山梨の厄払い・厄除祈願|厄年に行くべき最強の神社・お寺をご紹介

厄年 厄払い

人生で災難が降りかかりやすいとされる厄年。厄年は本厄と前厄・後厄の計3回ありますが、いずれも神社やお寺で厄払い(厄除け)を行うことで、穢れや邪気を祓い、災いを防ぐことができると言われています。

山梨県内には、2日間で10万人が参拝するという「厄除地蔵尊大祭」で知られる塩澤寺や医薬の神を祀る金櫻神社、景観も見事で癌封じやバイカーの安全祈願が行える差出磯大嶽山神社など、厄払い(厄除け)のご利益で有名な神社・お寺があります。

本記事では、山梨県内で厄払い(厄除け)を検討している方に向けて、県内の最強スポットを紹介します。

神社のお焚き上げ_お焚き上げ

厄払いの御札・古いお守りを処分したい。
でも、ゴミとして捨てるのは抵抗がある…

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神社のお焚き上げなら、御札を封筒に入れて神社に送るだけ。
日本三大稲荷の一つに数えられる祐徳稲荷神社で、最短1.5ヶ月で供養・お焚き上げしてもらうことができます。

神社のお焚き上げ の特徴・メリット
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金属・陶器・プラスチックなど不燃物も受付可能
神棚・人形などお守り以外も受付可能
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処分にお困りの物がある方は、ぜひ活用してみてください。

塩澤寺|甲府市湯村

塩澤寺|甲府市湯村

塩澤寺(えんたくじ)は、本尊を地蔵菩薩としている、地元で「厄地蔵さん」と呼ばれて親しまれている、真言宗智山派の寺院です。

山梨県内でも有名な「厄除地蔵尊大祭」は、毎年2月13日12時~14日12時まで大護摩叶供が行われます。

申し込まれた方は、団子や一円玉、節分の豆、飴のような球状のものを厄年の方は、年の数だけお供えするのが習わしです。

普段は静かな湯村温泉郷ですが、この時期だけは10万人が訪れ大変な賑わいを見せます。

お祭り時期だけでなく、個別厄除祈祷も受け付けているので、問い合わせてみましょう。

主なご利益 開運厄除・方位除・家内安全
主な授与品 木札・お守り
主な御朱印 中央に「大黒天」と記された御朱印

塩澤寺
住所:〒400-0073 山梨県甲府市湯村3-17-2
公式HP:http://www.entakuji.jp/

稲積神社|甲府市太田町

稲積神社は、紀元前に現在の舞鶴城の地にあった鎮座したのが始まりといわれる、歴史深い稲荷社です。

武田信玄の祖先でもある一条忠頼が館にしたことから「庄城稲荷」と呼ばれ、甲斐源氏の崇敬された歴史を持ちます。

その後舞鶴城築城のため、浅野長政によって現在の地に遷されて今に至ります。

御祭神は宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)と大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)の二柱です。

