和歌山の厄払い・厄除祈願|厄年に行くべき最強の神社·お寺をご紹介

厄年 厄払い

人生で災難が降りかかりやすいとされる厄年。厄年は本厄と前厄・後厄の計3回ありますが、いずれも神社やお寺で厄払い(厄除け)を行うことで、穢れや邪気を祓い、災いを防ぐことができると言われています。

和歌山県内には、日本三大厄神の1つの丹生都比売神社をはじめ、厄除観音のご霊験の高い長田観音、和歌山県南部で最古・最大の開運厄除の霊場とされる救馬渓観音など、厄払い(厄除け)のご利益で有名な神社·お寺があります。

本記事では、和歌山県内で厄払い(厄除け)を検討している方に向けて、県内の最強スポットを詳しくご紹介します。

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紀三井寺|和歌山市紀三井寺

紀三井寺は、奈良時代の770年に創建された和歌山市紀三井寺にある十一面観世音菩薩像を本尊とする寺院です。

正式名は、「紀三井山金剛宝寺護国院」ですが、「紀三井寺」の名で知られています。

紀州にある3つの井戸があるお寺ということで紀三井寺と名付けられたと言われます。今でも境内には清浄水・楊柳水・吉祥水の三井から清水が湧き出しています。

ご本尊の十一面観世音菩薩様は秘仏で、厄除・開運・良縁成就・安産・子授けにご霊験あらたかとされています。

本堂は231段の急な石段を上りきったところにあり、美しい和歌の浦を見おろすことができます。春は、早咲き桜の名所として名高く「日本さくら名所100選」にも選ばれている景勝地です。

毎日9時、10時、11時、14時、15時の合計5回本堂でご厄除けの祈祷を受けることができます。

また節分及び初午には「厄除」のご祈願終日大祈祷会を厳修しています。

料金 祈祷料:5,000円(木札小か紙札選択)、10,000円(木札大)、30,000円(特大札)
授与品 祈祷後の授与品: お札
受付時間 8:00~17:00(各祈祷時間の15分前までに受付を済ませて下さい)
予約/申込方法 直接本堂受付所で随時申し込み、またインターネットでも受付可能
注意事項 祈祷執行時間は年中行事などの都合で、停止されることがありますので、確認は電話のこと。

紀三井寺(紀三井山金剛宝寺護国院)
住所:和歌山県和歌山市紀三井寺1201
公式HP: https://www.kimiidera.com/

日前神宮・國懸神宮|和歌山市秋月

日前神宮・國懸神宮は、和歌山市秋月に鎮座する日本で唯一同じ境内に同格の神社が並び建つ神社です。総称して「日前宮」あるいは「名草宮」とも呼ばれています。両社とも紀伊国一宮です。

日前神宮は日像鏡を御神体として日前大神を奉祀し、國懸神宮は日矛鏡を御神体として國懸大神を奉祀している神話の時代に創始された創建2600年以上とされる日本でも最も歴史のある神社の1つです。

御神体の鏡はいずれも天照大神が岩戸隠れした際、伊勢神宮内宮の神宝である八咫鏡に先だって鋳造した鏡とされます。伊勢神宮に次いで別格の扱いを受けてきた神社で、あらゆる願いを聞き届けてくれるとされます。

日前神宮・國懸神宮では厄祓いだけでなく、厄年(後厄)が無事終わった方向けに「厄明けの祈祷」もあり、年中無休で受けることができます。

料金 祈祷初穂料:6,000円
授与品 厄祓い祈祷後 御札、お守り、破魔矢
厄開け祈祷後:福飴・福寄せ熊手・御札(割り札) ・お守り・延寿箸
厄除御守:700円、厄除開運神札:2,000円
受付時間 9:00~15:50
予約/申込方法 直接祈祷受付所で随時申し込み
注意事項

日前神宮・國懸神宮
住所:和歌山県和歌山市秋月365
公式HP: http://hinokuma-jingu.com/

伊太祁曽神社|和歌山市伊太祈曽

伊太祁曽神社は、和歌山市伊太祈曽に鎮座する「我が国に樹木を植えて廻った」と日本書紀に記されている五十猛命をお祀りする神社です。

古事記には大屋毘古神と記され、災難に遭われた大国主神の命を救った話が記されていることから「いのち神」また「厄難除けの神」の信仰が厚く、病気平癒祈願や厄除け祈願に訪れる方が多く訪れます。

毎年1月15日の「卯杖祭」は、厄除けの卯杖の儀、その年の農作物の作柄を占う粥占い、一年間の無病息災を願う小豆粥の3つの要素が合わさったお祭りで、多くの参拝客が訪れます。 祭典が終了すると、粥占神事で炊かれた小豆粥が参拝者に振る舞われます。

