山形県は、雄大な山々と豊かな自然に育まれた信仰の地です。
出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山)を中心とした山岳信仰は「生まれかわりの旅」として古来より全国に知られ、今も多くの参拝者が霊峰を訪れます。
松尾芭蕉が「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」と詠んだ山寺(立石寺)や、上杉謙信公を祀る上杉神社(米沢市)、日本三文殊の一つ・亀岡文殊(高畠町)など、歴史的に名高いパワースポットが県内各地に点在しています。
庄内エリアには出羽三山神社をはじめ、龍神信仰の善寶寺、即身仏を安置する注連寺・南岳寺など、独自の信仰文化が深く根づいています。
また「東北の伊勢」とも称される熊野大社(南陽市)では、三羽のうさぎを探す参拝が人気を集めています。
御朱印巡りの起点として最上三十三観音第一番札所の若松寺(天童市)も外せません。
四季折々の自然美と深い歴史が織りなす山形の神社・お寺めぐりをどうぞお楽しみください。
山形県の神社お寺おすすめ人気ランキング
※参拝時間/参拝料/所要時間は実際と異なる場合がございます。各施設の公式HPにて最新情報をご確認ください。
1位
山寺(立石寺)|山形県山形市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
※季節により変動あり
拝観料
中学生200円
小学生150円
所要時間
住所
アクセス
山寺(立石寺)の見どころ
山形市北東部の険しい岩山に境内が広がり、根本中堂から奥の院まで続く約1,015段の石段は修行道らしい荘厳な雰囲気をたたえています。
元禄2年(1689年)には俳聖・松尾芭蕉がこの地を訪れ、「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」という名句を詠み、以来多くの文人・旅人に愛されてきました。
山頂付近の五大堂からは山形盆地を一望できる壮大な絶景が広がり、晴天時には蔵王連峰まで見渡すことができます。
国の重要文化財に指定された根本中堂には、比叡山延暦寺から分けた「不滅の法灯」が今も灯り続けており、1,000年以上の信仰の歴史を感じることができます。
秋の紅葉シーズンには岩山全体が赤や黄に鮮やかに彩られ、幻想的な景観が多くの参拝者を魅了します。
2位
出羽三山神社|山形県鶴岡市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
境内自由
拝観料
所要時間
住所
アクセス
出羽三山神社の見どころ
羽黒山山頂に鎮座する三山合祭殿は、三つの山の神々を一度に参拝できる格式ある神社として全国に知られています。
参道には樹齢300〜600年を超える杉の巨木が連なる杉並木が続き、国の特別天然記念物に指定されたこの参道を歩くだけで心が洗われる思いがします。
出羽三山は「生まれかわりの旅」として知られる山岳信仰の霊場で、現在も全国から修験者や参拝者が訪れます。
国の重要文化財に指定された建物が多数点在しており、日本の山岳信仰の精華を体感できる場所です。
御朱印は三山それぞれでいただけるほか、三山を合わせた特別御朱印も人気を集めています。
3位
上杉神社|山形県米沢市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
稽照殿 9:00~16:30(拝観)
拝観料
稽照殿 大人400円 小中学生100円
所要時間
住所
アクセス
上杉神社の見どころ
米沢城の本丸跡地に鎮座しており、桜の名所として知られる松が岬公園内に位置する緑豊かな環境が参拝者を迎えます。
謙信公の遺骸を安置した御堂を起源とし、明治9年(1876年)に旧藩士や地元住民の強い要請によって神社として創建された歴史を持ちます。
毎年4〜5月に開催される「上杉まつり」では、川中島の合戦を再現した武者行列が行われ、全国から多くの観光客が訪れます。
境内に隣接する宝物殿「稽照殿」には、謙信公ゆかりの甲冑・刀剣・書状などの貴重な資料が展示されており、戦国時代の息吹を肌で感じることができます。
「義」を重んじた謙信公の精神は今も受け継がれ、勝運・開運のパワースポットとして広く親しまれています。
