写真・アルバムの安全な捨て方、分別方法は?注意点・仕分けのコツを詳しく解説

写真 捨て方 処分 分別 コラム

家族や友人との思い出、子供の成長記録などを記録した写真やアルバム。

  • 古い写真やアルバムを整理・処分したい
  • 遺品整理で大量の写真やアルバムが出てきた

といった場合、写真は燃えるゴミとして捨てることができます。

しかし、写真には多くの個人情報が含まれているため、処分方法には注意が必要です。

また中には、「思い出の写真が多くて捨てられない」「どうやって断捨離すれば良いか分からない」など、写真の整理・断捨離でお悩みの方も多いのではないでしょうか?

本記事では、写真・アルバムの処分を検討している方に向けて、安全に捨てる方法と仕分けのコツ、気持ちよく手放す方法をご紹介します。

神社のお焚き上げ_お焚き上げ

古い写真・アルバムを処分したい。
でも、ゴミとして捨てるのは抵抗がある…

そんな方におすすめなのが、「神社のお焚き上げ」サービスです。

神社のお焚き上げなら、写真・アルバムを神社に送るだけ。
日本三大稲荷の一つに数えられる祐徳稲荷神社で、最短1.5ヶ月で供養・お焚き上げしてもらうことができます。

神社のお焚き上げ の特徴・メリット
 送料無料
写真1枚〜依頼OK!アルバムもそのまま送れる
お守り・御札・遺品など、写真以外の物もまとめてお焚き上げ可能
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クレジットカード、オンライン決済可

古い写真・アルバムの処分にお困りの方は、ぜひ利用を検討してみてください。

写真・アルバムの捨て方

古い写真 アルバム

写真は燃えるゴミとして自治体のごみ収集に出して処分するのが一般的です。
その場合は、必ず自治体のルールに従って捨ててください。

多くの自治体では「燃えるゴミ」に分類されます。

写真には人物の顔や個人を特定できるものが写っているケースも少なくありません。
個人情報が漏れないよう処理をしてから捨てるようにしましょう。

 

写真・アルバムを捨てる際の注意点

古紙回収に写真は出せない

写真は「燃えるゴミ」に分別されます。

古紙回収は、新聞や雑誌、チラシ広告といった物が対象になります。写真は回収されないため注意しましょう。

 

個人情報が特定されないよう処理する

写真を捨てる場合は、個人情報が特定されないように処理してから処分するようにしましょう。

個人情報が特定できるような写真を捨ててしまうと、以下のようなリスクがあります。

  • 住んでいる場所、地域が特定される
  • 一緒に写っている人の個人情報も漏洩する
  • インターネットに晒される
  • 誘拐・詐欺に悪用される

技術が発達した現代では、写真に写っている人の瞳に映った背景から「どこで撮った写真」なのか特定することも可能です。

特に人物が写っている写真を処分する際には細心の注意を払いましょう。

 

個人情報漏洩を防ぐ方法

細断する・シュレッダーにかける

1つ目は、写真を細断する、またはシュレッダーにかける方法です。

ハサミで細断する場合は、人物の顔など個人情報が特定されやすい箇所を重点的に切ると良いでしょう。

枚数が少ない場合は、手で細かくちぎる方法もあります。

枚数が多い場合は、シュレッダーにかけることで短時間で処理を済ませることができます。

 

まとめて包む

2つ目は、複数の写真をまとめてテープで包んで捨てる方法です。

写真の量が多く細断が面倒な場合は、写真をまとめて束ごとガムテープなど粘着性の強いテープで包んで捨てると、一度にたくさんの写真を処理することができます。

自宅にガムテープがない場合は、写真をまとめて新聞紙や紙袋に入れ、開封できないようしっかりと包んで捨てる方法もあります。

膨大な量の写真を一度に包んでしまうと、中身確認のためにゴミ処理場で開封されてしまう可能性もあるため、適度な量を包み分けて捨てるのがポイントです。

 