伊太祁曽神社では、通年で厄除け祈願(厄年祓い)を受け付けています。「木の神様」である「五十猛命」にちなみ、木で作られたお札やお守りが授与品があります。

料金 祈祷料:要確認
授与品 氣神まもり:1,000円、木霊まもり:1,000円
受付時間 9:00~16:00
予約/申込方法 直接受付所で随時申し込み
注意事項

伊太祁曽神社
住所:和歌山県和歌山市伊太祈曽558
公式HP: https://itakiso-jinja.net/

長田観音|紀の川市別所

長田観音は、紀の川市別所に鎮座する921年に念仏上人によって開創された真言宗のお寺です。正式名は「如意山厄除観音寺」です。旧長田庄に位置していたことから、通称「長田観音」と呼ばれています。

現存の建物、宝物等の全ては皇室や藩主や一般の方々の、厄年の時に、その厄除祈願の為に寄進せられたものです。

本尊の如意輪観音は霊験高く「厄除観音」または「厄観音」と呼ばれ、初午や餅投げのある二ノ午には多くの参拝客で賑わいます。

長田観音では、厄除け祈願を本堂で毎日行っています。長田観音には、厄除御守だけでなく、厄除けみくじ、厄除け百度石、厄除けの鐘など多くの厄除けのものがあります。

料金 祈祷料:4,000円 (別途郵送料)
授与品 祈祷後の授与品: お札、お守り(一週間本堂にて祈願し、後日郵送)
開運厄除御守:400円、厄除御守:700円、開運厄除鈴:400円、干支開運厄除:400円
受付時間 初午:6:00〜18:00
通常:確認要
予約/申込方法 直接寺務所祈祷受付で随時申し込み
注意事項

長田観音
住所:和歌山県紀の川市別所58
公式HP: https://niutsuhime.or.jp/

熊野那智大社|東牟婁郡那智勝浦町

熊野那智大社は、熊野本宮大社・熊野速玉大社と共に、熊野三山を構成する神社で、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一部です。創建は317年と言われ、那智の滝を神と崇める自然信仰が起源の神社です。

熊野那智大社は、熊野十二所権現に加え、那智大滝を神格化した飛瀧権現を合わせて祀る神社で、「よみがえりの聖地」と呼ばれ、あらゆる穢れを清めるとされる神社です。

熊野那智大社では、当厄安全(本厄)と厄災消除(前厄、後厄)の厄除け祈祷を通年で受けることができます。

熊野那智大社の節分祈祷は、厄年以外の方も申し込むことができ、厄除けの特別のお札「鬼面札」を授与できます。

那智の滝を御神体とする別宮飛瀧神社でも、特別御祈祷を受けることができます。

料金 祈祷初穂料:5,000円~
飛瀧神社 祈願所特別御祈祷料:10,000円~
授与品 祈祷後の授与品: お札、撤下品(祈祷料により変わります)
飛瀧神社:特別祈祷御札、撤下品(祈祷料により変わります)
厄除守:800円
受付時間 熊野那智大社:8:30~15:30
予約/申込方法 熊野那智大社:直接祈祷受付所で随時申し込み
飛瀧神社:1週間前までに予約
注意事項 郵送祈祷あり

熊野那智大社
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
公式HP: https://kumanonachitaisha.or.jp/

丹生都比売神社|伊都郡かつらぎ町

丹生都比売神社は、伊都郡かつらぎ町にある日本三大厄神の1つ数えられる神社です。別称として「天野大社」とも呼ばれる紀伊国一宮で、「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されています。

御祭神の丹生都比売大神は、古来魔除けとされる丹(赤い顔料)をつかさどり、あらゆる災厄を祓う女神とされ、その御神威をもって元寇を退け、紀伊国一之宮としたと伝わっています。

そして、弘法大師空海が高野山金剛峯寺を開いた際に神領高野山を弘法大師へ授け、高野山の総鎮守、真言密教の守護神となったとされ、厄除けの神様として、朝廷および幕府からも篤い崇敬を受けました。

1月の第3日曜日に厄除祭が開催されますが、厄除(厄年・災難除)の祈祷は通年行われています。

ご祭神の一柱、高野御子大神の使いの白黒2頭の犬が、弘法大師空海を高野山へ導いたとの伝説から、黒と白の紀州犬のご神犬がいます。

料金 祈祷初穂料:10,000円、30,000円(特別祈祷初穂料:神楽舞を奉納付き)
授与品 祈祷後の授与品: 情報なし
厄除御守:1,000円
受付時間 8:45~16:30
予約/申込方法 直接本堂祈祷受付所で随時申し込み、特別祈祷は電話で要予約
注意事項 通信による祈祷あり

