東京で初詣！人気&穴場の神社・お寺をご紹介

東京には初詣に人気の寺社が多くあり、どこに行く悩んでしまうの方も多いのではないでしょうか？

日本一の参拝客数を誇る渋谷に鎮座する明治神宮、浅草のシンボルといえる「雷門」のある浅草寺、除夜の鐘の中継が毎年ある増上寺、屋台が多いことで知られる西新井大師、初日の出を拝む事で人気の髙尾山薬王院など、いろいろな特徴のある初詣を楽しむことができます。

この記事では、東京都にあるたくさんの寺社から、初詣に特に人気のある寺社や穴場の寺社を地域別に取り上げ、その由緒、縁起、そして初詣の行事や縁起物をご紹介します。

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東京都内の初詣来場者数ランキング
初詣で人気！東京の神社・お寺
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東京都内の初詣来場者数ランキング

1位	明治神宮	約310万人
2位	浅草寺	約300万人
3位	西新井大師總持寺	約50万人
4位	大國魂神社	約50万人
4位	湯島天満宮（湯島天神）	約35万人

※参拝者数は、各神社仏閣の発表や情報誌などからの推定値となります

初詣で人気！東京の神社・お寺

東京大神宮｜千代田区富士見

東京大神宮は、明治13年に伊勢神宮の遥拝殿として創建された「東京のお伊勢さま」として親しまれている千代田区に鎮座する神社です。「伊勢神宮」へのお参りと同じご利益があると言われる、東京五社の一つに数えられる格式の高い神社です。

結びの働きを司る造化の三神である天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神が祀られていることから、特に縁結びにご利益があると神社として知られ、また子孫繁栄、豊穣、家内安全、商売繁昌、厄除開運などのご利益があるとされています。

日本初の神前結婚式を執り行ったことでも知られ、心結び、縁結び、幸結びスポットとして良縁を願う参拝客が多く訪れます。

干支の絵馬や一刀彫、土鈴などの縁起物があり、三が日は、伊勢神宮と縁が深いことから、樽酒、おしるこの振る舞いがあります。

1月1日～3日の８時～10時に、お神札やお守りを受けた参拝者先着1,000名に開運招福の「ミニ干支絵馬」が頒布されます。

初詣期間	1月1日 0:00～
参拝者数	5万人（例年）
主な行事/イベント	歳旦祭：1月1日　6:00〜元始祭：1月3日　8:00〜
駐車場の有無	なし
注意事項	–

東京大神宮
住所：東京都千代田区富士見2-4-1
公式HP：https://www.tokyodaijingu.or.jp/

神田明神（神田神社）｜千代田区外神田

神田明神は730年に創建された神田に鎮座する古社で、江戸の総鎮守として古くから人々に親しまれてきました。　正式名は、神田神社です。

1600年に徳川家康が戦勝祈願をし、関ケ原の戦いに勝利したことから、家康の崇敬を受け、江戸時代には江戸総鎮守として幕府の庇護のもと、神田祭が盛大に行われるようになりました。

ご祭神として、一之宮に縁結びの神・大己貴命（だいこく様）、二之宮に商売繁盛の神・少彦名命（えびす様）、三之宮に除災厄除けの神・平将門命が祀られ、商売繁盛、勝負運、厄除け、恋愛成就のご利益があるとされます。

商売繁盛や仕事運の御利益があるため、経営者やビジネスマンが多く参拝に訪れることで知られています。

破魔矢、熊手など多数の縁起物の他、正月限定の大国様・恵比寿様のお守りが授与できます。

神楽殿では獅子舞など伝統芸能が披露されるなど、境内でが様々な催しや多くの露店が出て賑わい、江戸の風情が感じられることでも初詣に人気のある神社です。

初詣期間	1月1日 0:00～
参拝者数	30万人（例年）
主な行事/イベント	歳旦祭：1月1日 0:00 ～神楽始：1月17日 15:00～
駐車場の有無	若干あり（1月1日～31日では利用不可）
注意事項	交通規制あり：本郷通り（国道17） 12月31日：20:00 〜1月1日 21:00 1月2日・3日・6日：8:00 〜21:00