衣食住を司る守護神であるため、生活全般の御祈祷すべてを受け付けていて、厄除け祈願も行われています。

とくに「巫女の元祖」大宮能売大神は、接客の神ということから、サービス業の方が数多くお参りに向かう神社としても知られています。

主なご利益 厄除け開運・安産守護・縁結び・商売繁盛
主な授与品 稲積神社御札
主な御朱印 朱色の角印の上、中央に神社名の御朱印

稲積神社
住所:〒400-0865 山梨県甲府市太田町10-2
公式HP:https://www.inazumijinjya.com/

酒折宮|甲府市酒折

酒折宮|甲府市酒折

酒折宮は、連歌発祥の地としても知られている、県内唯一日本書紀、古事記に名前が見られる歴史ある神社です。

緑に囲まれた静かな境内にある本殿西側に丘が広がり、巨石群を見ることができます。北側は、梅で名高い不老園で月見山の登山口につながっていきます。

御祭神は初めての連歌のきっかけを作ったとされる、日本武尊(やまとたけるのみこと)で、ご利益は芸術、教養、学業といった文化的なものが挙げられます。

御祈祷の範囲は広く、厄除(厄祓)や災難除け、厄難消除なども受け付けています。

厄年になるアート系やクリエイティブな仕事をしている方に、おすすめの厄除宮です。

主なご利益 芸術、教養の向上・学問成就
主な授与品 開運厄除守・安産守・学業成就
主な御朱印 六角の朱印の上中央に神社名の入った御朱印

酒折宮
住所:〒400-0805 山梨県甲府市酒折3-1-13
公式HP:https://sakaorinomiya.jp/

金櫻神社|甲府市御岳町

金櫻神社|甲府市御岳町

金櫻神社(かなざくらじんじゃ)は、昇仙峡を昇りつめた金鋒山を御神体とする神社です。

山頂にある本宮には、この地から出た「火の玉・水の玉」を御神宝として祀っています。

境内にある御神木は、神社名の由来にもなっている「金櫻」で、古くから「金の成る木の金櫻」と崇められているものです。

如来の池として掘った水が延々と湧き出ているとされる御神水は、鳥居の手前左手で龍の口から今も流れ続けています。

名前の通り金運や勝ち運、学業がご利益として挙げられています。

ただそれだけでなく、約2000年前に崇神天皇の御代に、疫病が蔓延した際に、医薬の神である少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀ったのが始まりとされていることから、厄除けも重要なご利益として、今も信仰を集めています。

主なご利益 金運上昇・厄除け・病気平癒・縁結び・子宝
主な授与品 金櫻鈴・金運守・健康長寿守
主な御朱印 中央に六角の朱印の入った御朱印

金櫻神社
住所:〒400-1218 山梨県甲府市御岳町2347
公式HP:https://kanazakura-shrin.webnode.jp/

北口本宮冨士浅間神社|富士吉田市上吉田

北口本宮冨士浅間神社|富士吉田市上吉田

北口本宮冨士浅間神社は、「富士山域」の一部として世界文化遺産に登録されている神社です。

木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、彦火瓊瓊杵命(てんそんひこほのににぎのみこと)の夫婦神と父神として大山祇神(おおやまづみのかみ)の三柱が、御祭神として祀られています。

木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が、火の中で安産された故事から、富士山の噴火を鎮める「鎮火祭」は、日本三奇祭のひとつに挙げられ、8月26日~27日の2日間かけて行われます。

厄除祈祷は、女性が19歳と37歳、男性が25歳、42歳を対象に行われています。

良縁成就や安産、子宝のご利益がある神社ということからも、夫婦のどちらかが厄年の時にお参りしたい宮です。

主なご利益 火難除け・縁結び・恋愛成就・交通安全
主な授与品 安産祈願の守・火防の守・縁結び守
主な御朱印 本社と摂社、発祥の地の3種の御朱印

北口本宮冨士浅間神社
住所:〒403-0005 山梨県富士吉田市上吉田5558
公式HP:https://www.sengenjinja.jp/

愛染地蔵堂|富士吉田市下吉田

愛染地蔵堂|富士吉田市下吉田

愛染地蔵堂は、1482年に月江寺の末庵として創建された地蔵菩薩を祀る堂です。以前は愛染明王を祀った施設があったとも伝わっています。

ここでの厄除けは、毎年2月13日12時~14日の12時までの期間だけです。

13日の12時から24時間だけ、地蔵尊の耳が開き、人々の願いを聞き入れるという言い伝えがあります。

厄年の人は、年齢の数だけ団子を手作りして、お供えする風習が現在も続いています。

主なご利益 厄除け・無病息災・家内安全
主な授与品 供物を通じて祈願
主な御朱印 要問合せ

愛染地蔵堂
住所:〒403-0004 山梨県富士吉田市下吉田8-4-3
富士吉田市観光ガイド公式HP:https://fujiyoshida.net/spot/42

身曾岐神社|北杜市小淵沢町

身曾岐神社|北杜市小淵沢町

身曾岐神社は、天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀る社で、は八ヶ岳南麓の自然にあふれた清緑の地に神社しています。

心身共きれいになってこそ、すべての願いは叶うという考えから、古神道の奥義に沿った「火の神事・水の神事」を隔月で行っています。

2泊2日のみそぎの修行は、一般的に浮かぶ「滝行」などではなく、祓座(はらえのくらい)、聴聞、食事、清掃と静かな時間とともに進めるものです。

通常土曜、日曜日に行いますが、集合は金曜日の17時半になります。

古神道の世界に触れながら厄除けも含め、心身をきれいにしたい方は申し込んでみてはいかがでしょう。

主なご利益 開運厄除・交通安全・安産・夢叶
主な授与品 開運厄除守・身曾岐守・幸福ゆず守り
主な御朱印 朱の角印の上に神社名の入った御朱印

身曾岐神社
住所:〒408-0041 山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3401
公式HP:https://www.misogi.jp/

