人生で災難が降りかかりやすいとされる厄年。厄年は本厄と前厄・後厄の計3回ありますが、いずれも神社やお寺で厄払い(厄除け)を行うことで、穢れや邪気を祓い、災いを防ぐことができると言われています。
山形県内には、県内最大の初詣参拝客を集める山形縣護國神社、「東北の伊勢」と呼ばれる熊野大社、直江兼続公ゆかりの總宮神社など、厄払い(厄除け)のご利益で有名な神社・お寺があります。
本記事では、山形県内で厄払い(厄除け)を検討している方に向けて、県内の最強スポットを紹介します。
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でも、ゴミとして捨てるのは抵抗がある…
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神社のお焚き上げなら、御札を封筒に入れて神社に送るだけ。
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山形縣護國神社|山形市薬師町

山形縣護國神社は、1869年に建立された、県内でも参拝客の多いことで知られている神社です。
戊辰戦争以降、国ために命をささげた山形出身の英霊40,845柱を御祭神として祀っています。
境内の見どころとしては、日本一の青銅製狛犬が挙げられます。
創建150周年記念として奉納されたもので、道路沿いにあるため、車の中からでもその迫力が伝わってきます。
厄年祓をはじめとした御祈祷は、当日でも受付てくれますが、電話やインターネットからの予約が確実です。
郵送での祈祷も公式HPで申込可能。遠方の方はこちらを利用しましょう。
| 主なご利益 | 厄除け・商売繁盛・合格祈願・交通安全・家内安全 |
| 主な授与品 | 厄祓守・夢叶う守・六福かえる守 |
| 主な御朱印 | 神社名が中央に書かれた、直書きの御朱印 |
山形縣護國神社
住所:〒990-0053 山形県山形市薬師町2-8-75
公式HP:https://yamagataken-gokokujinja.jp/
諏訪神社|山形市諏訪町
諏訪神社は水不足に悩んだ1474年、城主の斯波右京大夫義春公の夢でお告げがあり、素早く建立して3日目の雨乞いの最中に大雨が降りだしたという伝承があります。
その際に初めての収穫物が茄子だったことから、例大祭の折には茄子を供え祈願する慣わしが現在でも続いています。
御祭神は健御名方富命(たけみなかたとみのみこと)で、延命厄徐、勝負事の神様として知られている柱です。
厄祓をはじめとする御祈祷は、事前予約にて受付ています。
末寺の普賢神社は辰年、巳年の守護神です。
そのことから、辰、巳年生まれの方は御祈祷だけでなく、普賢神社を参拝する姿が多くみられます。
| 主なご利益 | 厄除け・五穀豊穣・盛業繁栄・開運長寿・縁結び |
| 主な授与品 | 破魔矢・干支の絵馬 |
| 主な御朱印 | 見開きで諏訪神社と末社の御朱印 |
諏訪神社
住所:〒990-0033 山形県山形市諏訪町1-1-55
公式HP:https://yamagata-suwa.jp/
里之宮 湯殿山神社| 山形市旅篭町

里之宮湯殿山神社は、明治9年に県庁舎の守護神として創建されて以来、山形市を中心に広く厚い崇敬を受けている神社です。
御祭神は大山祗命(おおやまづみのみこと)、大已貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)の三柱で、身体健全、心願成就、子授けのご利益があります。
境内にはお腹を撫でることで子授けや安産のご利益のある子授け、安産のご利益がある「願い牛」があり、子授け祈願に訪れる夫婦の姿も見られます。
厄除祈願(厄祓い)の御祈祷は予約優先です。
厄年だけでなく、年齢に9がつく苦流し祈願、八方塞がりの祈願も行われています。
| 主なご利益 | 病気平癒・金運・商売繁盛・家内安全・安産・子授け |
| 主な授与品 | 厄除御守・紅花美咲守・本水晶勾玉腕守 |
| 主な御朱印 | 中央に朱の角印の直書きの御朱印 |
里之宮 湯殿山神社
住所:〒990-0047 山形県山形市旅篭町3-4-6
公式HP:https://www.yudonosan.jp/
熊野大社|南陽市宮内