神田神社（神田明神）
住所：東京都千代田区外神田2-16-2
公式HP：https://www.kandamyoujin.or.jp/

日枝神社｜千代田区永田町

日枝神社は、鎌倉時代に山王宮を祀ったこと起源とする永田町に鎮座する「山王さん」として知られる古社です。

徳川家康が江戸城を居城とするにあたり、「徳川家の守り神」「江戸城の鎮守」として将軍家の鎮守神として尊崇されていました。江戸城が皇居となったことで、日枝神社は皇居の守り神「皇城の鎮」として崇められています。

毎年6月には、日本三大祭に数えられる山王祭が開催されることでも有名です。

主祭神の大山咋神は、仕事運・出世運・商売繁盛のご利益があり、政財界や企業経営者からの信仰が厚い神社です。

大山咋神は、山の神であることから、境内には狛犬ではなく、神の使いとされる「神猿（狛猿）」の夫婦像が鎮座し、子孫繁栄や安産、良縁の象徴として親しまれています。

お正月の主な縁起物は、破魔矢・干支絵馬・土鈴・一刀彫等が授与できます。正月三が日に破魔矢を受けた参拝者向けに新春の神楽（破魔矢神楽）が奉仕され、振る舞い酒があります。

初詣期間	1月1日 0:00～
参拝者数	25万人（例年）
主な行事/イベント	若水祭：1月1日0:00～　十二世山階彌右衛門師による神能「ひとり翁」が奉奏歳旦祭：1月1日 7:00～元始祭：1月3日 8:00～
駐車場の有無	あり（100台）
注意事項	交通規制の情報はなし

日枝神社
住所：東京都千代田区永田町2-10-5
公式HP：https://www.hiejinja.net/

明治神宮｜渋谷区代々木

渋谷にありながら広大な鎮守の森が広がる明治神宮は、1920年に創建された明治天皇と昭憲皇太后を祀る神社です。

初詣には毎年300万人を超える参拝客が訪れ、日本一の参拝客数を誇りす。

ご利益は、厄除け、安全祈願、良縁、家庭円満まで多岐にわたります。

正月の縁起物として干支絵馬、干支鈴、鏑矢、守護矢、福扇、鳥居材を使用した除災招福守が授与され、毎年12月31日の夜から1月4日ごろまで多くの屋台が並びます。

初詣期間	1月1日 0:00～
参拝者数	310万人（例年）
主な行事/イベント	新年初祈願祭：1月1日1:00 ～歳旦祭：　1月1日 7:00 ～
駐車場の有無	あり（1月1～3日は利用不可）
注意事項	三が日は、車輌の境内進入ができません。また、周辺道路には交通規制あり：12/31：22:00 ～1/1 17: 00、1/2、1/3：10: 00～17: 00

明治神宮
住所：東京都渋谷区代々木神園町1-1
公式HP：https://www.meijijingu.or.jp/

代々木八幡宮｜渋谷区代々木

代々木八幡宮は、渋谷にある太古の森に鎮座する鎌倉時代に創建された古社です。　主祭神として応神天皇を祀り、ご利益は厄除開運・産業・文化の発展と守護として信仰されてきました。

境内社の出世稲荷社は、仕事運・金運アップの御利益があると多くの人が参拝に訪れるパワースポットとして人気があります。

お正月には茅の輪と謹賀新年と書かれた提灯が設置されます。都心にありながら、自然の中で初詣の穴場的な存在として近年人気が出ています。

正月限定の御朱印やお守り、お札などが授与され、お正月期間には多くの屋台が出ることでも人気です。

初詣期間	1月1日 0:00～
参拝者数	5万人（例年）
主な行事/イベント	昇殿参拝（新年の祈祷）：1月1日 0:00〜
駐車場の有無	あり（約10台）
注意事項	–