4位
熊野大社|山形県南陽市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
熊野大社の見どころ
縁結びの神様として古くから信仰を集め、主祭神の伊邪那美命はじめ三柱の神々が祀られています。
境内に伝わる「三羽のうさぎ」の彫刻を見つけると願いが叶うという言い伝えがあり、参拝者が熱心に探す姿が見られる人気スポットです。
大同元年(806年)に紀伊国の熊野権現の勧請を受けて再興されたと伝えられ、それ以前から存在した古社としての歴史を持ちます。
置賜地方の豊かな自然に囲まれた境内は四季折々に美しく、縁結びや安産・縁切りなど多彩なご利益を求めて遠方からも多くの参拝者が訪れます。
5位
鳥海山大物忌神社|山形県飽海郡遊佐町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
鳥海山大物忌神社の見どころ
本社は鳥海山頂に鎮座し、麓の吹浦・蕨岡の二か所に口之宮(里宮)が置かれており、吹浦口之宮は日本海に近い自然豊かな環境に鎮座しています。
農業や漁業の守護神として古くから信仰され、庄内地方や秋田沿岸の人々に長く崇敬されてきました。
雄大な鳥海山を背景にした境内の景観は参拝者を圧倒する迫力があり、山の霊気が直接感じられる神聖なスポットです。
夏の登山シーズンには山頂本社への参拝登山を行う信仰登山者が訪れ、麓の口之宮も賑わいを見せます。
鳥海山は「出羽富士」とも呼ばれる美しい姿で知られており、四季折々の雄大な山岳美を楽しめます。
6位
荘内神社|山形県鶴岡市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
御朱印・御守 8:30~17:00
拝観料
所要時間
住所
アクセス
荘内神社の見どころ
鶴ヶ岡城の本丸跡地に位置する鶴岡公園内に鎮座しており、春は桜の名所として多くの花見客が訪れる市民の憩いの場でもあります。
明治10年(1877年)、旧藩士や庄内の人々の熱い要請によって創建され、地域の守護神として今日も篤く崇敬されています。
初代藩主・酒井忠次公をはじめ、名政治で知られる歴代藩主の仁政を偲ぶ参拝者が遠方からも多く訪れます。
御朱印は通常デザインのほか、季節限定の特別デザインも頒布されており、コレクターにも人気があります。
鶴岡公園の散策と組み合わせた参拝が定番で、庄内観光の起点としても最適なスポットです。
7位
亀岡文殊(大聖寺)|山形県東置賜郡高畠町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
亀岡文殊(大聖寺)の見どころ
大同2年(807年)に弘法大師空海によって開かれたと伝えられ、1,200年以上の歴史を誇ります。
本尊の文殊菩薩は「三人寄れば文殊の知恵」の言葉でも知られる知恵の仏様で、学業成就・合格祈願のパワースポットとして全国から受験生が参拝に訪れます。
受験シーズンを前にした秋から冬にかけては特に多くの参拝者で賑わい、合格祈願の絵馬が数多く奉納されます。
高畠町の里山に位置する境内からは田園風景が一望でき、春の桜・秋の紅葉と季節ごとに美しい景色を楽しめます。
学問成就のご利益を求めて遠方から訪れる参拝者も多く、東北屈指の学問の聖地として広く知られています。
8位
若松寺|山形県天童市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
10月〜3月 8:00~16:00
拝観料
所要時間
住所
アクセス
若松寺の見どころ
最上三十三観音霊場の第一番札所として知られており、巡礼者はここを出発点として東北各地を巡る旅に出ます。
本尊の十一面千手観世音菩薩は縁結びの観音様として有名で、良縁祈願を求める参拝者が全国から訪れます。
山形花笠まつりの花笠音頭「めでた若松観音様よ」と唄われており、山形県を代表する観音霊場として県民に深く愛されてきました。
天童市の山中にひっそりと佇む境内は静寂に包まれており、日常の喧騒を離れて心静かに祈りを捧げることができる環境が整っています。
春の桜・秋の紅葉と四季折々の自然の美しさに彩られた参拝体験が心に残ります。
9位
湯殿山神社|山形県鶴岡市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
