足立区は東京の東北部に位置し、北千住を中心に江戸時代の宿場町の歴史と下町の温かみが息づく魅力的な街です。
関東三大厄除大師のひとつとして名高い「西新井大師 總持寺」は、春のぼたん苑や縁日で多くの人が訪れる区を代表するパワースポットです。
酉の市発祥の社として全国に知られる「花畑大鷲神社」、千寿七福神が祀られた「千住神社」や「千住本氷川神社」など、個性豊かな神社仏閣が数多く点在しています。
俳人・小林一茶が蛙相撲の句を詠んだ「炎天寺」は、ユニークな蛙の文化が根付く古刹として観光客にも人気です。
江北・竹ノ塚・梅田エリアにも歴史深い社寺が静かに佇んでいます。
御朱印めぐりや季節ごとの祭事など、足立区ならではの神社仏閣巡りをどうぞお楽しみください。
足立区の神社お寺おすすめ人気ランキング
※参拝時間/参拝料/所要時間は実際と異なる場合がございます。各施設の公式HPにて最新情報をご確認ください。
1位
西新井大師 總持寺|東京都足立区西新井
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
本堂 8:00~18:00
授与所 9:00~16:30
拝観料
所要時間
住所
アクセス
日暮里・舎人ライナー 西新井大師西駅から徒歩約16分
西新井大師 總持寺の見どころ
関東三大厄除大師の一つとして広く知られ、年間を通じて多くの参拝者が訪れます。
境内には絹本著色弘法大師像や銅鐘(梵鐘)など国指定の重要文化財が数多く伝わり、格調高い文化財の宝庫です。
大本堂は圧倒的な存在感を放ち、毎日護摩が焚かれる荘厳な空気に包まれています。
境内には六角観音堂や大日如来像、鐘楼堂なども点在し、広い敷地を散策しながら歴史の重みを感じることができます。
また、縁日には参道に多くの露店が並び、下町情緒あふれる賑わいが楽しめます。
春のぼたん苑では色とりどりのボタンが咲き誇り、季節ごとに異なる風情も魅力の一つです。
2位
花畑大鷲神社|東京都足立区花畑
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
社務所 8:30~18:00
拝観料
所要時間
住所
アクセス
東武スカイツリーライン 谷塚駅から東武バス「学校うら」下車 徒歩約5分
花畑大鷲神社の見どころ
平安時代の武将・源義光が東北へ向かう途中にこの地で戦勝を祈願した際に鷲を祀ったのが縁起とされています。
現在の本殿は嘉永7年(1854年)上棟・明治8年(1875年)竣工の総欅造りで、正面に彫られた昇り龍・降り龍は建築彫刻の名作として名高く、足立区登録有形文化財に指定されています。
拝殿も江戸時代前期の建築様式を伝える貴重な建造物です。
応永年間(1394〜1428年)より11月の酉の日に例祭が行われており、酉の市発祥の社として全国的に知られています。
酉の市の日には縁起物の熊手を売る屋台が立ち並び、威勢のよい手締めとともに境内は大いに賑わいます。
3位
千住神社|東京都足立区千住
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
京成本線 千住大橋駅から徒歩約7分
千住神社の見どころ
弘安2年(1279年)には武蔵国一之宮・氷川神社より分霊を勧請し、二社が歴史を重ねながら現在の千住神社へと発展しました。
境内には千寿七福神の恵比寿神が祀られており、七福神めぐりの参拝者が多く訪れます。
なかでも回転式の「願かけ恵比寿」は珍しく、男性は左へ・女性は右へ3回まわしてから祈願する独自の参拝作法が人気を集めています。
境内の富士塚は江戸時代から続く富士信仰の名残で、小高い塚を登ることで富士山への代参とする風習が今も伝わっています。
千住宿の歴史を感じさせる静かな空間の中で、地域の守り神として長く人々に親しまれてきた神社です。
4位
千住本氷川神社|東京都足立区千住
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
授与所 10:00~16:00
拝観料
所要時間
住所
アクセス
千住本氷川神社の見どころ
主祭神は素盞鳴尊で、千住エリアの鎮守として長く地域の人々に信仰されてきました。
境内には足立区登録有形民俗文化財に指定された旧社殿が現存しており、1間四方の木造切妻造に二重の破風を持つ特徴的な構造と、龍や鳥類の精緻な彫刻が見どころです。
久須志神社・三峯神社が合わせ祀られているほか、千寿七福神の大黒天も境内に安置されており、正月や毎月1日・15日には尊像が開帳されます。
北千住駅から徒歩5分という好立地でありながら、境内は静かで落ち着いた雰囲気を保っています。
季節ごとに趣向を凝らした限定御朱印が用意されており、御朱印集めを楽しむ参拝者にも人気の神社です。
5位
江北氷川神社|東京都足立区江北
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