代々木八幡宮
住所：東京都渋谷区代々木5-1-1
公式HP：https://www.yoyogihachimangu.or.jp/

増上寺｜港区芝公園

増上寺は、東京タワーを背景に鎮座する徳川家の菩提寺として知られる600年の歴史をもつ浄土宗の寺院です。

家康公が戦の際に常に携行し、天下統一を成し遂げたという家康公ゆかりの秘仏「黒本尊阿弥陀如来」を祀り、勝運、災難除けのご利益で知られています。

増上寺では、古い御守・御札・お位牌などをご供養し、お焚き上げする浄焚会が大晦日の23時から行われます。

その後、除夜の鐘の前で法要が営まれ、年明けと同時に、大梵鐘が除夜の鐘を鳴らし、新年の訪れを伝えます。　そして本堂にて修正会、そして安国殿で正月初祈願が始まります。　除夜の鐘は、鐘撞き券を購入した一般客もつくことが出来ます。

鐘つき後に記念品として干支の絵馬と、御守り、そして豆大福が授与されます。大晦日から多くの屋台が並びます。

初詣期間	1月1日 0:00～14日
参拝者数	10万人（例年）
主な行事/イベント	浄焚会：12月31日　23:00 〜修正会；1月1日 0:00 ～正月初祈願：1月1日　00:00～02:30
駐車場の有無	なし
注意事項	鐘撞三解脱門改修工事中のため、大晦日21時から1月4日17時まで三門の通行を禁止。

増上寺
住所：東京都港区芝公園4-7-35
公式HP：https://www.zojoji.or.jp/

赤坂氷川神社｜港区赤坂

赤坂氷川神社は、951年に創祀されたとされる赤坂にある古社です。

ご祭神は、縁結びを司る素盞嗚尊・奇稲田姫命・大己貴命の３柱で、縁結びのご利益で知られています。また八岐大蛇を退治した素盞嗚尊をお祀りしていることから、古来より「厄除」の御神徳があるとされます。

初詣の時期には、手作りの「はりこ干支みくじ」や、1月1日から8日まで限定の茜草の赤で染められた御朱印「初茜」が授与されます。　また元旦の0時から2時まで甘酒の振る舞いがあります。

初詣期間	1月1日 0:00～
参拝者数	5万人（例年）
主な行事/イベント	歳旦祭：1月1日
駐車場の有無	あり（9台）
注意事項	–

赤坂氷川神社
住所：東京都港区赤坂6丁目10-12
公式HP：https://www.akasakahikawa.or.jp/

豊川稲荷東京別院｜港区元赤坂

豊川稲荷東京別院は、赤坂にある曹洞宗の寺院で、愛知県豊川市の名刹「豊川閣妙厳寺」の東京別院として1828年に創建されました。

江戸南町名奉行で有名な大岡越前守忠が、豊川稲荷から鎮守・吒枳尼天を勧請し、江戸の下屋敷稲荷として自邸に祀ったことが始まりと言われています。

豊川吒枳尼眞天が仏法守護の善神であることから、商売繁盛・金運上昇・家内安全・福徳開運などのご利益があるされ、特に商売繁盛を願い多くの参拝客が初詣に訪れます。　また芸能・芸事の上達にご利益があることでも有名で、多くの芸能人が提灯を奉納しています。

財布に入れて持ち歩くと、金運上昇のご利益のあるとされる融通金（黄色の袋に入った10円玉）が人気です。また干支の御朱印帳、絵馬、お守りが授与されます。

初詣期間	1月1日 0:00～
参拝者数	10万人（例年）
主な行事/イベント	–
駐車場の有無	あり（ただし1月12日まで封鎖）
注意事項	–

豊川稲荷東京別院　（豊川閣妙厳寺東京別院）
住所：〒107-0051 東京都港区元赤坂1丁目4－7
公式HP：http://www.toyokawainari-tokyo.jp/

愛宕神社｜港区愛宕

愛宕神社は、東京23区で最も高い、標高約26mの愛宕山の山頂に鎮座すする港区にある神社です。

徳川家康公の命により、江戸の防火を願って火伏せの神・火産霊命を主祭神として1603年に創建されました。道の急勾配な86段の「出世の石段」は、登り切ることで仕事運や出世運が向上すると伝えられています。

防火・防災、出世運、商売繁盛、金運招福、縁結びなど多彩なご利益で知られます。

愛宕神社では、他の神社ではあまりにない、すぎゆく年の無事を感謝し、新しい年の安全をお祈りするお祭りである「除夜祭」がろうそくの明かりの中で12月31日 23時45分から行われます。神事の後鏡開きが行われ、参拝者に樽酒がふるまわれます。