丹生都比売神社
住所:和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野230
公式HP: https://www.nagatakannon.or.jp/

救馬渓観音|西牟婁郡上富田町

救馬渓観音は、飛鳥時代に修験道の開祖「役の行者」により開山されたとされる和歌山県南部で最古・最大の厄除け霊場です。

1426年に病にかかった小栗判官が治療に向かう途中、愛馬が病で動けなくなり、この観音に祈願したところ、愛馬はたちまちに全快したことから、救馬渓観音と名付けられました。

御本尊は、秘仏の馬頭観世音菩薩で、厄除・災難除・開運の観音様として信仰されています。

救馬渓観音では、厄年にかかわらず、最近良い事が無い、怪我が続くなどのお悩みをお持ちの方も厄除の御祈祷を受けることができます。ご祈祷は、通年で行われています。

救馬渓観音では開運厄除けの鐘、かわらけ投げなどの厄除けもあります。

料金 当座祈祷料:4,000円、7,000円、14,000円、20,000円(祈願料によって、お経、御作法、お札の大きさ、お供物が変わります)
他にも特別祈祷が15,000円(1週間)から140,000円(1年間)まであります。
御礼参り:3,000円以上
授与品 祈祷後の授与品: お札、お供物(祈願料によって変わります)
厄除組紐根付御守:800円、厄除たわし御守:1,000円、開運厄除御守:800円・1,000円
受付時間 御祈祷受付締め切りは各時間の15分前:季節により祈祷時間が変わります
予約/申込方法 直接祈祷受付所で随時申し込み
注意事項

救馬渓観音
住所:和歌山県西牟婁郡上富田町生馬313
公式HP:https://www.sukuma.jp

厄払いの御札・お守りは返納を忘れずに

厄除け 厄払い 御札

多くの神社・お寺では、厄払い(厄除け)のご祈祷を受けたあと、お守りや御札を授与していただけます。

お守り・御札に明確な使用期限はありませんが、「授かってから約1年」を目処にその効力は失われると考えられているため、翌年にはお礼参りに行き、お守り・御札を返納しましょう。

厄払い(厄除け)に限らず、全てのお守りは「神様の分身」と考えられているため、放っておくことは神様を蔑ろにすることになり、運気にも悪い影響を及ぼす可能性があります。

そのため、古いお守りは放置せず、できる限り授かった場所へ返納しましょう。

 

お守り・御札を送るだけ!「神社のお焚き上げ」がおすすめ

神社のお焚き上げ

旅行先で購入したお守りなど、やむおえない理由で、授かった場所への返納が難しいという方におすすめなのが、郵送お焚き上げサービス「神社のお焚き上げ」です。

「日本三大稲荷」の一つに数えられる祐徳稲荷神社では、通年で郵送でのお焚き上げを受け付けており、公式サイトから「お焚き上げキット」を購入し、お守りを神社に送るだけ。

最短1.5ヶ月でお焚き上げしていただくことができます。

  1. お焚き上げの依頼手順
  2. 公式サイトから「お焚き上げキット」を購入する
  3. 自宅にキットが届く
  4. 専用封筒にお守りを入れて神社に送る
  5. 祐徳稲荷神社で供養・お焚き上げが行われる
  6. お焚き上げ完了後、「ご祈祷動画」と「御焚上証明書」がメールで届く(郵送も可)

送料も全て神社が負担してくれるので、自宅から簡単にお焚き上げを依頼することができます。

「お焚き上げキット」は物の種類・サイズに応じて様々なタイプがあり、お守り数個であれば、「レタータイプ」のキットで1,980円税込〜依頼できます。

御札や神棚など、大きめのものもまとめてお焚き上げしたい方には、「ボックスタイプ」のキット(7,480円税込〜)がおすすめです。

いずれのキットも個数制限はなく、規定サイズ内であれば何点でも受け付けてもらえるので、ひな人形やぬいぐるみ、遺品などお焚き上げしたいものが他にもある場合は、一緒に送りましょう。

多くの神社・お寺では不燃物は受け付けておらず、ビニールや鈴など不燃性のものがついたお守りは持ち込む前に分別が必要ですが、「神社のお焚き上げ」サービスでは不燃物も受け付けているので、分別の手間なくそのまま送れるのも嬉しいポイントです。

古いお守りの処分にお困りの方は、ぜひ「神社のお焚き上げ」サービスの利用を検討してみてください。

神社のお焚き上げ_お焚き上げ