授与所 9:00~17:00
拝観料
所要時間
住所
アクセス
都バス 荒川土手バス停から徒歩約2分
江北氷川神社の見どころ
主祭神は素盞嗚尊で、開拓神として古くからこの地に鎮座していたと伝えられます。
明治22年(1889年)に合併した旧江北村の総鎮守となり、江戸時代から続く歴史的背景を持つ格式高い神社です。
本殿は天保4年(1833年)に再建されたもので、境内の手水石には元禄12年(1699年)の銘があり、江戸時代からの歴史を今に伝えています。
神社の裏手は旧荒川堤の史跡で、かつて明治時代に皇孫殿下が桜を見学に訪れたという五色桜の名所として知られていました。
また、名誉宮司による直筆の短歌御朱印が全国的な人気を誇り、年に一度変わる短歌とともに多くの参拝者が訪れます。
6位
島根鷲神社|東京都足立区島根
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
社務所 9:00~17:00
拝観料
所要時間
住所
アクセス
東武スカイツリーライン 竹ノ塚駅から徒歩約17分
島根鷲神社の見どころ
主祭神は日本武尊で「子育てわし大明神」として知られ、安産・縁結びの神としても信仰を集めています。
境内には享和2年(1802年)造の明神型鳥居が現存し、足立区登録有形民俗文化財に指定されています。
本殿脇には「島根富士」と呼ばれる富士塚があり、江戸時代から続く富士信仰の跡を今に伝えています。
大きな石造の灯籠や、8代将軍徳川吉宗が腰掛けたとの伝承を持つ「将軍石」なども見どころの一つです。
例祭に奉納される「島根ばやし」と「島根神代神楽」はともに足立区無形民俗文化財に指定されており、古くから伝承されてきた伝統芸能を間近で体感できます。
7位
炎天寺|東京都足立区六月
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
炎天寺の見どころ
前九年の役に出征した源頼義・義家父子が当地で苦戦した際、八幡神に戦勝を祈願して勝利を得た故事に由来し、旧暦6月の出来事だったことから地名が「六月村」となり、炎天続きだったことから「炎天寺」と名付けられました。
江戸時代の俳人・小林一茶ゆかりの「俳句寺」として広く知られ、境内には「やせ蛙 負けるな一茶 是にあり」の句碑が立てられています。
毎年11月23日に開催される「一茶まつり」では奉納蛙相撲や全国小中学生俳句大会が行われ、全国から俳句ファンが訪れます。
かわいらしい蛙の置物が随所に飾られた「蛙のお寺」としても親しまれており、訪れる人の心を和ませます。
新四国四箇領八十八箇所霊場第88番札所でもあり、歴史と文化の薫り豊かな境内が広がります。
8位
大川町氷川神社|東京都足立区千住大川町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
大川町氷川神社の見どころ
主祭神は素盞嗚尊と宇迦之御魂命で、千住エリアの人々に長く親しまれてきました。
大正4年(1915年)の荒川放水路建設に伴い、元の鎮座地・千住五丁目河田から現在の地へ遷座した歴史を持ちます。
境内には「川田富士」と呼ばれる富士塚が鎮座しています。この富士塚はもともと千住河田の浅間神社にあったもので、昭和43年(1968年)に現在地へ移設され、昭和57年(1982年)に足立区有形民俗文化財として登録されました。
また、千寿七福神の布袋尊が平成20年(2008年)に長延寺から移設されており、正月の七福神めぐりの参拝客も多く訪れます。
千住の下町情緒が残るなか、静かに佇む境内は地域の歴史を静かに伝えています。
9位
舎人氷川神社|東京都足立区舎人
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
舎人氷川神社の見どころ
主祭神は須佐之男尊で、鎌倉時代から800年以上にわたり地域の鎮守として崇敬されてきました。
境内最大の見どころは、天保7年(1836年)創建の本殿です。比較的大型の本殿の壁面全体に昇竜・降竜・唐獅子・牡丹、さらに八岐大蛇退治・天の岩戸開き・天孫降臨など神話の場面が緻密な浮彫で彫り込まれており、宿場・市場として栄えた舎人の往時の繁栄を伝えています。
本殿は足立区登録有形文化財に指定されており、彫刻の見事さは地域随一と評されます。
弁天社の周りは池に囲まれ石橋が渡してあり、静かな境内の佇まいも魅力です。
見沼代親水公園駅から徒歩1分という好アクセスでありながら、下町の落ち着きを感じられる神社です。
10位
源長寺|東京都足立区千住仲町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
JR常磐線・東京メトロ 北千住駅から徒歩約10分
源長寺の見どころ