漂白剤に浸ける

3つめは、写真を漂白剤につけて白くする方法です。

※漂白剤は脱色効果があるため、色が抜けても良い服装で行うようにしてください。

【用意するもの】

  • 漂白剤
  • ぬるま湯
  • ゴム手袋
  • 写真が入る容器

【手順】

  1. ゴム手袋を着け、用意した容器に漂白剤とぬるま湯を適量入れる
  2. 容器の中に写真を入れて浸す
  3. 数分経つ
  4. 写真のインクが溶けて写真が白飛びする
  5. 写真を容器から上げ、なるべく水分を含まないようにして捨てる

 

不用品回収業者・遺品整理業者に依頼する

遺品整理 不用品回収

  • 処分したい写真・アルバムが膨大にある
  • 遺品整理で出た写真・アルバムを処分したい
  • 写真以外にも処分したい物がある

という場合は、不用品回収業者や遺品整理業者への依頼を検討しても良いでしょう。
大量のアルバムや大判サイズの写真を処分する際にもおすすめです。

業者を探す際には、個人情報の取り扱いについて事前に確認するようにしましょう。

悪質業者によるぼったくり等のトラブルも増えているため、「一般廃棄物収集運搬許可」などの資格を持っている業者に見積もりを依頼しましょう。

 

捨てられない写真・アルバムは「お焚き上げ」がおすすめ

お寺 菩提寺 お焚き上げ

思い出の詰まった写真を「ゴミとして捨てるのは抵抗がある」という方も多くいらっしゃるかと思います。
そんな時には、神社やお寺に写真・アルバムのお焚き上げを依頼する方法もおすすめです。

お焚き上げとは、故人の遺品や思い入れのあるお品を火で燃やし、天にお還しする宗教儀式のことです。

全国には通年でお焚き上げを行っている神社・お寺があり、遺影や故人の写真だけでなく、思い入れのある写真、いわゆる心霊写真などもお焚き上げを依頼することができます。

中には郵送でのお焚き上げを受け付けている寺社もあり、直接持ち込みなしで依頼することもできます。

費用は寺社により異なりますが、1枚あたり数千円、1箱あたり5,000〜1万円が相場となります。
「御志納」となっている場合は、1万円をのし袋(または白い袋)に入れてお渡しするのが通例です。

近年は環境負荷への配慮から、不燃物を受け付けている寺社が少ないため、遺影の額など、不燃物は事前に分別してから持ち込むようにしましょう。

中にはアルバムが対象外となっている寺社や、写真の量によっては追加料金がかかる場合もあるため、必ず事前に確認してください。

寺社の境内で供養・お焚き上げしていただくことで、罪悪感なく写真を処分できます。

 

写真・アルバムを郵送するだけ!「神社のお焚き上げ」がおすすめ

神社のお焚き上げ

  • 今すぐ写真・アルバムをお焚き上げしたい
  • 神社・お寺に持ち込むことが難しい

という方におすすめなのが、祐徳稲荷神社(佐賀県鹿島市)が行なっているお焚き上げサービス「神社のお焚き上げ」です。

「日本三大稲荷」の一つに数えられる祐徳稲荷神社では、通年で郵送でのお焚き上げを受け付けており、最短1.5ヶ月でお焚き上げしていただくことができます。

申し込み、利用手順は以下の通り。

  1. サイトから「お焚き上げキット」を購入する
  2. お焚き上げキットが自宅に届く
  3. 専用封筒(または箱)に写真・アルバムを詰めて神社に送る
  4. 神社で供養・お焚き上げを実施
  5. お焚き上げ完了後、「お焚き上げ証明書」と「ご祈祷動画」がメール(または郵送)で届く

キットの注文にはクレジットカード、Amazon payなどオンライン決済が利用でき、送料も全て神社側が負担してくれるので、自宅から簡単にお焚き上げを依頼できます。