初詣期間	1月1日 0:00～
参拝者数	3万人 (例年）
主な行事/イベント	除夜祭鏡開き式：12月31日 23:45〜歳旦祭：1月1日 8:00 ～七草火焚き祭り：1月7日11:00～　（七草粥の振る舞いあり）
駐車場の有無	あり（30日から1月7日まで使用不可）
注意事項	–

愛宕神社
住所：東京都港区愛宕1-5-3
公式HP：https://www.atago-jinja.com/

浅草寺｜台東区浅草

浅草のシンボル「雷門」のある浅草寺は、飛鳥時代628年に創建されたとされる都内最古の古刹です。

漁師が川から引き揚げた「聖観世音菩薩」の像を本尊とし、古くは源頼朝や足利尊氏、徳川家康など、数々の武人が武運を祈願したことでも知られています。浅草寺のご利益は、所願成就です。

元日0:00に弁天山にある鐘楼で「除夜の鐘」が打たれ、鐘の音を合図に、本堂の内陣で新年特別祈祷が始まります。

初詣の縁起物として、開運厄除札、心願成就·良縁招福のご利益がある愛染宝弓、開運厄除け守りが授与されます。

1月5日に開催される牛玉加持会では、額に押し当てて火防・盗難除け加護を受ける「牛玉札」が授与されます。

初詣中は、境内にはたくさんの屋台が立ち並び、また雷門から続く参道の仲見世商店街はさまざまな正月飾りで彩られ、大変賑わいます。

初詣期間	1月1日 0:00～7日
参拝者数	300万人（例年）
主な行事/イベント	除夜の鐘　1月1日　0:00～修正会　12月31日～2026年1月6日新年特別祈祷　1月1日0:00～1月7日牛玉加持会　1月5日 10:00～
駐車場の有無	あり（30日から1月7日まで使用不可）
注意事項	歩行者：大晦日の深夜、仲見世通りは浅草寺へ向かう一方通行になります。交通規制；雷門通り車両通行止め 12/31　23:00 ~ 3:00、1/1~1/3 11:00~17:00

浅草寺
住所：東京都台東区浅草2-3-1
公式HP：https://www.senso-ji.jp/

柴又帝釈天（題経寺）｜葛飾区柴又

柴又帝釈天は、1629年に日忠上人によって開山された日蓮宗の寺院です。正式名は経栄山題経寺です。

日蓮聖人が刻んだと伝わる帝釈天の板本尊は、「戦いの神」「守護神」として信仰され、病気平癒・厄除け・勝負運のご利益があるとされます。

映画「男はつらいよ」でおなじみの寅さんのゆかりの下町情緒あふれる地として、毎年多くの初詣客が訪れます。

除夜の鐘は元旦0時から、参加を申し込んだ先着108人が撞く事ができます。

毎年1月1日から7日まで限定で「加太守」が授与できます。加太守は、細い竹の先に兜がついたお守りで、「幸福を太く加える」という意味を持ち、恵方に頭を向けておくとその方角から開運招福のご利益がもたらされると人気です。

毎年多くの屋台が参道に並び、昔からの草団子、ラムネ、みたらし団子などが食べれることでも知られています。

初詣期間	1月1日 0:00～7日
参拝者数	25万人（例年）
主な行事/イベント	除夜の鐘：1月1日　0:00 〜祈祷会：1月1～7日
駐車場の有無	あり　（12月31日10時～1月3日通行止のため使用不可）
注意事項	–

題経寺（柴又帝釈天）
住所：東京都葛飾区柴又7-10-3
公式HP：https://www.taishakuten.com/

富岡八幡宮｜江東区富岡

富岡八幡宮

富岡八幡宮は、1627年に創建された「深川の八幡さま」の名で親しまれる神社です。　　江戸時代に大相撲が発祥した地としても知られ、横綱力士碑があります。江戸三大祭りの一つ、深川八幡祭りでも有名です。