熊野大社は、君が代の「さざれ石の巌となりて、苔のむすまで」とあるように、何もない岩に自然と苔という命が誕生する「むす」という力から「むすひ」の神様として、崇敬を受けている神社です。
「東北の伊勢」とも呼ばれ、また日本三熊野のひとつに数えられ、東北の熊野信仰の中心となっています。
古くから火の発祥の神社としても知られ、発火の神器である燧臼(ひきりうす)と燧杵(ひきりきね)を保管しています。
御祭神は素戔嗚尊の別称でもある熊野大神櫛御気野命(くまののおおかみくしみけぬのみこと)、伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)の夫婦神の三柱です。
日本最初の夫婦神が祀られていることから、全国的に知られた縁結びのパワースポットになっています。
御祈祷は祭りや神事がある日を除いて行われています。
ご自身の都合に合うかどうかを公式HPや電話で確認してから、申し込むことをお勧めします。
| 主なご利益 | 縁結び・安産・子孫繁栄・むすびの力 |
| 主な授与品 | 結ひうさぎ・風の音守り・疫病除護符 熊野大神元三大師 |
| 主な御朱印 | なぎの葉他、月替わりの御朱印 |
熊野大社
住所:〒992-0472 山形県南陽市宮内3476-1
公式HP:https://kumano-taisha.or.jp/
總宮神社|長井市横町

總宮神社(そうみやじんじゃ)は、長いあやめ公園の東隣に鎮座しています。802年、坂上田村麻呂の東征の際に赤崩山白鳥大明神を祀ったのが始まりです。
御祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)で、厄払いのほか、バイクの交通安全でも全国的に知られています。
厄祓などの御祈祷は、電話や公式HPから申し込むことができます。
境内には、直江兼続公が参拝の際に手植えをしたとされる9本の大杉があり、奉献した刀剣も保存されています。
直江兼続公といえば「愛」の文字を兜が有名です。お守りでも「愛」「義」といったゆかりのものが人気を集めています。
| 主なご利益 | 厄祓い・交通安全(バイクの安全) |
| 主な授与品 | 愛の御守・義の御守・厄祓い御守 |
| 主な御朱印 | 見開き、片面他、限定御朱印 |
總宮神社
住所:〒993-0087 山形県長井市横町14-24
公式HP:https://www.sohmiya.org/
荘内神社|鶴岡市馬場町

荘内神社は「鶴ヶ丘城」の本丸御殿の跡に鎮座する神社です。
御祭神は徳川四天王のひとりとして知られる初代藩主酒井忠次公、二代家次公、三代忠勝公、九代忠徳公と庄内藩歴代藩主の四柱で、厄除け、開運、産業繁栄のご利益が挙げられます。
厄祓いなどの御祈祷は、年中受け付けていますが、正月から節分までに受けるという慣わしにならった方が良いでしょう。
参拝、御祈祷だけでなく、日本桜100選にも選ばれた桜の名所の鶴岡公園内にある景勝地としても訪れる価値のある神社です。
御朱印も四季折々の鶴ヶ丘城御隅櫓が描かれるなど、御城好きの人にもおすすめできます。
| 主なご利益 | 開運招福・家内和合・産業繁栄 |
| 主な授与品 | 厄除け守・腕輪守・しあわせ桜守 |
| 主な御朱印 | 四季のデザインで鶴ヶ岡城御隅櫓が描かれた御朱印 |
荘内神社
住所:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町4-1
公式HP:https://jinjahan.com/
出羽三山神社|鶴岡市羽黒町

出羽三山神社は、開山以来羽黒は古修験道が継承されている神社です。
羽黒山に稲倉魂命(うかのみたまのみこと)、月山に月読命(つきやまのみこと)、湯殿山には大山祇命(おおやまづみのみこと)のほか三柱と、それぞれ御祭神が祀られています。
この出羽三山をすべて巡ることは「生まれ変わりの旅」とされ、現世、過去、未来を浄化するご利益があるとされています。
御祈祷は三社神合祭殿で受けられます。
際殿は羽黒山の山頂にあり、石段を約90分かけて登る必要があります。祭典や挙式がある場合は、本殿での祈祷ができない場合があるので、事前に問い合わせてから向かいましょう。
| 主なご利益 | 厄除け・合格・学業成就・縁結び・健康・安産・子授け |
| 主な授与品 | 厄除守・清身守・福鈴守 |
| 主な御朱印 | 通常御朱印・限定御朱印あり |
出羽三山神社
住所:〒997-0292 山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7
公式HP:http://www.dewasanzan.jp/
庭月観音 |最上郡鮭川村庭月