湯殿山神社の見どころ
御神体は山中から湧き出る熱泉と赤茶色の巨大な岩で、「語るなかれ、聞くなかれ」という戒めのもとその詳細は古くから秘されてきました。
参拝者は裸足になり御神体に直接触れながら拝礼する独特の作法が今も守られており、他では体験できない神秘的な参拝を体験できます。
月山・羽黒山・湯殿山を巡る「出羽三山詣り」は精神的な再生と浄化をもたらす「生まれかわりの旅」として知られ、今も多くの参拝者が三山巡りを行います。
5月〜11月の開山期のみ参拝可能で、深山の神秘的な空気が訪れる人に深い感動を与えます。
湯殿山へ向かう参道の紅葉は格別の美しさで、秋の絶景スポットとしても知られています。
10位
羽黒山五重塔(正善院)|山形県鶴岡市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
※冬期は閉門
拝観料
子ども200円
所要時間
住所
アクセス
羽黒山五重塔(正善院)の見どころ
平将門の創建と伝えられる歴史を持ち、現存する塔は応安5年(1372年)に再建されたもので、600年以上の時を経た今も堂々たる姿を保っています。
随神門から続く約2kmの杉並木参道は国の特別天然記念物に指定されており、樹齢300〜600年を超える巨大な杉の木立の中を歩く体験は圧巻です。
五重塔の周囲は四季を通じて豊かな自然に包まれており、冬に雪景色の中に佇む五重塔の姿は特に神秘的な美しさを誇ります。
出羽三山信仰の霊場への参道途中に位置し、歴史と自然が一体となった唯一無二の空間を体感できます。
国宝と特別天然記念物の自然が同時に楽しめる、日本屈指の文化的景観の地です。
11位
総宮神社|山形県長井市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
総宮神社の見どころ
文禄2年(1593年)には長井郷44ヶ村の神社が合祀されて「總宮」と称されるようになり、地域の総社としての役割を担ってきました。
主祭神の日本武尊命は武勇と開拓の神として知られており、勝運・開運を願う参拝者が多く訪れます。
境内には樹齢を重ねた社叢が広がり、長井市街地に位置しながらも落ち着いた参拝環境が整っています。
毎年10月に行われる例大祭は地域の人々に深く親しまれており、山車や神輿が練り歩く賑やかな祭礼が代々受け継がれています。
山形鉄道フラワー長井線を利用してアクセスでき、長井市の歴史散策の中心地としても多くの参拝者に親しまれています。
12位
慈恩寺|山形県寒河江市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
高校生500円
小中学生200円
所要時間
住所
アクセス
慈恩寺の見どころ
現在は「慈恩宗」の本山として独自の宗旨を確立しており、東北における仏教文化の重要な中心地として知られています。
本尊の弥勒菩薩をはじめ、堂内に常設展示される29躯の仏像はすべて国の重要文化財に指定されており、圧倒的な仏像群を間近で拝観できる貴重な機会を提供しています。
江戸時代には東北随一の御朱印地を誇り、3院48坊という壮大な規模の大寺院として隆盛を極めた歴史があります。
年に数回行われる秘仏の特別公開では、普段は非公開の貴重な文化財を拝観できます。
寒河江市の豊かな自然に囲まれた境内は、秋の紅葉シーズンに特に美しく、多くの参拝者が訪れます。
13位
瑞宝山 本山慈恩寺|山形県寒河江市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
高校生500円
小中学生200円
所要時間
住所
アクセス
瑞宝山 本山慈恩寺の見どころ
「慈恩宗」の本山として独自の宗旨を確立しており、弥勒菩薩を本尊とする仏教文化の重要な聖地です。
境内に常設展示される国指定重要文化財の仏像29躯は圧倒的な存在感を誇り、これほどの規模で仏像を間近に拝観できる機会は全国でも稀有です。
江戸時代には3院48坊という壮大な規模を誇り、東北随一の御朱印地として長く栄えた歴史を持ちます。
季節に応じた特別公開や行事が定期的に開催されており、何度訪れても新たな魅力を発見できる寺院です。
山形・庄内地方の仏教文化を理解する上で欠かせない、格式高い本山です。
14位