ご利益は、開運、厄除けや商売繁盛です。

元旦には、富岡八幡宮で発祥した縁起物「白羽の矢」の授与を始める神事が行われ、その後参拝客は授与できます。また干支の親子土鈴、正月限定の御朱印が授与できます。

1月3日に、獅子舞奉納、7日に宮頭の刺又乗り、他にも葵太鼓・和太鼓演奏など、さまざまな行事があります。毎年参道の両側には屋台が並びます。

初詣期間	1月1日 0:00～
参拝者数	20万人（例年）
主な行事/イベント	白羽の矢授与式・歳旦祭：1月1日8時～獅子舞奉納：1月3日 10: 15 宮頭の刺又乗り・木遣りの奉納　1月7日14:30
駐車場の有無	あり（20台、ただし1日から3日は使用不可）
注意事項	1月1日から3日まで交通規制あり

富岡八幡宮
住所：東京都江東区富岡1-20-3
公式HP：http://www.tomiokahachimangu.or.jp/

亀戸天神社｜江東区亀戸

1661年に創建された菅原道真公を御祭神とする亀戸天神社は、下町の天神様として親しまれ、学業成就、合格祈願、開運招福、厄除けを願い初詣に多くの参拝者が訪れます。　関東三大天神の一つに数えられています。

九州太宰府天満宮にならって造られたという社殿、回廊、心字池、太鼓橋が配置された見事な杜で、東国天満宮の宗社です。

正月三が日には、多くの屋台が境内に並ぶことで知られています。

1月24日と25日催される天神様の「鷽替神事」が有名で、木彫りの「鷽像」が授与されます。　ほかにも限定の「うそ替え守り」や「御朱印」なども授与されます。

初詣期間	1月1日 0:00～
参拝者数	15万人（例年）
主な行事/イベント	歳旦祭：1月1日新年特別昇殿祈願祭：1月1日〜7日鷽替え神事：1月24日・25日　8:30〜
駐車場の有無	なし
注意事項	大晦日から正月三が日の期間中に交通規制あり

亀戸天神社
住所：東京都江東区亀戸3丁目6-1
公式HP：https://kameidotenjin-sha.jp/

西新井大師　總持寺｜足立区西新井

西新井大師は、厄除け祈願所として足立区西新井に826年に創建された真言宗豊山派の寺院です。　正式名は、五智山遍照院　總持寺です。地元の人々から「お大師さま」と慕われる下町の古刹です。

川崎大師や観福寺大師堂と並び、「関東厄除け三大師」の一つとして知られています。

寺伝によると、諸国を巡っていた弘法大師（空海）が災厄で苦しむこの地の人々の救済のために刻んだ十一面観世音菩薩と大師像を堂に安置し、護摩祈祷を行ったところ、清らかな水が湧き、病はたちどころに平癒したと伝えられ、その井戸がお堂の西側にあったことから「西新井」の地名となったと伝えられています。

厄除け祈願所として親しまれていますが、開運、商売繁盛、家内安全、無病息災など様々な所願成就などのご利益があります。

西新井大師では、大晦日0時より、人数制限なく希望すれば誰でも無料で1度ずつ除夜の鐘をつく事ができます。

初詣期間は境内に150ほどの屋台が並び、だるま、熊手、破魔矢などの縁起物も販売されます。

初詣期間	1月1日 0:00～２月3日
参拝者数	50万人　（例年）
主な行事/イベント	除夜の鐘：1月1日 0 :00 〜元朝大護摩供：1月1日0:00〜17:00 (15回) 大護摩祈願：1月2日～初大師：1月21日
駐車場の有無	なし
注意事項	正月の混雑時には事故等防止のため交通規制あり

西新井大師　總持寺
住所：東京都足立区西新井1-15-1
公式HP：https://www.nishiaraidaishi.or.jp/

湯島天満宮（湯島天神）｜文京区湯島

湯島天満宮は、「湯島天神」の名で親しまれる、開運・力の神の天之手力雄命と、学問の神の菅原道真公を御祭神とする文京区湯島に鎮座する神社です。創建は458年の古社で、関東三大天神の一つに数えられています。