本尊は阿弥陀如来で、郡代・伊奈備前守忠次を敬慕して寺号が付けられたとされています。
千住七福神の寿老人が境内に祀られており、正月の七福神めぐりには多くの参拝者が訪れます。
境内には足立区指定記念物の石出掃部亮吉胤墓をはじめ、大阪冬の陣で活躍した西軍の武将・矢野和泉守の墓、落語の神様とも称される三遊亭圓朝が報恩のために寄進した石灯籠など、歴史的価値の高い遺構が多数残されています。
江戸時代の宿場町・千住宿の文化を今に伝える貴重な場所として、地域の歴史愛好家にも高く評価されています。
静かな境内は喧騒を離れた安らぎの空間となっており、歴史散策のルートに組み込む参拝者も多い寺院です。
11位
善立寺|東京都足立区梅田
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
東武スカイツリーライン 五反野駅から徒歩約10分
善立寺の見どころ
山号は大光山と称し、身延山久遠寺末触頭として、谷中の瑞輪寺・杉並区の宗延寺と並ぶ「江戸三大触頭」の一つに数えられた名刹です。
天正19年(1591年)、4世日得の代に徳川家康の江戸入府に随伴して内幸町へ移転し、以来江戸の日蓮宗を束ねる重要な役割を担いました。
慶安元年(1648年)に下谷新寺町へ移転してからは、安藤重長や宮崎時重らの外護を受け、塔頭10以上を擁する大寺として栄えました。
関東大震災や東京大空襲によって幾度も焼失しましたが、その都度再建され、昭和26年に現在の足立区梅田の地に移転しました。
現在も池上芳師法縁の寺院として地域の信仰を集めており、整備された境内は参道も歩きやすく、納骨堂や個人供養墓なども完備されています。
江戸時代から続く日蓮宗の歴史と伝統を感じられる貴重な寺院です。
12位
白幡八幡神社|東京都足立区千住宮元町
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
東武スカイツリーライン・JR常磐線・東京メトロ各線 北千住駅から徒歩約15分
白幡八幡神社の見どころ
元和2年(1616年)、名主の庄右衛門が先祖伝来の白幡を仲町氷川神社に奉納したことで白幡八幡社として祀られ、明治41年(1908年)に現在の社地に社殿が建立されました。
昭和20年(1945年)の戦災で焼失しましたが、昭和34年(1959年)に再建され、現在は千住神社の兼務社となっています。
御祭神は第15代天皇・応神天皇の神号である誉田別命(八幡大神)で、武運・勝運のご利益で広く知られています。
また「千住七福神」の毘沙門天を祀る霊場としても有名で、毎年正月には七福神めぐりの参拝者で賑わいます。
鳥居をくぐると境内はこぢんまりとしていますが、静寂な雰囲気の中に歴史の重みが感じられます。
千住の下町情緒を感じながら、武運と勝運を授かれる神社として地元住民に親しまれています。
13位
梅田神明宮|東京都足立区梅田
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
授与所 9:00~17:00
拝観料
所要時間
住所
アクセス
梅田神明宮の見どころ
当初は地主神を祀っていましたが、宝暦12年(1762年)の江戸大火の後に天照皇大神が奉斎され、現在の神明宮としての姿となりました。
特筆すべきは、天保11年(1840年)に井上正鐵が神主として奉仕し、「息の行法」を以て神道の極意を伝えたことです。
これが禊教(みそぎきょう)の発祥となり、梅田神明宮は禊教発祥の霊場として全国的に知られるようになりました。
禊教は後に教派神道十三派の一つとして公認された重要な宗教運動であり、その発祥の地である本神社は歴史的価値が高い場所です。
境内には参道の両側に高木から低木・草花まで一面に緑が広がり、都会の中とは思えない豊かな自然環境が整っています。
御神木はクスノキで、境内全体が緑に包まれた落ち着いた雰囲気の中で参拝できます。
14位
長円寺|東京都足立区千住
ご利益
御祭神
創建
参拝時間
拝観料
所要時間
住所
アクセス
長円寺の見どころ
正式名称は月松山照光院長円寺といい、雲海が携えていた薬師如来像が本尊として祀られています。
この薬師如来像は定朝風の名作として伝えられる秘仏で、病気平癒・眼病平癒のご利益で古くから信仰を集めています。
山門をくぐると格調ある本堂が正面に現れ、境内の右手には六地蔵をはじめとする石像が並ぶ、雰囲気のある空間が広がります。
境内には「魚籃観音堂」があり、神仏分離で隣の氷川神社から移された魚籃観音が安置されています。
山門左側の「めやみ地蔵」は子育てと眼病平癒の霊験があるとされ、「むかい目」という独特のデザインの千住絵馬が多数奉納されています。
また境内奥には「八十八ヶ所巡り毛彫石碣」という自然石に線刻された石仏群があり、民俗信仰の面から見ても貴重な文化遺産です。
かつて境内にはカラタチの生け垣が続いたことから「からたち寺」の異名も持ちます。

