ご祝儀袋の捨て方|処分のタイミングは?個人情報の処理・マナーについて解説

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ご祝儀をいただいたあとに残るご祝儀袋。

中のお金を受け取ったあと、華やかな水引や、いただいた方の名前が書かれた袋を前に「このまま捨ててしまってよいのだろうか」と手が止まってしまう方も多いのではないでしょうか?

結論からお伝えすると、ご祝儀袋は捨ててもマナー違反にはなりません。

ただし、贈り主の気持ちがこもったものですので、感謝を込めて丁寧に手放すことが大切です。

本記事では、ご祝儀袋の正しい捨て方の手順から、捨てる前に確認すること、捨てるタイミング、捨てることに抵抗がある場合の考え方まで詳しく解説します。

執筆・監修
神社のお焚き上げ編集部
郵送お焚き上げサービス「神社のお焚き上げ」(提携神社:祐徳稲荷神社)の運営を通じて得た知見と現地確認・独自調査を元に、企画・執筆・編集を行っています。

​この記事の結論
✓ご祝儀袋は捨ててもマナー違反ではありません
✓きれいな紙や布で包んでから可燃ごみへ。プラスチックの飾りは自治体のルールで分別を
✓捨てる前に金額と名前の記録と個人情報の処理を忘れずに
✓捨てるタイミングの目安は式後3か月〜半年

ご祝儀袋はゴミとして捨てても大丈夫?

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ご祝儀袋は、中のお金を受け取った時点で袋としての役目を終えています。
そのため、捨ててもマナー違反にはなりません。

大切なのは袋そのものではなく、お祝いの気持ちをしっかり受け取り、感謝を忘れずに扱うことです。

とはいえ、袋には贈り主の名前や、自分たちのために選んでくれた気持ちがこもっています。

凝った和紙や華やかな水引のものは、すぐに捨てるのは気が引けるという方も少なくありません。

そのため、袋をそのままごみ箱へ入れるのではなく、記録や個人情報の処理、紙で包むといったひと手間をかけてから手放すのがおすすめです。

ご祝儀袋は結婚式だけでなく、出産や新築のお祝いなどでもいただく機会がありますが、種類・用途が違っても基本的な考え方は同じです。

 

ご祝儀袋を捨てるタイミング

ご祝儀袋を捨てるタイミングに、決まりはありません。

式やお祝い事の余韻が残っているうちは、手元に置いておきたいという方も多く、目安としては式後3か月〜半年ほどとされています。

式の直後に処分する方もいれば、1年ほど保管してから手放す方もいます。

ご祝儀袋はかさばりやすいため、保管スペースや気持ちの区切りに合わせて、ご自身のタイミングで構いません。

どうしても捨てがたい場合は、記録を残したうえで写真に撮っておく、水引を箸袋やポチ袋などにリメイクして活かすといった方法もあります。

 

ご祝儀袋の捨て方・分別方法

ご祝儀袋は、外袋・中袋・水引の多くが紙でできているため、基本的には可燃ごみとして処分できます。

一方で、プラスチック製の水引や飾り、金属・ビーズなどの装飾が付いているものは、取り外したうえで、お住まいの自治体のルールに従って分別しましょう。

分別の区分は自治体ごとに異なります。素材によっては別の区分になる場合もありますので、迷ったときはお住まいの自治体のごみ分別ルールを確認してください。

 

より丁寧な捨て方|3ステップ

ご祝儀袋をゴミとして捨てるのに抵抗がある方向けに、より丁寧な処分手順をご紹介します。

用意するのは、白い紙(半紙やコピー用紙など)か、きれいな包装紙・布だけです。

STEP 1
紙を広げ、外袋・中袋・水引をまとめて置く
机など、清潔な平らな場所で行いましょう。素材によって分別が異なるものは、先に取り外しておきます。
ご祝儀袋 処分 捨て方
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STEP 2
これまでの感謝を伝え、きれいな紙や布で包む
「ありがとうございました」と心の中で伝えながら、白い紙やきれいな包装紙、布で包みます。
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STEP 3
ごみ袋の一番上に置いて可燃ごみへ
直接ごみ箱へ入れず、生ごみなどとは混ぜずに、ごみ袋の一番上に置くようにして出しましょう。

