房総半島の南端に位置する鴨川市は、日蓮聖人ゆかりの聖地として知られる歴史深いまちです。
小湊には聖人生誕の地に建つ大本山「誕生寺」、清澄山には立教開宗の地「清澄寺」と、日蓮宗の二大本山が揃うことから、宗教的な巡礼地として古くから多くの参拝者が訪れています。
また、源頼朝ゆかりの「天津神明宮」や関東三大不動の一つ「大山不動尊」など、歴史と自然が融合したパワースポットが点在しています。
御朱印めぐりにも最適で、小湊エリアだけでも複数の寺院を徒歩で巡ることができます。
海と山に囲まれた豊かな自然の中で、心が洗われるような寺社巡りをぜひお楽しみください。
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※参拝時間/参拝料/所要時間は実際と異なる場合がございます。各施設の公式HPにて最新情報をご確認ください。
1位
誕生寺|千葉県鴨川市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
※朝のお勤めは6:20より約1時間
拝観料
内拝 500円
宝物館 500円
所要時間
住所
アクセス
京葉道路・館山自動車道 君津ICから車で約60分
誕生寺の見どころ
建治2年(1276年)、日蓮聖人の弟子である日家上人が、聖人生誕の旧跡に堂宇を建立したことに始まります。
その後、明応の大地震や元禄の大地震による津波の被害を受け、現在の地に移転して再建されました。
境内に入ってまず目を引くのは、千葉県下最大級といわれる仁王門です。
金剛力士像の迫力ある姿は、訪れる人々を圧倒します。
本堂である祖師堂には、日蓮聖人の像が祀られ、荘厳な雰囲気に包まれています。
宝物館では、聖人ゆかりの古文書や絵画、彫刻などが展示され、日蓮宗の歴史を学ぶことができます。
参道沿いには、聖人の生誕にまつわる伝説の地が点在し、聖地としての厳かな空気が漂います。
御朱印は本堂の授与所で拝受でき、参拝の記念にぴったりです。
房総半島の南端、海と山に囲まれた小湊の地で、聖人の偉大な足跡をたどる巡礼の旅をお楽しみください。
2位
清澄寺|千葉県鴨川市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
宝物館 9:00~16:00
拝観料
宝物館 大人300円
中学生以上 100円
所要時間
住所
アクセス
富津館山道路 鋸南保田ICから車で約50分
清澄寺の見どころ
宝亀2年(771年)に不思議法師が開創したと伝わり、1200年を超える歴史を誇ります。
12歳でこの寺に入った日蓮聖人が、32歳の建長5年(1253年)4月28日、旭が森で朝日に向かって「南無妙法蓮華経」と唱え、立教開宗を宣言した地として知られています。
境内には、樹齢800年を超えるといわれる「清澄の大杉(千年杉)」がそびえ、国の天然記念物に指定されています。
旭が森には日蓮聖人の銅像が立ち、太平洋を見下ろす絶景を望むことができます。
本堂をはじめ、摩尼殿や中門など趣のある建造物が並び、深い森に包まれた境内は荘厳な空気に満ちています。
宝物館では、聖人ゆかりの貴重な遺品や文化財を見学できます。
御朱印は授与所で拝受でき、立教開宗の地ならではの特別感があります。
四季折々の自然と歴史を感じられる、房総屈指の聖地です。
3位
天津神明宮|千葉県鴨川市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
JR外房線 安房天津駅からタクシーで約5分
天津神明宮の見どころ
治承4年(1180年)、石橋山の戦いで敗れて安房に逃れた源頼朝が、源氏再興を願って伊勢神宮に祈願し、その御分霊を勧請して創建したと伝わります。
御祭神は天照皇大神・豊受大神をはじめ、八重事代主神・大山祇神など七柱を祀り、開運や縁結びのご利益で広く信仰を集めています。
境内には千葉県の天然記念物に指定された「まるばちしゃの木」があり、北限の地に自生する亜熱帯性の落葉樹として貴重です。
6月頃には可憐な花を咲かせ、参拝者の目を楽しませてくれます。
境内右手には「御神水」が湧き、地元の方々や参拝者がお水取りに訪れる人気のスポットです。
社殿背後の山には鴨川市の天然記念物に指定された原生林が広がり、山頂には伊邪那岐・伊邪那美を祀る諾冊神社が鎮座しています。
房総屈指のパワースポットとして近年注目され、御朱印を求めて多くの参拝者が訪れています。
豊かな自然と歴史が調和した、心安らぐ神域です。
4位
鏡忍寺|千葉県鴨川市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