湯島天神は、受験生が合格祈願に訪れるだけでなく、厄除けや開運祈願に、例年三が日だけで約25～30万人の参拝客が訪れる人気の初詣スポットです。

開運招福御神矢、学業成就御神矢、干支置物、干支絵馬などの縁起物が授与できます。また新春限定の御朱印や切り絵御朱印も人気があります。

例年お神酒の無料授与があり、甘酒の露店、初占いコーナーなどが多くの露店が設けられ、賑わいます。

1月25日にはうそ替え神事を含む初天神が催されます。

初詣期間	1月1日 0:00～
参拝者数	35万人（例年）
主な行事/イベント	元旦祭：1月1日初天神・鷽替え神事：1月25日
駐車場の有無	なし
注意事項	大晦日、元旦～4日は、神社周辺は交通規制あり

湯島天満宮（湯島天神）
住所：東京都文京区湯島3-30-1
公式HP：https://www.yushimatenjin.or.jp/

根津神社｜文京区根津

根津神社は、1900年前に日本神話の英雄・ヤマトタケル尊が創祀したとされる文京区根津に鎮座する神社です。

相殿合わせて五柱の神様を祀り、厄除け、開運招福、心願成就、家内安全、縁結び、商売繁盛など幅広いご利益で知られています。

五代将軍・徳川綱吉が六代将軍となる徳川家宣の産土神として奉建した権現造りの壮麗な社殿と乙女稲荷神社の千本鳥居が美しい神社です。

元旦の12時と14時には、権現太鼓が奉納され、正月限定の干支土鈴、破魔矢、限定御朱印が授与できます。三が日は多くの露店が並びます。

初詣期間	1月1日 0:00～
参拝者数	–
主な行事/イベント	歳旦祭：1月1日元始祭：1月3日
駐車場の有無	あり
注意事項	–

根津神社
住所：東京都文京区根津1-28-9
公式HP：https://nedujinja.or.jp/

大宮八幡宮｜杉並区大宮

大宮八幡宮は、源頼義により平安時代の1063年に創建された八幡三神を祀る神社です。　武蔵国三大宮の1つで、境内は1万4000坪と広大な神域を持つことから「多摩の大宮」とも呼ばれます。

多摩地域を含む東京のほぼ中央に位置するため「東京のへそ」とも呼ばれています。

御祭神に応神天皇とその両親の親子三神が祀られていることから、「子育厄除け八幡さま」として親しまれ、厄除け、子育て・安産・家内安全のご利益で信仰されています。

元旦には、0時より歳旦祭が斎行され、引き続き新春厄除開運初大祈願祭（一番祈願祭）が斎行されます。先着50名に熊手と絵馬を授与されます。2日には、新春除魔神事「小笠原流蟇目の儀・大的式」が行われ、3日には元始祭が奉仕されます。

縁起物として干支の絵馬、干支の親子土鈴、破魔矢などが授与されます。　例年多くの露店が出店しています。

初詣期間	1月1日 0:00～15日
参拝者数	15万人（例年）
主な行事/イベント	歳旦祭　新春厄除開運初大祈願祭：1月1日 0:00〜小笠原流除魔神事蟇目ノ儀・大的式：1月２日 10 : 00〜元始祭：1月3日　9:00〜古神矢・古神札等焼納祭：1月15日11 : 30〜
駐車場の有無	あり
注意事項	–

大宮八幡宮
住所：東京都杉並区大宮2丁目3－1
公式HP：https://www.ohmiya-hachimangu.or.jp/

池上本門寺｜大田区池上

池上本門寺は、東京都大田区にある日蓮宗の大本山で、日蓮聖人が1282年に開山し、またご入滅された霊場です。徳川2代将軍秀忠の乳母が寄進した関東最古の五重塔があります。

池上本門寺では、1月1日0時から除夜の鐘を鳴らして新年の幕開けをお祝いし、大堂では開運除厄・所願成就の新春祈願が奉仕されます。鐘撞整理券は、12月31日23時から先着600名に配られます。