差出磯大嶽山神社|山梨市南

差出磯大嶽山神社|山梨市南

差出磯大嶽山神社(さしでのいそだいたけさんじんじゃ)は、景勝地の「差出の磯」に鎮座する神社です。

その美しさから古今和歌集や松尾芭蕉にも詠まれている「展望の社」とも呼ばれています。

御祭神は大山祇神(おおやまつみのかみ)、大雷(おおいかづち)ら七柱です。

健康とくに癌封じの効果やバイクの交通安全のご利益があることでも知られています。

厄除祈願は予約制で行われています。

ただし1月1日から3日は予約不要なので、初詣も兼ねて参拝してみてはいかがでしょう。

主なご利益 厄除け開運・金運・商売繁盛・癌封じ
主な授与品 家内安全祈祷木札・神宮大麻(神宮神札)・八坂大麻(八坂神札)
主な御朱印 各月の限定御朱印

差出磯大嶽山神社
住所:〒405-0042 山梨県山梨市南1376
公式HP:https://daitakesan.jp/

大嶽山那賀都神社|山梨市三富上釜口

大嶽山那賀都神社(だいたけさんながとじんじゃ)は、修験道の面影を強く残す霊験あらたかな山中に鎮座しています。

御祭神は大山祇神(おおやまつみのかみ)、大雷神(おおいかづち)高麗神(たかおかみのかみ)の三柱で、ご利益としては子宝、安産祈願が有名です。

境内の御神木「夫婦檜(めおとひのき)」が子宝のパワースポットとして人気になり、アクセスが良いとは言えない土地ですが、県外からも多くの夫婦が訪れています。

富士山との縁がある大山祇神が祀られていることから、厄除けのご利益もあるとされています。

御祈祷は予約をした方がスムーズです。

厄除祈願は、厄年、天中殺、三災などすべてに効果があります。

参拝だけでなく、御神札の送付も受け付けているので、遠方で行くのが難しい方は問い合わせてみましょう。

主なご利益 厄除け・開運福徳・交通安全・子宝安産
主な授与品 大嶽山那賀都神社オリジナルTシャツ
主な御朱印 3種類の御朱印

大嶽山那賀都神社
住所:〒404-0206 山梨県山梨市三富上釜口617
公式HP:https://nagato-jinja.jp/

厄払いの御札・お守りは返納を忘れずに

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多くの神社・お寺では、厄払い(厄除け)のご祈祷を受けたあと、お守りや御札を授与していただけます。

お守り・御札に明確な使用期限はありませんが、「授かってから約1年」を目処にその効力は失われると考えられているため、翌年にはお礼参りに行き、お守り・御札を返納しましょう。

厄払い(厄除け)に限らず、全てのお守りは「神様の分身」と考えられているため、放っておくことは神様を蔑ろにすることになり、運気にも悪い影響を及ぼす可能性があります。

そのため、古いお守りは放置せず、できる限り授かった場所へ返納しましょう。

 

お守り・御札を送るだけ!「神社のお焚き上げ」がおすすめ

神社のお焚き上げ

旅行先で購入したお守りなど、やむおえない理由で、授かった場所への返納が難しいという方におすすめなのが、郵送お焚き上げサービス「神社のお焚き上げ」です。

「日本三大稲荷」の一つに数えられる祐徳稲荷神社では、通年で郵送でのお焚き上げを受け付けており、公式サイトから「お焚き上げキット」を購入し、お守りを神社に送るだけ。

最短1.5ヶ月でお焚き上げしていただくことができます。

  1. お焚き上げの依頼手順
  2. 公式サイトから「お焚き上げキット」を購入する
  3. 自宅にキットが届く
  4. 専用封筒にお守りを入れて神社に送る
  5. 祐徳稲荷神社で供養・お焚き上げが行われる
  6. お焚き上げ完了後、「ご祈祷動画」と「御焚上証明書」がメールで届く(郵送も可)

送料も全て神社が負担してくれるので、自宅から簡単にお焚き上げを依頼することができます。

「お焚き上げキット」は物の種類・サイズに応じて様々なタイプがあり、お守り数個であれば、「レタータイプ」のキットで1,980円税込〜依頼できます。

御札や神棚など、大きめのものもまとめてお焚き上げしたい方には、「ボックスタイプ」のキット(7,480円税込〜)がおすすめです。

いずれのキットも個数制限はなく、規定サイズ内であれば何点でも受け付けてもらえるので、ひな人形やぬいぐるみ、遺品などお焚き上げしたいものが他にもある場合は、一緒に送りましょう。

多くの神社・お寺では不燃物は受け付けておらず、ビニールや鈴など不燃性のものがついたお守りは持ち込む前に分別が必要ですが、「神社のお焚き上げ」サービスでは不燃物も受け付けているので、分別の手間なくそのまま送れるのも嬉しいポイントです。

古いお守りの処分にお困りの方は、ぜひ「神社のお焚き上げ」サービスの利用を検討してみてください。

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