JR外房線 安房鴨川駅から徒歩約25分
鏡忍寺の見どころ
文永元年(1264年)11月11日、故郷に戻って布教していた日蓮聖人が、領主の工藤吉隆公の館へ向かう途中、この地で地頭・東条景信ら数百名の襲撃を受けました。
弟子の鏡忍房と駆け付けた工藤吉隆公はこの法難で命を落とし、聖人自身も額に三寸の刀傷を負われたと伝わります。
弘安4年(1281年)、聖人は両人の菩提を弔うため、工藤吉隆公の遺子・日隆上人に命じて当寺を開創させました。
境内には日蓮聖人がこの地に降臨したという「降神の槙」と呼ばれる槙の巨木が今も茂り、聖地としての雰囲気を伝えています。
祖師堂の欄間を飾る「波の伊八」こと武志伊八郎信由による七福神の彫刻三面は、鴨川市の有形文化財に指定された必見の作品です。
聖人の刃傷をしのぶ「降神の井戸」や「腰掛石」など、法難ゆかりの史跡が点在しています。
身を挺して聖人を守った人々の物語に思いを馳せながら、静かに参拝したい古刹です。
5位
大山不動尊|千葉県鴨川市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
本尊は2月3日節分会に開帳
拝観料
所要時間
住所
アクセス
富津館山道路 鋸南保田ICから車で約20分
大山不動尊の見どころ
成田山新勝寺、雨降山大山寺と並んで「関東三大不動」の一つに数えられる名刹です。
神亀元年(724年)に良弁僧正が開山したと伝えられ、源頼朝・足利尊氏・里見氏ら歴代の武将から篤い信仰を受けて栄えました。
天正期の戦乱で一時衰退しましたが、天正14年(1586年)に再興され、現在の不動堂は享和2年(1802年)に再建されたものです。
この不動堂正面の欄間には、鴨川出身の彫物大工で「波の伊八」と呼ばれた武志伊八郎信由による龍の彫刻が施され、本尊を安置する厨子とともに千葉県の有形文化財に指定されています。
本尊の木造不動明王像は秘仏とされ、毎年2月3日の節分会でのみ開帳されます。
境内は高蔵山の中腹に位置し、長狭平野や太平洋を一望できる絶景スポットとしても知られています。
毎年5月の第三日曜日には「柴燈護摩 火渡り祭り」が行われ、多くの参拝者で賑わいます。
長狭七福神の一つでもあり、御朱印を求めて訪れる方も多い人気の不動尊です。
6位
妙日山妙蓮寺|千葉県鴨川市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
JR外房線 安房小湊駅から徒歩約15分
妙日山妙蓮寺の見どころ
山号の「妙日山」と寺名の「妙蓮寺」は、日蓮聖人が父に贈った法号「妙日」と母に贈った法号「妙蓮」に由来します。
大本山誕生寺第三世を引退した中老僧の日静上人を開山として創建されました。
父・貫名重忠(正嘉2年、1258年没)と母・梅菊(文永4年、1267年没)がともに葬られた両親廟所として、日蓮宗信徒の篤い信仰を集めています。
本尊は大曼荼羅で、感応堂には中央に宗祖大聖人、左右に妙日尊儀・妙蓮尊儀を配した御三尊が安置されています。
堂内には海上安全の神様として知られる「得大勢二十三夜大月天王」と「妙之浦大弁財天」も祀られ、漁師町・小湊ならではの信仰を今に伝えています。
誕生寺から徒歩圏内にあり、日蓮聖人ゆかりの地を巡る御朱印めぐりの参拝者にも人気です。
聖人の親孝行の心を偲びながら、静かに手を合わせたい両親廟所です。
境内は小ぢんまりとしていますが、聖人の家族への想いが伝わる温かみのある雰囲気に包まれています。
7位
日蓮寺|千葉県鴨川市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
JR外房線 安房小湊駅から徒歩約20分
日蓮寺の見どころ
文永元年(1264年)11月11日、立教開宗より10年ぶりに房州に戻った日蓮聖人は、鏡忍寺の地で東条景信らに襲撃され、額に三寸の刀傷を負いました。
聖人はこの地に逃れて傷を癒され、後の建治3年(1277年)、中老僧の日家上人によって当寺が建立されました。
境内には「お疵洗いの井戸」が今も残り、聖人が額の傷をこの清水で洗い清めたと伝えられています。
参道を進むと、傷を養生された「岩屋」があり、その岩砂には大量のヨードが含まれていたため、塗り込むと傷口が見る間に塞がったという不思議な言い伝えが残ります。
ほかにも「袈裟掛けの松」「お手植えの霊燈」など、聖人ゆかりの史跡が境内各所に点在しています。
「お綿帽子の祖師」「剣難除けの祖師」として広く知られ、災難除けや病気平癒のご利益を求めて多くの参拝者が訪れます。
誕生寺・鏡忍寺と合わせて巡る、日蓮聖人ゆかりの霊跡めぐりに欠かせない一寺です。


