満)
8,000円(3辺150cm未満)
10,000円(3辺200cm未満)
注意点
  • プラスチックケース、ガラス、備品などは受取不可
  • 供養後、申込者のご自宅へ供養証を送付します

鳥飼八幡宮
住所:〒810-0054 福岡県福岡市中央区今川2丁目1-17
公式HP:https://hachimansama.jp

 

和布刈神社|福岡県

九州の最北端・関門海峡に鎮座する和布刈神社は、「関門海峡の守護神」として崇敬されてきました。

御祭神は、天照大神の荒魂「撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめ)」、別称を「瀬織津姫」という月の女神で、潮の満ち引きを司る神「導きの神様」です。

和布刈神社では、大切に使ってきたものや家族の遺品などを供養する「思物供養」を通年で受け付けており、人形の供養も行なっています。

開催日時 通年随時
受付方法 / 日時 持ち込み 9:30〜17:00、または送付
供養料 小(3辺合計100cm未満):3,000円
中(3辺合計150cm未満):5,000円
大(3辺合計200cm未満):7,000円
注意点
  • 全て段ボールで納めること
  • ガラスケースに入った人形はケースごと受取可
  • 郵送された品は、供養完了後に完了通知を送付

施設名
住所:〒801-0855福岡県北九州市門司区門司3492
公式HP:https://www.mekarijinja.com

 

供養した方が良い人形の種類

人形供養に持ち込まれる人形・ぬいぐるみには、主に以下のようなものがあります。

  • 雛人形
  • 五月人形
  • ぬいぐるみ・テディベア
  • 日本人形
  • フランス人形・アンティーク人形
  • 着せ替え人形
  • アンティーク人形

ここからは、人形の種類ごとに供養・処分の適切なタイミングをご紹介します。

 

雛人形

雛人形

女の子の健やかな成長と幸せを願って、桃の節句に雛人形を飾る雛祭り。

雛人形の由来は「流しひな」と呼ばれる平安時代に形代と呼ばれる、人の形をした紙の人形に穢れを移し、川や海などに流してお祓いする行事から来ています。

人型の形代を水に流すのではなく、現在のように家に飾るようになったのは江戸時代から。人形職人が精巧な人形を作るようになったことから、水に流すのではなく飾るようになり、女の子の嫁入り道具の一つにもなりました。

雛人形を処分するタイミングは、女の子が健やかに成長し、独立をしたときが目安となります。

また女の子が成長して、お子さんが生まれた時や、実家の引っ越しや処分などのタイミングで供養に出すご家庭も多いです。

雛人形はお下がりNG?

雛人形

雛人形は親や祖父母が、生まれた女の子の成長を願い、子を思う気持ち、女性の難事を避けられますようにという願いを込めて飾ります。

雛人形の役目は形代にあることから、お下がりはせず、一代限りで供養するのが良いとされています。女の子が生まれた時には、その女の子のための雛人形を用意し、改めて成長を願うのが基本です。

 

五月人形

五月人形

端午の節句に飾る五月人形。雛人形と同じく、男の子の成長と幸せを願い、五月人形を飾ります。

奈良時代から始まった端午の節句。当時は菖蒲やヨモギを薬湯として使い、その湯に浸かることで厄除けとしていました。鎌倉時代になると武家文化となり菖蒲を「勝負」とも通じることから、武家の間で大事な行事として重要視されていきました。

そのようなことから逞しく元気に育ってほしいと、男の子の節句として広まり、鯉のぼり、兜、武士を象った人形、昔話の金太郎など、様々な五月人形が生まれました。

五月人形の処分を検討するタイミングとしては、お子さんの卒業、独立、結婚などがあげられます。

男の子が無事成長して、お守りとして役目を全うしてもらった五月人形には、感謝の気持ちを込めてご供養しましょう。

五月人形のお下がりはNG?