正月限定の幸せを運ぶかわいい白鳩がついた福鳩守（節分まで）、さくら絵馬、御朱印が授与されます。

他にも「日光さる軍団」による猿回しが元旦から12日まで境内で催され、また参道には多くの屋台・露店が並び賑やかです。

初詣期間	1月1日 0:00～15日
参拝者数	15万人（例年）
主な行事/イベント	除夜の鐘：1月1日 0:00〜新春特別祈願：1月1日 0:00〜
駐車場の有無	あり　（年末年始の駐車場は祈願利用者専用）
注意事項	1月1日～3日 10: 00から17 : 00 まで境内周辺・境内内では車両通行規制があり

池上本門寺
住所：東京都大田区池上1丁目1－1
公式HP：https://honmonji.jp/

目黒不動尊　瀧泉寺｜目黒区下目黒

龍泉寺は、808年に慈覚大師円仁が自ら彫刻した目黒不動明王をお祀りしたことに始まる天台宗の寺院です。古くから目黒不動尊、目黒のお不動さんと呼ばれ親しまれてきました。

関東最古の不動霊場で、また日本三大不動の一つにあげられ、毎年多くの参拝客が初詣に訪れます。

目黒不動尊は江戸時代から裏鬼門を守るお寺として知られ、厄除けのご利益で特に知られています。　主なご利益は災厄除・縁結び・大願成就・開運出世です。

目黒不動尊では、1月1日0時から除夜の鐘が鳴り、本堂では新年初護摩祈願が始まります。　除夜の鐘は予約制で先着100名が参加でき、破魔矢などが授与できます。

正月の縁起物として干支張子のついた破魔矢が授与され、正月限定の御朱印があります。例年、多くの屋台で賑わうことでも人気があります。

初詣期間	1月1日 0:00～
参拝者数	10万人（例年）
主な行事/イベント	除夜の鐘：　1月1日 0:00〜新年初護摩：1月1日〜8日
駐車場の有無	なし
注意事項	–

目黒不動尊龍泉寺
住所：東京都目黒区下目黒3丁目20番地26号
公式HP： https://megurofudo.jp/,

深大寺｜調布市深大寺

深大寺は、調布市にある厄除け元三大師を祀る733年に創建された天台宗のお寺です。正式名称は浮岳山昌楽院深大寺です。

秘仏の元三大師像は、坐像でありながら2メートル近い巨像で、僧侶の姿をしたものの中では日本最大の大きさで、古来より強力な厄除けとして信仰されてきました。また、東日本最古の国宝指定の「釈迦如来像」も奉安されています。

厄除け、除災、災難除けのご利益で有名ですが、開祖の両親が深沙大王の加護で結ばれたことから、縁結びや良縁成就の信仰も集めています。

正月三が日は例年、約20万人の初詣参拝者があり、除夜の鐘と共に全僧侶による護摩祈願（修正会大護摩供）が執り行われます。　除夜の鐘は先着108人が撞く事ができます。

破魔矢、熊手、干支土鈴などの正月限定の授与品と御朱印があります。

境内には複数の湧水源があり、その水を使った「深大寺そば」が有名で、門前の参道には20軒余りのそば屋が並び、その年越しそばを目当てに初詣に訪れる参拝者も多くいます。

初詣期間	1月1日 0:00～
参拝者数	20万人（例年）
主な行事/イベント	除夜の鐘：1月1日 0:00～修正会大護摩供：1月1日 0:00～
駐車場の有無	なし
注意事項	三が日 10:00～16:00は深大寺通り（水神苑前信号～三鷹通りまで）が西から東方向への一方通行となります。

深大寺
住所：東京都調布市深大寺元町5-15-1
公式HP：https://www.jindaiji.or.jp/

高尾山薬王院｜八王子市高尾町

高尾山薬王院は、八王子市の高尾山にある744年に聖武天皇の勅命により東国鎮護の祈願寺として、行基菩薩により開山されたと伝えられている霊山・高尾山にある古寺です。

薬王院は、山岳信仰を基とする飯縄権現をご本尊として奉ったことから、修験道の道場として繁栄し、また山伏の修行の姿が天狗と結びついたとされる天狗信仰の中心でもあります。