庭月観音は庭月山月蔵院という正式名称をもつ、天台宗の寺院です。
御本尊は観音菩薩で、縁結び、安産・子宝、厄除け、長寿のご利益があるパワースポットとして知られています。
毎年8月18日に行われる「灯ろう流し」は、東日本最大級の催しです。多くの灯ろうが川面を彩る幻想的な子受けを見ることができます。
厄災(災)清浄は、厄年、厄除けの御祈祷です。
原則予約制なので、連絡を入れてから参拝に向かいましょう。
| 主なご利益 | 心願成就・開運・運気上昇・家内安全・病気平癒 |
| 主な授与品 | 出羽百観音結願証・最上三十三観音結願・結願証、満願証 |
| 主な御朱印 | 聖観世音菩薩が描かれた見開きの御朱印 |
庭月観音
住所:〒999-5207 山形県最上郡鮭川村大字庭月2829
公式HP:http://niwatukikannon.com/
厄払いの御札・お守りは返納を忘れずに

多くの神社・お寺では、厄払い(厄除け)のご祈祷を受けたあと、お守りや御札を授与していただけます。
お守り・御札に明確な使用期限はありませんが、「授かってから約1年」を目処にその効力は失われると考えられているため、翌年にはお礼参りに行き、お守り・御札を返納しましょう。
厄払い(厄除け)に限らず、全てのお守りは「神様の分身」と考えられているため、放っておくことは神様を蔑ろにすることになり、運気にも悪い影響を及ぼす可能性があります。
そのため、古いお守りは放置せず、できる限り授かった場所へ返納しましょう。
お守り・御札を送るだけ!「神社のお焚き上げ」がおすすめ

旅行先で購入したお守りなど、やむおえない理由で、授かった場所への返納が難しいという方におすすめなのが、郵送お焚き上げサービス「神社のお焚き上げ」です。
「日本三大稲荷」の一つに数えられる祐徳稲荷神社では、通年で郵送でのお焚き上げを受け付けており、公式サイトから「お焚き上げキット」を購入し、お守りを神社に送るだけ。
最短1.5ヶ月でお焚き上げしていただくことができます。
- お焚き上げの依頼手順
- 公式サイトから「お焚き上げキット」を購入する
- 自宅にキットが届く
- 専用封筒にお守りを入れて神社に送る
- 祐徳稲荷神社で供養・お焚き上げが行われる
- お焚き上げ完了後、「ご祈祷動画」と「御焚上証明書」がメールで届く(郵送も可)
送料も全て神社が負担してくれるので、自宅から簡単にお焚き上げを依頼することができます。
「お焚き上げキット」は物の種類・サイズに応じて様々なタイプがあり、お守り数個であれば、「レタータイプ」のキットで1,980円税込〜依頼できます。
御札や神棚など、大きめのものもまとめてお焚き上げしたい方には、「ボックスタイプ」のキット(7,480円税込〜)がおすすめです。
いずれのキットも個数制限はなく、規定サイズ内であれば何点でも受け付けてもらえるので、ひな人形やぬいぐるみ、遺品などお焚き上げしたいものが他にもある場合は、一緒に送りましょう。
多くの神社・お寺では不燃物は受け付けておらず、ビニールや鈴など不燃性のものがついたお守りは持ち込む前に分別が必要ですが、「神社のお焚き上げ」サービスでは不燃物も受け付けているので、分別の手間なくそのまま送れるのも嬉しいポイントです。
古いお守りの処分にお困りの方は、ぜひ「神社のお焚き上げ」サービスの利用を検討してみてください。