費用は写真の枚数・サイズにより異なりますが、普通サイズの写真1枚〜数十枚程度であれば、「レタータイプS」のキットで1,980円税込〜依頼可能です。

大量の写真やアルバムをまとめて送りたい場合は、「ボックスタイプ」のキット(7,480円税込〜)がおすすめです。

いずれのキットも個数制限はなく、規定サイズ内であれば何点でも送ることができ、写真以外のものも受け付けてもらえるので、お守り・御札、その他遺品など、お焚き上げしたいものが他にもある方は一緒に送りましょう。

多くの寺社では不燃物を受け付けていない場合がほとんどですが、「神社のお焚き上げ」サービスでは、不燃物も受け付けてもらえるので、遺影も額付きのまま送ることができ、分別の手間がかからないのも嬉しいポイントです。

古い写真・アルバムの処分にお困りの方は、ぜひ活用してみてください。

神社のお焚き上げ_お焚き上げ

 

大量の写真を仕分け・断捨離する際のポイント

結婚式、成人式など節目の写真を保管

七五三

写真の仕分けに困った場合は、人生の節目ごとに写真を数枚厳選する方法がおすすめです。
具体的には、

  • 誕生日
  • 七五三
  • 入園式・入学式
  • (学校・習い事などの)発表会
  • 卒園式・卒業式
  • (体育祭・文化祭などの)学校行事
  • 成人式
  • 結婚式
  • 出産

など、記念日や新しい家族が増えた時が大きな節目にあたります。

イベントごとに写真を仕分け、その中から特にお気に入りの写真を数枚ずつ保管しておくと、あとで見返す際にも便利です。

 

各場面の写真を1枚ずつに絞る

写真 整理

写真が大量にある、捨てられない人の傾向として、同じような写真をいくつも保管しているケースがあります。

同じような場面の写真をいくつも残していると、必然と写真の量は増えていきます。

同じ背景・被写体の写真が複数ある場合は、1枚だけ残して他は処分するようにしましょう。

 

捨てられない写真はデータ化して保存

写真 データ化

  • 紙の写真の全て処分したい
  • 捨てられない写真がたくさんある場合

という場合は、写真をデータ化して保存する方法もおすすめです。

写真をデータにすることで、いつでもスマホ等で見返すことができ、印刷できるというメリットがあります。

アルバムなどの写真をまとめてデータ化したい場合は、写真をスキャン・データ化できるサービス・業者に依頼しましょう。

数枚であれば、スマホで撮影するだけでデータ化できるアプリもおすすめです。

データ化した写真をデジタルフォトスタンドに入れれば、自宅でいつでも見返すことができます。

お子さんの成長記録など、データ化した写真を1冊のフォトブックにまとめてご両親(祖父母)へプレゼントしても喜ばれるでしょう。

 

写真をデータ化できる主なサービス・業者

写真をデジタル化できる主なサービス・業者をご紹介します。

サービス名 料金(アルバム1冊) 料金(写真バラ) 納品形態
節目写真館 ¥3,300〜(200枚まで) ¥70〜 DVD
USBメモリ
SDカード
富士フイルム × アルバムは対応不可 ¥,420〜(100枚パック) DVD
カメラのキタムラ ¥2,980〜(40ページまで) ¥110/1枚
+基本料金 ¥550
DVD
Blu-ray
CD
フエルスキャンサービス ¥2,750〜 ¥66〜 DVD
クラウドアプリ
そのままスキャン ¥5,800〜 ¥29〜 DVD
USBメモリ
ダウンロード

 

写真をデータ化できる主なアプリ

スマホで写真を撮影し、そのままデータ化できるアプリもあります。

写真のデータ化を試してみたい方には、無料で利用できる「フォトスキャン」というアプリがおすすめです。

フォトスキャン by Google フォト

写真に写った反射光なども自動的に修正・削除され、綺麗にデータ化することができます。

写真をデータ化したいという方はぜひ試してみてください。

 

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