五月人形

五月人形は厄や穢れを人形に身代わりになってもらい、子どもの健やかな健康と幸せを願うために飾られる人形です。

人間の身代わりになる人形は、一人につき一体という考え方があるため、親子や兄弟で共有することも望ましくはありません。

しかし、住宅事情によっては人数分の五月人形を飾りきれないというケースもあるでしょう。本来の由来とは違ってしまいますが、ライフスタイルによって五月人形を共有することも問題はありません。

 

ぬいぐるみ・テディベア

ぬいぐるみ

ぬいぐるみは特に断捨離しづらい物の一つに数えられます。
特に、子どもの頃から大切にしてきたぬいぐるみ、好きなキャラクターのぬいぐるみなどは、ゴミとして捨てるのに抵抗がある方も多いでしょう。

急いで処分する必要はありませんが、古いぬいぐるみは埃を吸収しやすいため、長年置いておくことは衛生的に良くありません。

引っ越しや、独立、子ども部屋からの卒業を機に断捨離を検討する方が多いようです。

 

日本人形(市松人形・京人形・博多人形など)

日本人形

贈り物やお土産などでいただくこともある日本人形。

日本人形とは和服を着て、日本髪を結った人形の総称で、日本各地で制作された日本人形は工芸品として有名です。工芸品なので美術的価値の高い日本人形もあります。日本人形は厄除けの身代りとしての役割もあり、1980年代半ばまで婚礼道具の一つでもありました。

雛人形や五月人形と同様に、厄除けの身代わりとして購入した人形は、成人や独立のタイミングが処分の目安となります。

 

フランス人形・アンティーク人形

フランス人形 アンティーク人形

フランス人形やアンティーク人形も、他の人形と同様に人形供養に出すことが可能です。

美術品としての市場価値がある人形であれば、買取業者に査定を依頼する、リサイクルショップに持ち込むのも良いでしょう。

 

着せ替え人形(リカちゃん・バービー等)

着せ替え人形 バービー

リカちゃん人形やバービーは、お子様が遊ぶのを卒業した時、ご自身の気持ちの整理がついた時が、処分のタイミングの目安となります。

限定モデルなどであればリサイクルショップやフリマアプリで譲渡先・買い手が見つかる可能性もあります。
一般ごみとして処分するのに抵抗がある方は、人形供養に出すのがおすすめです。

 

知育人形(ぽぽちゃん、メルちゃん等)

知育人形

ぽぽちゃんやメルちゃんなどの知育人形は、着せ替えなどのお世話をすることで、思いやりの心や自立心を育むという特徴があります。

玩具ですので身代わりを目的とした人形ではありませんが、お子さんが成長し、ぽぽちゃんやメルちゃんと遊ぶのを卒業したタイミングが役目終了のタイミングとなります。

一般ごみとして処分することもできますが、綺麗な状態であればリサイクルショップに出す、寄附するのもおすすめです。

 

人形供養の起源と目的

雛人形

人形の起源は縄文時代の土偶にまで遡ります。人の形に象った土偶は信仰の対象、呪術の道具として厄災を避けるべく、身代わりの人形として使われていました。

平安時代には子授けや安産の祈願の際に、心願成就のお礼として子どもの身代わりに人形を奉納したり、子どもの身に降りかかる災いを除くために身代わり人形を子どもの枕元に置き、その役目を終えた人形をお焚き上げしたことが人形供養の起源と言われています。

また日本には付喪神(または九十九神、つくもがみ)という概念があり、長い年月を経て魂を宿し、精霊や妖怪になった道具を付喪神と呼びました。

時代が進むにつれ、人形が玩具として愛されるようになっても「身代わり」や「付喪神」といった日本古来の考え方から、人形には魂があると考えられてきました。

大切にしていた人形に感謝の気持ちを込めて、役目を終えた時には神社やお寺で丁寧に供養し、成仏して頂こうというのが人形供養の目的です。

 

人形供養は直接持ち込まないと意味がない?

合掌 参拝

人形を供養してもらう時、「お寺や神社に直接持ち込まないと意味がないのでは?」と心配される方がいらっしゃいます。
しかし、郵送であっても直接の持ち込みであっても、手厚く供養していただけることには変わりはありません。

急な引越しや遺品整理など、なるべく早く人形を手放したい場合は、いつでも郵送で人形供養を依頼できる「神社のお焚き上げ」サービスの利用をおすすめします。

神社のお焚き上げ_人形供養

 

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