千葉県の「成田山新勝寺」、神奈川県の「川崎大師平間寺」とともに真言宗智山派の三大本山の一つに数えられる寺院です。

高尾山薬王院のご利益は、火防・厄除け・開運・家内安全です。

高尾山は大晦日深夜から元旦にかけての「2年参り」が行われるため、大晦日は終夜ケーブルカーが運行しています。

大晦日の23時45分に御導師が薬王院の鐘を撞いた後に一般参加者が除夜の鐘がつき、大本堂では元旦0時から新春特別開帳大護摩供が厳修されます。

元旦の朝、薬王院境内にて初日の出を拝む「迎光祭」の行事があり、僧侶たちと一緒にご来光を拝むことができることでも人気です。

お正月の縁起物として、開運天狗うちわ(1月1日～節分）、熊手、福箕、破魔矢が授与されます。

初詣期間	1月1日 0:00～
参拝者数	30万人（例年）
主な行事/イベント	除夜の鐘：12月31日 23:45～新春特別開帳大護摩修行：1月1日 0:00～迎光祭：1月1日06:30～
駐車場の有無	あり
注意事項	–

高尾山薬王院有喜寺
住所：東京都八王子市高尾町2177
公式HP：https://www.takaosan.or.jp/

大國魂神社｜府中市宮町

大國魂神社は、武蔵の国土を開拓された神様、大國魂大神を武蔵国の守り神としてお祀りしている111年創建の武蔵国の武蔵総社六所宮と呼ばれた都内屈指の古社です。

毎年4月30日から5月6日に開催される「くらやみ祭」は、都内最大級の伝統行事として知られています。

主祭神の大國魂大神は出雲の大国主神とご同神とされ、人びとに衣食住の道や医療法、まじないの術を授けてくれた神様として、厄除け、縁結び、開運招福·商売繁盛のご利益があるとされます。

大國魂神社の新年は、1月1日午前0時から崇敬者60名が裃姿で太鼓を打ち悪疫を追い払う儀式「初太鼓太鼓打初式」が行われ、初太鼓が鳴り響くと1年のご加護を祈る新春祈祷が始まります。

境内では、1月1日と2日に氏子青年会による振る舞い酒や甘酒が振る舞われ、6日は恒例の梯子乗りの奉納が拝殿前で行われます。

毎年、その年の干支に合わせた巨大な大絵馬が飾られ、破魔矢、熊手、福寿煎餅、勝守、開運鈴など、「福」や「縁起」にちなんだ縁起物の種類が非常に多いことでも有名です。

参道には多くの屋台が並び賑わいます。

初詣期間	1月1日 0:00～
参拝者数	50万人（例年）
主な行事/イベント	初太鼓打初式 1月1日 0:00～歳旦祭：1月1日海幸山幸祭：1月2日元始祭、年始祭：1月3日
駐車場の有無	あり（有料、200台）
注意事項	–

大國魂神社
住所：東京都府中市宮町3-1
公式HP：https://www.ookunitamajinja.or.jp/

高幡不動尊｜日野市高幡

高幡不動尊金剛寺は、日野市高幡に鎮座する関東三大不動の一つとされる、真言宗智山派別格本山の寺院です。正式名は、高幡山明王院金剛寺、「高幡のお不動さん」として親しまれています。

幕末に活躍した新選組副長土方歳三（日野市出身）の菩提寺としても有名です。

本尊は密教の教主・大日如来の化身で、あらゆる災厄を払うとされる不動明王です。ご利益は、厄除け、交通安全、病気平癒（眼病平癒）、災難消除、煩悩消滅、心願成就、縁切りです。

高幡不動では、先着108名による除夜の鐘で始まります。

高幡不動の有名な縁起物は、元旦1月1日から2月の節分会まで授与される「厄除けほのほうちわ」です。他にも干支が付いた破魔矢、干支の土鈴、絵馬が授与されます。

初詣期間	1月1日 0:00〜2月3日
参拝者数	30万人（例年）
主な行事/イベント	除夜の鐘：1月1日 0:00〜修正会大護摩供：1月1日〜3日　（元朝祈願大護摩修行）
駐車場の有無	あり（無料）
注意事項	境内では、中央がご参拝の方、両歩道がご参拝終了の方となります。交通規制；参道周辺道路の規制が12月31日23時から3日まであり。