山形縣護國神社|山形県山形市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
山形縣護國神社の見どころ
以来、日清・日露・第二次世界大戦など各戦争において山形県出身の英霊約40,845柱をお祀りし、その御霊の平安を祈り続けています。
山形市の緑豊かな高台に位置する広大な境内は、四季の木々が美しく、静寂な中で参拝を行うことができます。
春の桜の季節には境内が淡いピンク色に染まり、英霊への感謝と平和への祈りを捧げる訪問者が増えます。
地域の人々や遺族に深く根ざした神社として、初詣や春秋の大祭には多くの参拝者が訪れます。
清々しい社殿の佇まいの中で、命を懸けて国を守った先人への感謝を新たにできる場所です。
15位
諏訪神社|山形県山形市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
諏訪神社の見どころ
主祭神の建御名方神は勝負・武芸・農業の守護神として知られ、大国主大神・事代主大神の三柱が祀られています。
江戸時代には山形城下の鎮守として城下町の人々から厚く崇敬され、山形市の発展とともに歩んできた歴史があります。
市街地の中心部にありながら境内は緑豊かで落ち着いた雰囲気が漂い、地元の人々が日常的に参拝に訪れる身近な神社です。
縁結びのご利益でも知られており、結婚式も執り行われています。
春の例大祭は神輿・山車の巡行で賑わい、山形市の伝統行事として代々受け継がれている大切な祭礼です。
16位
善寶寺|山形県鶴岡市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
特別拝観 500円
所要時間
住所
アクセス
善寶寺の見どころ
二体の龍神(竜宮竜道大竜王・戒道大竜女)が姿を現してこの地に留まったという伝承を持ち、「龍王尊」として漁業・航海の守護神として庄内沿岸の人々から篤く信仰されてきました。
境内の「貝喰池」には竜神の化身とされる大ウナギが棲むとされ、独特の神秘的な雰囲気を醸し出しています。
本尊の薬師如来をはじめ、堂々たる伽藍が整備された境内は訪れる人に静寂と安らぎをもたらします。
鶴岡市内から少し離れた自然豊かな環境に位置しており、日常の喧騒を離れた落ち着いた参拝時間を過ごせます。
御朱印は丁寧に授与されており、庄内地方を代表する名刹として遠方からの参拝者も絶えません。
17位
注連寺|山形県鶴岡市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
11月〜4月 10:00~16:00
拝観料
所要時間
住所
アクセス
注連寺の見どころ
江戸時代後期に即身仏となった「鉄門海上人」が安置されており、生きたまま仏になったその尊いお姿を本堂で直接拝観することができます。
鉄門海上人は人々の幸福と平和を願い、極限まで食を断ちながら土中入定した修行僧で、現在も多くの参拝者が手を合わせています。
境内には壮大な天井画が描かれており、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星認定を受けた芸術的空間としても高く評価されています。
現代アートとの融合プロジェクトも行われており、伝統と革新が共存するユニークな寺院として国内外から注目を集めています。
湯殿山に向かう山中の静寂な環境で、独特の信仰文化と芸術を同時に体感できる貴重なスポットです。
18位
南岳寺|山形県鶴岡市
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
南岳寺の見どころ
鉄竜海上人は出羽三山の厳しい修行に精進し、五穀断ちの末に即身仏となった修行僧で、その御姿は今も本堂に大切に安置されています。
山形県には複数の即身仏が現存しており、南岳寺の鉄竜海上人はそのうちの一体として、人々の信仰と歴史を今に語り継ぐ貴重な存在です。
鶴岡市の市街地に位置するアクセスの良い寺院ながら、境内は静寂に包まれており、深い信仰の空気が漂っています。
拝観の際は外のチャイムを押すと住職が案内してくださり、即身仏の歴史や信仰について丁寧な説明を聞くことができます。
庄内地方の即身仏信仰を体感できる聖地として、修行と信仰の深さを心に刻む参拝体験ができます。