 

ご祝儀袋を捨てる前に確認すること

中袋にお金やメッセージが残っていないか

まずは、中袋と外袋の中をもう一度確認しましょう。

お金は取り出していても、中袋の奥に札が残っていたり、お祝いのメッセージカードやメモが入っていたりすることがあります。

うっかりそのまま捨ててしまうと取り返しがつきません。
袋を逆さにして軽く振るなど、最後に念入りに確認してから処分に進みましょう。

 

金額と名前を記録しておく

ご祝儀袋の中袋には、いただいた金額や贈り主の名前・住所が書かれています。

この情報は、内祝いのお返しの金額を決めるときや、将来その方のお祝い事があったときの参考になります。

お付き合い帳やエクセル、贈答記録用のアプリなどに書き写しておくと便利です。
手間をかけたくない場合は、外袋と中袋をスマートフォンで撮影して残しておくだけでも十分です。

 

個人情報(名前・住所)を処理する

中袋や短冊には、贈り主の名前や住所といった個人情報が書かれています。

そのまま捨ててしまうと、個人情報が第三者の目に触れるおそれがあります。

シュレッダーにかける、ハサミで細かく切る、油性ペンで黒く塗りつぶす、個人情報を隠せるスタンプやのりを使う、といった方法で、名前や住所が読み取れない状態にしてから処分しましょう。

 

思い入れのあるご祝儀袋は「お焚き上げ」がおすすめ

「ごみとして出すことに、どうしても抵抗がある」という方は、お焚き上げという方法を思い浮かべるかもしれません。

お焚き上げとは、お守りやお札、思い出の品など、粗末に扱いたくないものを火によって天にお還しする儀式のことです。

ご祝儀袋は、贈り主の祝福の気持ちがこもったものですので、「感謝を込めて手放したい」という気持ちに寄り添うお焚き上げは、考え方としてなじみます。

ただし、神社やお寺、どんど焼きの会場で、ご祝儀袋のお焚き上げを受け付けているところはほとんどありません。

近くに依頼できる神社・お寺がない方は、郵送で全国から縁起物・結納品などのお焚き上げを受け付けている「神社のお焚き上げ」サービスの利用を検討してみてください。

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ご祝儀袋の使い回しはしてもいい?

きれいなご祝儀袋を捨ててしまうのはもったいないと感じて、他の方へのお祝いに使い回せないかと考える方もいらっしゃいます。

しかし、ご祝儀袋の使い回しは避けたほうがよいでしょう。

ご祝儀袋は、あなたのお祝い事のために贈り主が用意してくれたものです。
人が一度手に取った袋を別の方へ渡すことを、失礼だと感じる方もいらっしゃいます。

「幸せのおすそ分けになる」という考え方もありますが、受け取る相手の気持ちを考えると、新しい袋を用意するのが無難です。

袋を活かしたい場合は、箸袋やポチ袋、水引のアレンジなど、お祝いの贈り物とは別の使い道を考えてみましょう。

 

ご祝儀袋の捨て方に関するよくある質問

出産祝い・新築祝いのご祝儀袋も同じ捨て方でいい?

はい、結婚祝い以外のご祝儀袋でも、基本の捨て方は同じです。

記録を残し、個人情報を処理したうえで、きれいな紙や布で包んで可燃ごみとして出してください。
捨てるタイミングにも決まりはありません。お返し(内祝い)が済むまでは記録の確認に使えるよう、袋を手元に置いておくと安心です。

香典袋(不祝儀袋)の捨て方は?

香典袋(不祝儀袋)も、基本的にはご祝儀袋と同じ考え方で処分できます。

中にお金や書類が残っていないかを確認し、金額や名前を控えたうえで、個人情報が分からないようにしてから、紙に包んで可燃ごみとして出しましょう。
お悔やみの場でいただいたものですので、気持ちが気になる場合は、ご祝儀袋とは別の紙で包んでから、他のごみとは分けて出すとより丁寧です。